【感想・ネタバレ】言い訳 関東芸人はなぜM-1で勝てないのかのレビュー

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Posted by ブクログ 2023年12月07日

笑いについて分析されているが押し付け感がなく、ナチュラルなので心地良く読める。M1という大きなショーレースにおいて通用する笑いの形などが考察されており、面白かった。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年07月28日

中村計が「笑い神」を書く前に刊行していた…というかこれを書いたからこそ「笑い神」を書くべきだと考えたんだと思う…1冊。

ナイツの塙(ヤホーで調べたっていう方)へのQ&Aインタビュー形式、全90問でM-1を分析し徹底解剖する。ナイツはM-1優勝を逃しているのでタイトルが「言い訳」となっているが、なん...続きを読むのなんの、これは言い訳ではなく、負けた要因を徹底分析し捲土重来を期すための作戦ノートである。

お笑いはある意味アスリートである、という立ち位置は本作でも「笑い神」と同様で、4分という時間でいかに観客を温め爆笑という「うねり」に持っていくか。歴代優勝者や惜しくも敗れ去ったコンビたち、そしてナイツ自身の傾向と対策が惜しげもなく語られている。

我々観客はそういう分析を知らずとも、漫才師の仕掛けに乗っかってゲラゲラ笑えればそれで充分なのだが、それでも、そのお笑いの下に潜む仕組みの妙を知ることもまた、観客であり読者の醍醐味なんだなと思う。

しゃべくり漫才に最適な言語、関西弁しかしゃべれない俺は、漫才師ではないけど、言葉のリズムとテンポ、間合いをしっかく意識して、いい会話を日常でも行っていきたいなぁとか、そんなことも考えたりした。

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Posted by ブクログ 2023年04月03日

4年前に出た本だからその後優勝するコンビの評価をしたりしてて面白かった(笑)
あと和牛が良く出てくるけど、優勝できなかったけどやっぱり上手で認められてたんだな、と。
引き際が上手(オードリー)も考えさせられた。優勝が醍醐味じゃない、笑わせることが目的。それでいて売れれば良い。
(以下引用)
つまり、...続きを読むオードリーは勝負に勝ったのです。
繰り返しになりますが、オードリーは勝負に勝ったのです。

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Posted by ブクログ 2023年03月29日

分かりやすく、面白くて、一気に読むことができた。お笑いを理論的に考えたことがなかったので、それぞれの方言がもたらす影響など、言われてみれば確かになあと興味深かった。ラストのページではなんだか胸が熱くなりました。

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Posted by ブクログ 2023年03月26日

めーーちゃ面白くて一気読みしてしまった
淡々とした文体かつ素人にもわかりやすい言葉でM-1を解説してるけど、根底に塙さんのお笑いへの熱とか悔しさとか何より芸人へのリスペクトが溢れていて温かい本だった

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Posted by ブクログ 2023年02月25日

笑えるって幸せですよね。
幸せにしてくれる漫才師をかっこいいと思います。もちろん塙さん、ナイツは大好きです。

ここまで「どうしたらウケるか」を突き詰めていることに、なぜか涙が出そうになりました。
近年のM-1は関東芸人も活躍しているし、また年末が楽しみになりました。

漫才協会も盛り上がってきてい...続きを読むるし、近いうちに寄席とか劇場へ大笑いしに行きたいな。

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Posted by ブクログ 2022年05月12日

自虐ネタは笑いにくい。
トレンディエンジェルはウィークポイントではなくて、武器として使っていた。
漫才は三角形で見せる。
関東芸人が勝てるにはコント漫才。
理想の漫才は喫茶店の雑談の延長。
M-1は100m走の筋肉

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購入済み

なるほどと唸る

2020年12月28日

正直、M1は最初から最後まで通して見たことはない。見なかった年の方が多い。
笑わないといけない番組、という雰囲気に笑えないかもしれない自分が不釣り合いだと思っていたから。
この本を読んだのは単純にナイツ塙が好きだから。
江戸漫才の方を好むからかと気づいた。
そして新しいスタイルを自分は求めてはいない...続きを読むと言うことにも気づいた。
だから、新しいスタイルを作り出すM-1に怖さもあって良いんだと思った。
来年はそのつもりで、気楽に見ようとおも

