中村計のレビュー一覧

  • 世の中への扉 甲子園がくれた命

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    記憶に新しい!2010年(第82回大会)春季高校野球(甲子園大会)準優勝で頑張り抜いた日大三高の山崎福也(ヤマサキサチヤ)君のお話であった。
    新刊が発行され待ち望んでたが、中々手にできなかった。
    それもそのはず、課題図書になっていたからだった。
    そう、凄く感動した本で、是非とも中高生に読んで、命の大切さを感じて欲しい一冊だった。
    15歳のある日に子供の病気では死亡率が高い脳腫瘍に罹り、三高に推薦入試の直前だった頃。大好きな野球がやれるどころか、生死を分ける手術。
    北海道大学病院の澤村豊先生により6時間もかけての難しい手術に成功され、その2年後には堂々とエースでグラウンドに立ち準優勝を成し遂げた

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    2011年09月29日
  • さよなら、天才 大谷翔平世代の今

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    久々に読書。
    新聞の書評を読んで、興味を持った。
    以前読んだ「金足農業、燃ゆ」の中村計さんの作品だった。(読み始めるまで気づかず…汗)
    でもやっぱり良かった!
    毎日のように「オオタニサン」の快進撃のニュースが流れる。
    何はなくても大谷の成績、活躍。
    嫌いというわけではないが、正直お腹いっぱい。
    他にいないのか?と。
    こんな天邪鬼は自分くらいだろうなと自覚している。
    大谷以外の「天才」にスポットライト。
    そんな天邪鬼には大好物な内容。
    (青森、岩手、宮城、福島…なぜ山形にはいない?)
    天才達のアフター。
    興味深く読んだ。

    藤浪は197センチ。
    大谷もそれくらい。
    やはり野球も身体の大きさが物を

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    2025年12月08日
  • 勝ち過ぎた監督 駒大苫小牧 幻の三連覇

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    松井秀喜の5打席敬遠について書かれた「甲子園が割れた日」を読んで感銘を受けたので、同著者の別の本を読みたくなりました。
    ということで探したところ、この本を見つけました。
    北海道勢初の甲子園優勝を果たした駒大苫小牧の、それに至るまでの軌跡について書かれた本だろうと想像して読みました。
    この本に出てくる駒苫と済美の決勝戦を、自分も当時テレビで見ていました。 
    判官贔屓の自分は駒苫を応援していたので、優勝した時はとても嬉しかったです。
    ただし、この本はそれらの栄光だけでは終わりませんでした。
    この本の主人公と言ってよい香田監督のその後、苦悶なども書かれていました。
    総じて言えることは、あとがきか何か

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    2025年09月14日
  • 言い訳 関東芸人はなぜM-1で勝てないのか

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    自身も関東芸人であるナイツ塙氏が、M-1で優勝する難しさを分析している本です。
    ナイツもM-1に出場しており、タイトル通り勝てなかった「いいわけ」もしっかり記載してあります。

    関東芸人が勝てないのは、さまざまな角度から分析されていましたが、M-1が吉本興業主催の賞レースという構造上、期待されている笑いの性質が「コント漫才」より「しゃべくり漫才」であり、しゃべくりを得意とする上方芸人に有利だからであるということが、ざっくり大きな理由だと思いました。

    M-1に破れたコンビたちの分析は厳しくも芸人愛やリスペクトが込められており、それぞれのコンビの特性がよくわかります。読めばお笑いがもっと深く楽し

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    2025年06月11日
  • 落語の人、春風亭一之輔

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    読み終わった後、久々に寄席に行きたくなった。
    春風亭一之輔さんの落語や寄席への愛、ひねくれ者加減が伝わってくる。

    一之輔さんがなんでもそつなくこなすからプロフェッショナルの番組では制作側が苦労したって話は面白かった。
    初めての方にお勧めできる落語家さんで一之輔さんと柳家喬太郎さんてのにはめちゃくちゃ同意。

