あらすじ
【「ヤホー!」では調べられません!】「集英社新書プラス」での著者インタビュー(1)に加え、サンドウィッチマン・伊達みきおとの対談、『言い訳』の試し読み(1)を収録した無料電子小冊子第一弾です。M-1チャンピオンになれなかった塙だからこそ分かる歴代王者のストロングポイント、M-1必勝法とは? 「ツッコミ全盛時代」「関東芸人の強み」「フリートーク」などのトピックから「ヤホー漫才」誕生秘話まで、<絶対漫才感>の持ち主が存分に吠える。M-1審査員として名を轟かせた芸人が漫才を徹底解剖。令和の漫才バイブル、ここに誕生。
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M-1という聖地
なんとなくつい見てしまう年末の恒例番組。
自分が面白いと思ったコンビが評価されなかったりすると「えー」とか思っていたけれど、いろいろと考えさせられる。
特に2020年のM-1はコント漫才だったことが物議を醸していたけれども、それ以前に書かれたこの本にはその批判に対しての回答が載っていて興味深い
タイムリーとはこのこと
以前購入していたのものたまたま読み返して。
本当にたまたま。
今年のM-1の漫才とは何だ?みたいな話はずーっと前にこの本で語られてました。
おもしろい本でした。なんなら本番のM-1よりも集中して読み切りました
分析と情熱
M-1グランプリの分析と芸人が夢を賭けた舞台への情熱を余すことなく伝えています。
ご自身も決勝に3回進みながらM-1の舞台ではうけたことがない忌まわしい記憶と述べており、そのM-1に振られ続けた立場から優勝していった怪物たち、惜しくも散っていった敗者たちを分析して、M-1という舞台が芸人にとってどのような意味をもつのかを教えてくれます。
漫才は奥深い
テレビ番組などではコンビの漫才時間は数分くらいのわずかな時間しか放送されなくても、その短時間の漫才にかける情熱がとても強いというのは、この作品の対談などからもひしひしと伝わってきます。今や有名となったベテランお笑いコンビの本心も知ることができます。