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Posted by ブクログ 2022年09月28日

「M-1グランプリ」。芸歴15年までの漫才師がその年の漫才の頂点を目指し、毎年数千組の芸人が挑む、お笑い界最大のビッグコンテスト。その激戦を勝ち抜き、決勝に進めるのはわずか10組。

著者の塙氏は、言わずと知れたナイツのメンバー。「ヤホー漫才」を引っ提げ、2008年より3年連続決勝進出の実績を持つ。...続きを読むまた昨年初めて審査員を務めた。著者自身がネタを書き、「20分以上のネタをやらせたらナイツが日本一」と自認する一方で、自分たちのスタイルが4分間で決着する「M-1」のシステムにそもそも向いていないことを承知の上で挑んだ「M-1」。その体験を通して、M-1を制するための技術論をノンフィクションライターの中村計氏が聞き出していく。

本書はまず「M-1」漫才の徹底解剖から始まる。これまで歴代チャンピオンがいかにして栄冠に輝いたのか?必勝法があるとしたら何か?等を存分に饒舌に語る。

その分析の裏には、ナイツ自身がチャンピオンになれなかった敗因が明確に存在する。負けてはじめて知る戦い方、しゃべくり漫才のルーツである関西勢に勝つにはどうすべきか?「漫才の母国語は関西弁」に立ち向かう「関東芸人による非関西弁によるオリジナリティ豊かな漫才はあるのか?」等、あくまでもM-1を制覇するための鋭い考察に溢れた現代漫才論となっている。

【塙の説くM-1制覇のための10箇条】
①「うねり」がないと話にならない!
客席が笑いで爆発する感じ。
M-1は、うねらせたものが制す。

②ツカミは出だしの30秒!
いきなり客をつかめるかどうか。
これがあって、うねりを呼ぶことができる。

③コンスタントに7,8割の笑いは必要!
4分間は短い。常に笑いを取れるように配分すべし。

④ラスト30秒を笑いのるつぼに!
笑いがドッカンドッカンきてオチとなる。

⑤関東の漫才が制する秘訣はコント漫才!
しゃべくりでは大阪には勝てない。
サンドイッチマンのようなコント漫才に徹すこと。

⑥4分間の無駄なく使え!
M-1は短距離走。寄席の漫才とは一線を画す。
一気に笑いをつかみにいくこと。
2005年チャンピオンのブラマヨネが好事例。

⑦自虐ネタや内輪話は使うな!
ハゲデブブスは要らない。ネタで勝負。

⑧ネタにはスッと入れ!
とりわけキャリアのあるコンビは自己紹介的マクラは
不要。

⑨鮮度と斬新さのあるネタが高評価される!
経験に培われたネタよりも新しさ&インパクトに
得点が集まる傾向あり。

⑩チャンピオンになるには2本のネタが必要!
1本目で高得点取るも2本目でコケた2009年の
笑い飯の急失速を反面教師に。

こうやって列記すると、いたって当たり前のように思うが、この10箇条をきちんと押さえつつ爆笑を誘い、自分たちの笑いのスタイルを感じてもらうには並大抵ではない。捉われる余りに自分たちの目指す漫才やスタイルを見失う危険もはらんでいる。

そこで、ネタあってのスタイルか?スタイルあってネタなのか?という2大命題がもたげてくる。例えば、ブラマヨの「ケンカ漫才」、チュートリアルの「妄想漫才」、笑い飯の「ダブルボケ漫才」に見られる独自のスタイル。著者も、現在の「ボケて訂正、ボケて訂正」の機関銃よろしく小ボケを連射するスタイルを確立するまでは試行錯誤を繰り返した。ようやく出来上がった時には、これはウケると確信したと言う。要するに、「自分がコレだと信じられるネタこそ最強」であると坦懐する。

表紙カバーには「令和の漫才バイブル」という惹句が踊る。確かに、M-1が漫才の巧拙を評価するコンテストという枠を超えて、「もっとも最新かつ先鋭のお笑い」を披露する場であり、プレゼンの場となった今、著者の掲げる10箇条を、鼻で嗤い、がしがしと踏破するぐらいじゃないと、笑いを革新的にクリエートしていけないってことなんですな。今から12月の決勝がすっごく楽しみ!