    落語家の裏側、落語用語の解説や、噺のあらすじの説明も丁寧にされていて、落語初心者でも面白く読める。

    2025.0516.09

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    2025年05月16日
  • 言い訳 関東芸人はなぜM-1で勝てないのか

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    面白いんだけど、聞き手と話し手というスタンスではなく、考えをまとめた書き方のほうが良かったのではと思う

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    2025年04月19日
  • 笑い神 M-1、その純情と狂気

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    今年でちょうど20回目と、年末のお茶の間に欠かせない番組の一つになったM-1。
    そのM-1の成り立ち、そして特に第1回大会から10年間の優勝者やファイナリストたちの背景、また、今に至っても毎年なぜここまでM-1は盛り上がってるのか?を知りたい方には珠玉の1冊かと思います。

    様々な芸人の生き様、特に「笑い飯」への作者の思いが伝わります。これまでの2人の経緯や、仲が良くないという関係性(そういえば、2人だけで喋ってる姿TVであまりみたことないかも)、漫才への思い。
    先日令和ロマンが2連覇しましたが、9年連続ファイナリストという、こちらも参加組数が1万組超と毎年加速度的に増えてきて、倍率も高い今、

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    2024年12月29日
  • 言い訳 関東芸人はなぜM-1で勝てないのか

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    面白かった。
    塙さんのお笑いに対する思いの強さが伝わって来た。
    石田さんの答え合わせも読んでみたいと思った。

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    2024年12月17日
  • 笑い神 M-1、その純情と狂気

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    M−1の本であり、笑い飯の本。
    ファンにはバイブルだろう。
    Netflixで幾つか笑い飯の漫才を観たが
    流石に際立っていた。
    しかしそれ以外の芸人たちも、
    文字通り命がけで臨んでいたことが
    本人たちのコメントと共に
    痛いほど伝わってきた。
    そんな芸人たちと真摯に向き合った、
    秀逸なノンフィクションだと思う。

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    2024年10月31日
  • 落語の人、春風亭一之輔

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    笑点で、彼のこと初めて知りました。
    最初、顔をハの字にして、緊張している姿が印象的でしたが話が進んでも、顔をハの字にして、緊張しているように見える姿がすっかり、馴染んだ感じがします。

    本書でも、取材にこぎつけるまでの紆余曲折や、弟子をとるまでの話など聞いて、この人は多分、出世欲みたいなものがなく、落語が本当に好きな人なのでだなと思いましたが、単に面倒くさがりなのかなとも。
    笑点などでは、春風亭昇太をいじくる姿がすっかり板に付いた気がします。

    本書に出てくる優雅に働くという言葉が、良かったです。
    気を張って働くよりも、肩の力を少し抜く。
    気を利かせて、ゴミ袋を常に持つよりも、師匠がごみを捨て

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    2024年10月12日
  • 高校野球と人権

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    丸刈り、体罰、スマホなど。高校球児と監督の関係。人権という視点から、過去の高校野球の常識を見直す。スポーツノンフィクションライターと弁護士の対談。
    慶應義塾、仙台育英など新しいスタイルのチームが結果を出しつつある中、高野連が把握する体罰の件数は変わらない現状。
    本書の突きつけるテーマは長く重い。

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    2024年10月02日
  • 落語の人、春風亭一之輔

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    一之輔師匠が、落語に対する深い情熱を持った、基礎を大切にする感覚派であることがよくわかる。一之輔師匠本人、一朝師匠(一之輔師匠の師匠)、親友、お弟子さんのインタビュー内容は貴重。
    筆者の落語観がやや鼻につくので、⭐️4評価とした。

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    2024年09月06日
  • 言い訳 関東芸人はなぜM-1で勝てないのか

