【感想・ネタバレ】「環境の科学」が一冊でまるごとわかるのレビュー

あらすじ

地球の環境が一時的によくなっているというニュースを目にすることがあります。人間の活動により、人間にとっての地球環境が急激に変化し続けていることは確かです。温暖化一つにしても、さまざまな見解がありますが、「環境問題」について、自分の頭で考えるためには政治や経済などに影響されない科学的な知識が必要になります。本書では、環境問題の基礎知識と歴史から始まり、人々の関心の高いさまざまな環境とその問題について、とにかくニュートラルな目線で易しく解説していきます。

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Posted by ブクログ

環境に関係ある?と思うパートもあったが、網羅的に環境の科学が記載されているので概略をつかむのによい。

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2025年04月09日

Posted by ブクログ

職場が環境対策部門なので、空いてる時間にこの本を読んだ。
非常に基礎的な話を分かりやすく書かれている。

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2021年09月14日

Posted by ブクログ

環境に何かできることがないか考える前に実際何が問題なのかの確認

地球自身、寒冷な氷期と温暖な間氷期を繰り返している
間氷期は2万年〜10万年続く
現在の間氷期は1万1000年前に始まり、天文学的に次の氷期は2〜3万年後と言われており、間氷期がまだしばらく続く可能性は高い
地球が自律的に気温を上昇させている可能性もある

しかし太陽エネルギーを溜め込む温室効果ガス、特に二酸化炭素の産業革命以降の濃度上昇が著しいことも事実
温室効果ガスにより気温が高くなることに加え、
気温が高いと気体は水に溶けにくくなるため、
海水に溶けていた二酸化炭素が空気中に放出されてさらに気温が高まるという正のフィードバックがかかっている

温暖化により氷が溶け、海水の体積が膨張し、20世紀末には海面が50cm上昇すると言われている
二酸化炭素を減らさなければいけない

温暖化の一因として二酸化炭素濃度とは別に、マントルの移動により地球表面温度が影響を受けていることも可能性としてはある

水の問題として日本で下水処理施設のある生活をしている人の割合は79%であることがあげられる
アメリカとほぼ同程度ではあるが、オランダは99%、イギリス、ドイツは97%である
家庭から出る排水に含まれるのは台所や風呂から出る有機物や化学薬品、トイレから出る屎尿、ホルモン
下水処理施設がなければこれらが放流されることになる
さらに下水には家庭排水を流すものと雨水を排水するものの2種類があるはずだが、日本ではこれらが一緒になっていることが多い
そのため大雨の際には下水処理が間に合わなくなり、これもまた放流に近い状態になってしまう
分離することが課題である

酸性雨は金属製品を錆びさせ、塩基性のコンクリートは溶け出して脆弱化し、湖水は酸性となり水生生物が被害を受け、山間部では植物が枯れ保水能力を失い洪水を頻発するようにさせ、肥沃土が流れ植物が生えなくなり、砂漠化する
原因は工業地帯が燃料として使用した化石燃料
石炭や石油を燃やすと硫黄化合物や窒素酸化物ができ、雨に溶け、硫酸や硝酸を降らせる

砂漠化の要因としては耕作しすぎによる塩基集積、放牧しすぎによる草の枯渇、森林伐採による保水力の低下もある
人口が急激に増加しており、その人口を養うにはそれだけの農産物が必要となるため、さらに砂漠化は進むと言われている
砂漠の緑化の方法として、高吸水性樹脂と草方格の利用がある







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2025年02月01日

Posted by ブクログ

学生時代に学んだ環境問題から始まり、普段ニュースで取り上げられている環境問題を取り上げて解説している一冊。入門書としては読みやすかったので、環境問題に関心がある方にはオススメ。

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2025年01月14日

Posted by ブクログ

「一冊でまるごとわかる」という謳い文句通り、いろんなことが一冊に濃縮されている。YA向けや入門編としては非常にわかりやすい切り口と文章量で構成されている。こういう本はありがたい。

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2024年08月28日

Posted by ブクログ

環境をキーワードに公害、地球温暖化、エネルギー問題、人の健康などかなり多岐の分野に渡って解説してくれている。
どの章も科学的な説明を試みてくれていてわかりやすいのだが、如何せん範囲が広すぎるため一つの章がどうしても軽くなってしまう。

ただ、環境問題としてこういうのがあるんだなあとざっくり頭の中に入れて置くにはオススメの本

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2023年08月12日

Posted by ブクログ

広く浅く網羅的に環境に関する知識を習得したい方には入門書として良いと思います。知識が整理できました。ただ、「オゾンホールの面積は増えている」といった記載についてよくよくグラフを見ると本書に利用しているデータは2006年までのもの。初版が2020年の本なのでもう少し最新のデータを利用されてもいいかと思います。毎年数字の変動はあるものの気象庁としては2000年以降のオゾンホールは統計的に有意な縮小傾向と発表しているので、ちょっと気になりました。

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2021年08月22日

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