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Posted by ブクログ 2024年02月04日

M-1観たくなるね

ってな事で、ナイツ塙宣之の『言い訳 関東芸人はなぜM-1で勝てないのか』

大好きなナイツの塙さんがM-1を分析&解説してくれる内容。

M-1の出場者のストロング&ウィークポイントやナイツのM-1に対する歴史や想い。

真面目に解説してるからこそ、初回からのM-1をまた見直し...続きを読むたい♪

わしはオードリー、サンドイッチマン、ブラックマヨネーズ、かまいたち、スリムクラブが特に観たいな

2021年15冊目

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Posted by ブクログ 2024年01月20日

ナイツのお笑い論。

"ウケる為の漫才をどう創って行くか?"について本当に考え抜いて創っているんだなと思わざるを得ませんでした(これは、塙さんだけじゃなく多くの芸人さんもそうだと思うけど)。

話す言語、ボケの詰め込み方、キャラクターの売り方、システム笑い、しゃべくり漫才とコント...続きを読む漫才、適した時間の考え方などどれも参考になります。

ナイツのm-1の最高成績は3位ですが、こうゆう人が審査員なのもm-1と言う競技の象徴的な部分なんですね。自分は、今コンテストに望むのだけどその構えの作り方において参考になる部分が多いに有りました。

スーパーマラドーナやゆにばーすは、冒頭の掴みで早く笑いを取ろうと言う焦りが無理している感じがする。ネタに自信があるならすぐに設定に入るべき、という論は自分も納得。なんだか、彼らの漫才を見ていると、"m-1攻略法"自体のお手本みたいな漫才に感じる事がけっこう有ります。

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Posted by ブクログ 2023年04月03日

漫才を見るのがより楽しみになった。特にオードリー好きなので、オードリーの解説にはなるほど!って思った。

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Posted by ブクログ 2023年01月15日

そんなにm-1に詳しくないけど面白かった。
ただただ面白いだけではm-1って勝てないんだなって思ったし笑いというものを分析してそれを分かりやすく言語化できる塙さんがすげぇってなった。

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Posted by ブクログ 2022年12月28日

M-1の常連だったナイツの塙によるM-1分析本ってだけで興味深い。

M-1に対して何となく感じていた部分が分かりやすく言語化されていて面白い、何よりナイツがここまで冷静にM-1を分析していることに驚いた。

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Posted by ブクログ 2022年04月14日

お笑い芸人がM1に対して、プロとして、どんなことを考えているのか、その深さを垣間見得てよかった。僕ら視聴者はただ、感覚としておもしろいか、面白くないかを判断するけれど、プロは技術を中心に深くみているというのがしっかり言語化されている。これを読んでから、M1をみると、また、ひとつ、深く楽しめるように思...続きを読むった。

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Posted by ブクログ 2022年03月15日

M-1はお笑いの番組としては結構長く続いているのは知ってるが、私はお笑いファンではなく、一度もM-1を見たことがない。最近俳優としても活動されている塙氏がお笑いをどう考えているのか少々興味があって手に取ってみた。
タイトルに対する答えとしては、M-1はよしもと主催のお笑いバトルだから。私はよしもと主...続きを読む催も知らなかったので、それだけでほぼ納得。塙氏が元々はM-1の参加者であり、現在は審査員をしていることはこの本を読んで初めて知ったのだが、そういった立場から、なるほどと思わせるそれ以外のさまざまな分析もなされている。主催がよしもとだから以外の理由については、そのままM-1が長く続いている理由でもあるのではないかと思う。
この本の中で、優勝したコンビや優勝しなかったコンビがたくさん挙げられているが、M-1での優勝はある程度の実力を示すものの、その後の大ブレイクを保証するものではないということが面白い。

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Posted by ブクログ 2022年02月28日

プロが漫才のどこを見て評価しているかがわかる本。当然素人とは基準が違うので「テレビタレント」「テレビでよく見る人」を評価してしまう視聴者とは違う。

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Posted by ブクログ 2022年02月14日

おもしろい。
様々なお笑い芸人を塙さんなりの視点で分析しており、お笑い芸人としての熱量をすごく感じた。

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Posted by ブクログ 2022年10月18日

M-1決勝に3年連続で進出し、現在はM-1決勝の審査員にも選ばれている塙氏のM-1分析本。
M-1優勝を目指し、M-1ではどのような漫才がウケてきたのか。その始まりと変化を鋭い観察眼と頭脳で分析している。

