あらすじ
医薬品の中には、素晴らしい「薬」だと思われているものが、実は恐ろしい「毒薬」というものがあります。しかし、このような例は珍しいことではありません。ほとんど全ての薬は服用量を誤れば毒となります。本書は、化学の発達と共に人類が手にした薬の知識や毒の歴史をイラスト入りでわかりやすく解説します。
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Posted by ブクログ
切っても切れない関係の毒と薬について、広く浅く解説している一冊。
毒と薬に違いがあるのかの問いから始まり、歴史や仕組み、動植物や微生物の毒、麻薬や覚醒剤、人間が作り出した毒、様々な医薬品、そして毒と薬の狭間、と展開していきます。
どの章も簡単な内容でありながら実例が多く紹介され、写真や図が理解を助けます。
名前は聞いたことがあるけれど実際にどんなものかわからないというような毒や薬について、掘り下げず満遍なく知りたい方に向けて書かれた入門書です。