中村計のレビュー一覧

  • 言い訳 関東芸人はなぜM-1で勝てないのか

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    4年前に出た本だからその後優勝するコンビの評価をしたりしてて面白かった(笑)
    あと和牛が良く出てくるけど、優勝できなかったけどやっぱり上手で認められてたんだな、と。
    引き際が上手(オードリー)も考えさせられた。優勝が醍醐味じゃない、笑わせることが目的。それでいて売れれば良い。
    (以下引用)
    つまり、オードリーは勝負に勝ったのです。
    繰り返しになりますが、オードリーは勝負に勝ったのです。

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    2023年04月03日
  • 言い訳 関東芸人はなぜM-1で勝てないのか

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    分かりやすく、面白くて、一気に読むことができた。お笑いを理論的に考えたことがなかったので、それぞれの方言がもたらす影響など、言われてみれば確かになあと興味深かった。ラストのページではなんだか胸が熱くなりました。

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    2023年03月29日
  • 言い訳 関東芸人はなぜM-1で勝てないのか

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    めーーちゃ面白くて一気読みしてしまった
    淡々とした文体かつ素人にもわかりやすい言葉でM-1を解説してるけど、根底に塙さんのお笑いへの熱とか悔しさとか何より芸人へのリスペクトが溢れていて温かい本だった

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    2023年03月26日
  • 言い訳 関東芸人はなぜM-1で勝てないのか

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    笑えるって幸せですよね。
    幸せにしてくれる漫才師をかっこいいと思います。もちろん塙さん、ナイツは大好きです。

    ここまで「どうしたらウケるか」を突き詰めていることに、なぜか涙が出そうになりました。
    近年のM-1は関東芸人も活躍しているし、また年末が楽しみになりました。

    漫才協会も盛り上がってきているし、近いうちに寄席とか劇場へ大笑いしに行きたいな。

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    2023年02月25日
  • 笑い神 M-1、その純情と狂気

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    普段特別ネタ番組を見たり、劇場で漫才を見たりはしないのだが、毎年のお笑い賞レースだけはどうも必ず追ってしまう。その中でも一際輝かしい大会がM-1だと思うが、この本はM-1にそのような価値が生まれるまでの過程、「笑い飯」のヒストリーを中心とした芸人たちの仕事への向き合い方や苦悩、この2つが克明に描かれている。ケンコバが言うように「ピエロの楽屋覗いて何が可笑しいんじゃ」というのも分かるが、やはりお笑いという文化の変遷や笑わせる仕事における苦悩を裏側から覗くというのは、極上のノンフィクション作品になり得ると感じた。

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    2023年02月13日
  • 笑い神 M-1、その純情と狂気

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    ネタバレ

    本作は今では年末恒例の巨大イベントになったM-1にかける芸人たちを追いかけたノンフィクションが本作だ。お笑い番号は滅多に見ないという人でも、M-1はとりあえずみるという人多いんじゃないだろうか。ちなみに自分は休止前は見ていたが、復活後は一度も見てない・・というカテゴリーの人間である。

    本作はM-1の中でもその休止前までを主に取り上げている。主役に位置するのは、M-1の申し子と言ってもいい笑い飯。ダブルボケで強烈な光を放った彼らが突然M-1の舞台に出てから前期最終年に優勝するまでをいわば縦軸に、各年の優勝コンビを横軸にして、M-1に挑む芸人たちの狂気を描いている。

    自分はたまたまM-1の決勝

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    2023年02月01日
  • 笑い神 M-1、その純情と狂気

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    日本がボイコットとしたモスクワ五輪が開催された1980年の新春早々、突如として漫才ブームが沸き起こる。朝起きたら漫才ブームだったそんな感じだった。

    というのもフジテレビで毎日曜日21時の『花王名人劇場』の枠で漫才を放映してみれば高視聴率。エンタメ路線に舵を切ろうとしてたフジテレビにとっては新たなコンテンツ候補。早速ゴールデンタイムに『THE MANZAI』と銘打ち、放映すればまたもや高視聴率。

    出演したのはB&B・ツービート・紳助竜介・ザぼんち・のりおよしお・サブローシロー…。以来しばらくはどのチャンネルも漫才、漫才。中でもアイドル的人気をほこったのがザぼんち。僕的には何が面白いの

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    2023年01月18日
  • 笑い神 M-1、その純情と狂気

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    2001年から2010年まで開催された第一期M-1グランプリを笑い飯を中心に据える史観で振り返った一冊。予選や決勝を外から観戦しての分析・批評ではなく、実際に歴代チャンピオンはじめ漫才師たちにインタビューしているため当事者の声を通した(青春の思い出補正も含めて)大河ドラマのような物語性が凄まじい。ゼロ年代の大阪お笑い史の側面もあり、中でも笑い飯の歪な関係性は読んでいて背筋が凍るほど。個人的にはケンドーコバヤシやタイムマシーン3号といった必ずしもM-1とイメージが直結するわけではない芸人にも取材している網羅性には唸らされた。ちなみにナイツが歴史からすっぽり抜け落ちている件については著者が塙の著書

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    2023年01月09日
  • 笑い神 M-1、その純情と狂気

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    2000年代のM-1草創期の話がメインなんですが、この時ヒリヒリした会場の雰囲気を覚えている世代からすると、堪らない気持ちになる裏話がこれでもかと詰まってます!