タイトルにもある通り、なぜ関東芸人はM-1で勝てないのか。そこには漫才における「関西」の絶対...続きを読む的優位があるという。そこに対抗するために関東芸人(正確には関西以外芸人)達はどのように対抗してきたのか。まさに関西芸人による漫才に対抗し、打開策を見つけ出そうと藻掻き、「ヤホー漫才」やそれに続く漫才の形を創り出してきた塙氏だからこそ書ける内容である。
読めば、過去のM-1を必ず見返したくなる1冊。
お笑い好きと思う人は読めば必ず楽しめる。

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Posted by ブクログ 2024年03月22日

・漫才の母国語は関西弁。上方漫才はあるけど、江戸漫才や東京漫才は無い。
・漫才において、関西は南米。大阪はブラジル。町場にボールタッチのいい子供や女子高生やおばちゃんがごろごろ居る。
・点でなく直線でもなく、三角形をつくる漫才の難しさ、ってそこまで考えて作ってるとは奥深い。
・M-1はしゃべくり漫才...続きを読むがロックで王様。コント漫才やキャラ漫才は王様にはなれない。でも新しいものを渇望するM-1には、十分に入り込む余地がある。

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Posted by ブクログ 2023年11月12日

M-1に執着し続けた男の生き様がこれでもかと詰まった一冊。M-1への細かな分析に、そうだよな、と共感したり、そうだったのかと新しい発見があったり。何気なく毎日ネタを一本書いたとあったが、そのコツコツと続けてきた積み重ねが今のナイツになってるんだとわかる。どんなことも完成させて披露することが大事。 審...続きを読む査員として帰ってきたエピローグには思わず涙が溢れた。俺ならいいよな。読後はM-1を見返しました。

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Posted by ブクログ 2023年08月06日

何故関東芸人はM1で勝てないのか、ということで漫才や歴代M1優勝者、芸人について書かれた一冊。お笑い好きで毎年M1見てるけど、ここまで分析してるとは…!読んでて色々納得できるし新たな発見もある。今年もM1が楽しみになる。とりあえず私はナイツの漫才が好き。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年06月24日

★3.5
しゃべくり漫才とコント漫才
関西弁の重要性
演じると弱い、練習しすぎは弱い
アンタッチャブルは快挙
山ちゃんは天才
スリムクラブは革命的
チュートリアルはイケメンなのにうける
オードリーの奇跡
塙は霜降り明星のことが大好き

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Posted by ブクログ 2023年01月09日

評価が難しい本だなと思ってしまいました、、、決して通ぶりたいわけではなく。

一つだけ間違いなく言えるのは、この書籍は2018年までのM-1の結果を追った内容なんですが、2019年以降のM-1を受けてこの本読むか否かで大分内容に対する評価が違ってくる点です。

微妙だなと思った点を正直に書くと、ちら...続きを読むほら本の中で理論が矛盾しているところがあるなと思った点です。口述筆記なせいもあると思いますが、単項目で見ていくと理屈が通っていて説得力があるのですが、項目がまたがると、「これはさっき言ってたあれと矛盾するな、、、」という箇所が数箇所あり、途中からその整合性の取れてなさが気になって内容が入ってこなくなりました。また、2019年以降に優勝したコンビを踏まえると、一気に破綻しそうな論旨もあります(こればかりはご本人に聞かないと分かりませんが)

これら加味すると、あまり良くない評価をつけたくもなるのですが、ただ、読み終えてみて思ったことは、漫才なんて水物なのだからしょうがなくないかと、、、。

ある年代で面白いとされたその漫才に面白いとされる共通性や法則性が見出され理論化する頃にはそれはもう廃れて、やがてそれがフリになり、面白くないと思われたものが面白いと言われ出したり、あるいはタブーとされてるものが一般化したりして、元々あった共通性や法則性などの理論が崩れるといったパラダイムシフトが漫才に絶えず起きていると思えば、この本を読みながら感じた分析の矛盾なんかどうでもよくもなる感触もあります。

