感情タグBEST3
なんとなくつい見てしまう年末の恒例番組。
自分が面白いと思ったコンビが評価されなかったりすると「えー」とか思っていたけれど、いろいろと考えさせられる。
特に2020年のM-1はコント漫才だったことが物議を醸していたけれども、それ以前に書かれたこの本にはその批判に対しての回答が載っていて興味深い
以前購入していたのものたまたま読み返して。
本当にたまたま。
今年のM-1の漫才とは何だ?みたいな話はずーっと前にこの本で語られてました。
おもしろい本でした。なんなら本番のM-1よりも集中して読み切りました
M-1グランプリの分析と芸人が夢を賭けた舞台への情熱を余すことなく伝えています。
ご自身も決勝に3回進みながらM-1の舞台ではうけたことがない忌まわしい記憶と述べており、そのM-1に振られ続けた立場から優勝していった怪物たち、惜しくも散っていった敗者たちを分析して、M-1という舞台が芸人にとってどの...続きを読むような意味をもつのかを教えてくれます。
テレビ番組などではコンビの漫才時間は数分くらいのわずかな時間しか放送されなくても、その短時間の漫才にかける情熱がとても強いというのは、この作品の対談などからもひしひしと伝わってきます。今や有名となったベテランお笑いコンビの本心も知ることができます。
M-1歴代王者のストロングポイント、M-1必勝法とは? 「ツッコミ全盛時代」「関東芸人の強み」「フリートーク」などのトピックから「ヤホー漫才」誕生秘話まで、<絶対漫才感>の持ち主が存分に吠える。