    これ読んでると過去のM-1を改めて観たくなって、02年と03年だけ観ましたが、近年のM-1と比較すると、やはり完全に別物です。

    談志師匠が全く笑わず終始微動だにせず審査してるし、今と違って松ちゃんも1〜2組だけフフッと笑うだけで仏頂面。他審査員みんな、つまらないコンビにはつまらないと言い切って、点数も70点以下とか平気で出してた時代。観客も点数低いと普通に「ええ、、、」って声を洩らして引いてるし、、、笑 そんな賞レース今ないです

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    2022年12月24日
  • 勝ち過ぎた監督 駒大苫小牧 幻の三連覇

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    香田監督が駒大苫小牧がどのようにして強豪校に育てたかを関係者への取材をもとに分析したノンフィクション
    香田監督の凄さが存分にわかる、またいつか高校野球の監督をしてほしい

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    2022年09月05日
  • 言い訳【無料試し読み小冊子3】

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    疑問が解消

    やっぱり塙はネタのうまさ、テクニック以上に現場の空気感、ウケるかウケないかを最大限に評価してたんだなー
    テクニックや練習量を重視する(と自分が勝手に思ってる)巨人師匠とか方向性の違う審査員をたくさん並べてくれるのはやはり芸人さんにとっては救いだろうと思う

    #カッコいい #深い #タメになる

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    2022年09月29日
  • 言い訳【無料試し読み小冊子2】

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    すごく面白い

    M-1を見ていると感じる審査員との評価基準の違和感とかを丁寧に説明してくれています。
    巨人師匠がどこまでもしゃべくり漫才を評価するのはやっぱり関西においてそれが正統派であり、関西以外の芸人にとってはコント漫才も含めないとそこに勝利への活路がないからこそ塙は漫才の形式にとらわれない評価をしている。

    いろんな評価基準があるから救われるコンビがあると思わされる

    #カッコいい #深い #タメになる

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    2022年09月29日
  • 言い訳【無料試し読み小冊子1】

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    M-1という聖地

    なんとなくつい見てしまう年末の恒例番組。
    自分が面白いと思ったコンビが評価されなかったりすると「えー」とか思っていたけれど、いろいろと考えさせられる。
    特に2020年のM-1はコント漫才だったことが物議を醸していたけれども、それ以前に書かれたこの本にはその批判に対しての回答が載っていて興味深い

    #深い #アツい #タメになる

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    2022年09月29日
  • 勝ち過ぎた監督 駒大苫小牧 幻の三連覇

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    物事に結果が出続けている時こそ、気を緩められない、他人からの目が気になる、人間不信になり得る等人間味溢れる監督の心情が読み取れるところが非常に興味深い。

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    2021年08月19日
  • 言い訳 関東芸人はなぜM-1で勝てないのか

    購入済み

    なるほどと唸る

    正直、M1は最初から最後まで通して見たことはない。見なかった年の方が多い。
    笑わないといけない番組、という雰囲気に笑えないかもしれない自分が不釣り合いだと思っていたから。
    この本を読んだのは単純にナイツ塙が好きだから。
    江戸漫才の方を好むからかと気づいた。
    そして新しいスタイルを自分は求めてはいないと言うことにも気づいた。
    だから、新しいスタイルを作り出すM-1に怖さもあって良いんだと思った。
    来年はそのつもりで、気楽に見ようとおも

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    2020年12月28日
  • 言い訳【無料試し読み小冊子1】

    購入済み

    タイムリーとはこのこと

    以前購入していたのものたまたま読み返して。
    本当にたまたま。
    今年のM-1の漫才とは何だ?みたいな話はずーっと前にこの本で語られてました。 
    おもしろい本でした。なんなら本番のM-1よりも集中して読み切りました

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    2020年12月23日
  • クワバカ~クワガタを愛し過ぎちゃった男たち~

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    好きは最強。クワバカ。採集、ブリーディング、クワガタバトル。クワガタに打ち込む男たちをリアルに追いかけた逸品。

    「男はどこかでバカでい続けたい生き物である。」

    噂に聞いたことはあったが、「月刊むし」(むし社刊)が商売として成り立つぐらい市場があることが意外だった。クワガタに打ち込むのが大の大人ということで納得できた。何十万円を出してまでクワガタを入手する大人買い。

    奄美大島でハブに怯えながらクワガタを採集する人たち。1ミリでも大きな個体を追い続ける。中には沖縄や遠くインドネシアに移住する人もいるそうだ。ネットオークションの進展、地元からの反感など一部の心もとない人たちによる負の側面もしっ

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    2020年11月23日
  • 言い訳【無料試し読み小冊子1】

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    己の強さ、崇高さを知らしめる(ある意味、世間を引っ張り上げ教育し、切り捨てる)ような物ではなく、
    どちらかと言うと分析、持論の本。

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    2020年09月30日
  • クワバカ~クワガタを愛し過ぎちゃった男たち~

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    本屋で平置きになっており表紙に一目惚れして購入。
    カブクワ好きにはたまらない。ただの昆虫、されど昆虫に人生を賭ける男たちの物語は終始興奮しっぱなし。
    そんな虫取りだけの話かと思いきや、素晴らしいエピローグ。クワバカたちと向き合えば“大人の課題図書”というこの本の帯の文言を一笑に付すことは出来ないはず。

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    2020年08月23日
  • 金足農業、燃ゆ

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    ネタバレ

    あの秋田で、あのグラウンドで、あの雪の中で…

    彼らの背景に想いを寄せながら見入った甲子園。
    その思いがぶわっと思い起こされる本。

    あの夏のことは忘れられない。

    『佐賀北の夏』の著者だったんですね。
    あちらも素晴らしい本でした。

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    2020年07月31日