中村計のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
記憶に新しい!2010年(第82回大会)春季高校野球(甲子園大会)準優勝で頑張り抜いた日大三高の山崎福也(ヤマサキサチヤ)君のお話であった。
新刊が発行され待ち望んでたが、中々手にできなかった。
それもそのはず、課題図書になっていたからだった。
そう、凄く感動した本で、是非とも中高生に読んで、命の大切さを感じて欲しい一冊だった。
15歳のある日に子供の病気では死亡率が高い脳腫瘍に罹り、三高に推薦入試の直前だった頃。大好きな野球がやれるどころか、生死を分ける手術。
北海道大学病院の澤村豊先生により6時間もかけての難しい手術に成功され、その2年後には堂々とエースでグラウンドに立ち準優勝を成し遂げた -
Posted by ブクログ
久々に読書。
新聞の書評を読んで、興味を持った。
以前読んだ「金足農業、燃ゆ」の中村計さんの作品だった。(読み始めるまで気づかず…汗)
でもやっぱり良かった!
毎日のように「オオタニサン」の快進撃のニュースが流れる。
何はなくても大谷の成績、活躍。
嫌いというわけではないが、正直お腹いっぱい。
他にいないのか?と。
こんな天邪鬼は自分くらいだろうなと自覚している。
大谷以外の「天才」にスポットライト。
そんな天邪鬼には大好物な内容。
(青森、岩手、宮城、福島…なぜ山形にはいない?)
天才達のアフター。
興味深く読んだ。
藤浪は197センチ。
大谷もそれくらい。
やはり野球も身体の大きさが物を -
Posted by ブクログ
松井秀喜の5打席敬遠について書かれた「甲子園が割れた日」を読んで感銘を受けたので、同著者の別の本を読みたくなりました。
ということで探したところ、この本を見つけました。
北海道勢初の甲子園優勝を果たした駒大苫小牧の、それに至るまでの軌跡について書かれた本だろうと想像して読みました。
この本に出てくる駒苫と済美の決勝戦を、自分も当時テレビで見ていました。
判官贔屓の自分は駒苫を応援していたので、優勝した時はとても嬉しかったです。
ただし、この本はそれらの栄光だけでは終わりませんでした。
この本の主人公と言ってよい香田監督のその後、苦悶なども書かれていました。
総じて言えることは、あとがきか何か -
Posted by ブクログ
自身も関東芸人であるナイツ塙氏が、M-1で優勝する難しさを分析している本です。
ナイツもM-1に出場しており、タイトル通り勝てなかった「いいわけ」もしっかり記載してあります。
関東芸人が勝てないのは、さまざまな角度から分析されていましたが、M-1が吉本興業主催の賞レースという構造上、期待されている笑いの性質が「コント漫才」より「しゃべくり漫才」であり、しゃべくりを得意とする上方芸人に有利だからであるということが、ざっくり大きな理由だと思いました。
M-1に破れたコンビたちの分析は厳しくも芸人愛やリスペクトが込められており、それぞれのコンビの特性がよくわかります。読めばお笑いがもっと深く楽し -
Posted by ブクログ
今年でちょうど20回目と、年末のお茶の間に欠かせない番組の一つになったM-1。
そのM-1の成り立ち、そして特に第1回大会から10年間の優勝者やファイナリストたちの背景、また、今に至っても毎年なぜここまでM-1は盛り上がってるのか?を知りたい方には珠玉の1冊かと思います。
様々な芸人の生き様、特に「笑い飯」への作者の思いが伝わります。これまでの2人の経緯や、仲が良くないという関係性(そういえば、2人だけで喋ってる姿TVであまりみたことないかも)、漫才への思い。
先日令和ロマンが2連覇しましたが、9年連続ファイナリストという、こちらも参加組数が1万組超と毎年加速度的に増えてきて、倍率も高い今、 -
Posted by ブクログ
笑点で、彼のこと初めて知りました。
最初、顔をハの字にして、緊張している姿が印象的でしたが話が進んでも、顔をハの字にして、緊張しているように見える姿がすっかり、馴染んだ感じがします。
本書でも、取材にこぎつけるまでの紆余曲折や、弟子をとるまでの話など聞いて、この人は多分、出世欲みたいなものがなく、落語が本当に好きな人なのでだなと思いましたが、単に面倒くさがりなのかなとも。
笑点などでは、春風亭昇太をいじくる姿がすっかり板に付いた気がします。
本書に出てくる優雅に働くという言葉が、良かったです。
気を張って働くよりも、肩の力を少し抜く。
気を利かせて、ゴミ袋を常に持つよりも、師匠がごみを捨て -
Posted by ブクログ
ナイツのお笑い論。
"ウケる為の漫才をどう創って行くか?"について本当に考え抜いて創っているんだなと思わざるを得ませんでした(これは、塙さんだけじゃなく多くの芸人さんもそうだと思うけど)。
話す言語、ボケの詰め込み方、キャラクターの売り方、システム笑い、しゃべくり漫才とコント漫才、適した時間の考え方などどれも参考になります。
ナイツのm-1の最高成績は3位ですが、こうゆう人が審査員なのもm-1と言う競技の象徴的な部分なんですね。自分は、今コンテストに望むのだけどその構えの作り方において参考になる部分が多いに有りました。
スーパーマラドーナやゆにばーすは、冒頭の掴みで