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    刊行から5年経っていますが、本書で語られる漫才論、ひいてはM-1論が全く古びてないどころか、ますます信憑性を増している現状になっているのが凄い。思わず2008年のナイツや2015年のジャルジャルのネタを見返してしまった自分の底意地の悪さ。

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    2024年08月20日
  • 言い訳 関東芸人はなぜM-1で勝てないのか

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    M-1審査員も務めるナイツ塙さんの著書ということもあり、彼がどのような目線でお笑いを見ているのかがとてもわかるものとなっております。
    ただ本書は2019年8月に発売されており、「関東芸人はなぜM-1で勝てないのか」とありますが、2020年以降のM-1は3年連続非関西芸人が優勝しているということもあって、発売当時とは少し状況が違うことも考慮して読者は読み進める必要があります。

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    2024年07月08日
  • 歓声から遠く離れて―悲運のアスリートたち―

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    悲運のアスリートとして5人を取り上げている
    この中で知っていたのはマラソンランナーの小鴨くらい
    小鴨だってテレビで放送したレースくらいしか
    見たことはないけど
    そのアスリートたちの選手人生のお話でした
    選手たちのことなんてテレビで見かけるくらいの
    ことなのでその選手にどんなことが起こっていたか
    なんて知りえないけど本書を読んで少しは知ることが
    できた気がします
    悲運とあるがいずれの選手もそれほどそんなふうには
    思っていないようでした

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    2024年06月23日
  • 言い訳 関東芸人はなぜM-1で勝てないのか

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    ネタバレ

    この本のここがお気に入り

    「ツッコミというのは、相手を貶めることではありません。どんな方法でもいいから、笑いに転化させればいいのです。それは優しい言葉でもいいし、動きでもいい、スリムクラブのように「間」でもいいのです」

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    2024年06月08日
  • 笑い神 M-1、その純情と狂気

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    一般の仕事人店舗やオフィス仕事道具がないと基本的に仕事にならんけど 
    芸人は喋りとかヴィジュアル等で
    それこそ身一つでどの場所でも赤の他人から娯楽として支持されて稼ぐ稀有な仕事だからこの本にでてくる芸人の世界が恐ろしく厳しく狂気じみてるのは当たり前なんだとよく分かる、 良い本。

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    2024年05月31日
  • 笑い神 M-1、その純情と狂気

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    M-1に行くまでのそれぞれの芸人の事が書いてある。
    熱意は読まないと伝わらないので、お笑いに興味ある方は一読すると、良いと思います。

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    2024年02月11日
  • 言い訳 関東芸人はなぜM-1で勝てないのか

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    M-1観たくなるね

    ってな事で、ナイツ塙宣之の『言い訳 関東芸人はなぜM-1で勝てないのか』

    大好きなナイツの塙さんがM-1を分析&解説してくれる内容。

    M-1の出場者のストロング&ウィークポイントやナイツのM-1に対する歴史や想い。

    真面目に解説してるからこそ、初回からのM-1をまた見直したい♪

    わしはオードリー、サンドイッチマン、ブラックマヨネーズ、かまいたち、スリムクラブが特に観たいな

    2021年15冊目

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    2024年02月04日
  • 言い訳 関東芸人はなぜM-1で勝てないのか

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    ナイツのお笑い論。

    "ウケる為の漫才をどう創って行くか?"について本当に考え抜いて創っているんだなと思わざるを得ませんでした(これは、塙さんだけじゃなく多くの芸人さんもそうだと思うけど)。

    話す言語、ボケの詰め込み方、キャラクターの売り方、システム笑い、しゃべくり漫才とコント漫才、適した時間の考え方などどれも参考になります。

    ナイツのm-1の最高成績は3位ですが、こうゆう人が審査員なのもm-1と言う競技の象徴的な部分なんですね。自分は、今コンテストに望むのだけどその構えの作り方において参考になる部分が多いに有りました。

    スーパーマラドーナやゆにばーすは、冒頭の掴みで

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    2024年01月20日