ましてや、同じ構造を持った漫才だとしても面白い漫才と面白くない漫才があるように、面白さが全て漏れなく分析できていたとしたら起こり得ない現象も起きるわけで、それぐらい漫才、お笑いが神秘的で繊細なモノなのだろうな、と素人ながら思うわけで、、、。

ということもあり、評価に困ったなと思いつつ、なんとなくで点数なぞ付けています。。

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Posted by ブクログ 2022年06月15日

ナイツ塙が、Q&A形式で、M-1と漫才について語る。あんまり捻りも練り込みもない感じ。大阪って、お笑い会のブラジルに見えるんだ、外から見てると。
まあ、真面目な分析で、なるほどなあ、と思うところもあるが、そもそも最近の漫才、見てても面白くないので、どうでもいい感じ。

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Posted by ブクログ 2022年03月24日

テレビで見る芸人の世界について書かれた本。
知らない世界の話は興味深いな、と思いつつ、案外、普通の社会でのコモンセンスも通用する世界のようにも思える。
ある種人間同士がコミュニティーを作っている以上、一定以上の共通プロトコルがあるんだろうな、と感じた。

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Posted by ブクログ 2022年02月27日

漫才を技術、戦術、場の流れ、人間性などから分析していて面白い。納得できる部分も多いが、他の漫才師らから多角的に意見を聞いて(読んで)みたい。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2022年01月15日

しゃべくり漫才 コント漫才

中川家が初代王者になることでM1のイメージがしゃべくり漫才に

「日常会話=漫才」は関西ならでは

スピード化 ボケをどれだけいれれるか

スリムクラブはあえて間のある会話

自虐ネタは会話であって、キャラづくりにはよくない

ダウンタウンの凄さはネタ
フリートークは残...続きを読むった時間を上手い喋りで切り抜けたから
・あ研究家
・誘拐 コント風

ミキの自虐ネタは突き抜けてる
兄弟だから実質芸歴が長い

かまいたちは点
ツッコミでウケない

アメトーク○○芸人
好きなものを異様に熱く語るだけで、それはボケになる。

和牛はコント漫才

しゃべくり漫才 ロック
オードリーのズレ漫才 ジャズ

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Posted by ブクログ 2021年12月08日

漫才を客観的に解説した良書。
辛口の評価及び感想も含めて、フラットに書かれているので、リアルを感じる。

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Posted by ブクログ 2021年10月24日

審査員になったナイツ塙さんのM-1批評の本。

東京の芸人がM-1で勝てないのは何故か、犀利に分析している。

・M-1で強く支持されるしゃべくり漫才では、関西弁の方が感情を乗せられるから強い。標準語は柔らかくて軽く捉えられてしまうという欠点がある。関東勢で例外的なのがアンタッチャブルくらいと言える...続きを読む

・M-1は100m走みたいなもので、中長距離が得意なコンビには厳しい。短距離だと短い時間での爆発力が必要になる。スリムクラブの間を取る漫才は革命的。

塙さんは関東勢はしゃべくり漫才よりもコント漫才で勝負する方が良いと言っているが、今回のマジカルラブリーなんかまさにそうだろう。

M-1で一位になれなかった芸人の分析しているのも興味深かった。爆笑問題や海砂利水魚の話しとかもあり、お笑い付きは読んで損はないだろう。

私のような素人は面白い面白くないで簡単に分けてしまうが、芸人さんはこれだけ深く考えてるんだなと感心させられる。

どうやってウケるか試行錯誤する姿はビジネスマンにも様々なヒントになるはずである。

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購入済み

プロの脳内

2019年11月25日

どんなジャンルであれ、プロの脳内を覗けるのは好奇心の発露として一級品の愉悦です。この本もそのひとつ。漫才について語るのを、基本的には恥ずかしがりながらも、えいや!と思い切って、日ごろの思考、思索について隠すことなく披露してくれています。面白い。その一言に尽きる本です。

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Posted by ブクログ 2023年02月25日

言い訳 関東芸人はなぜM1で勝てないのか
言い訳世間を引っ張り挙げて教育し、切り捨てるような物ではなくて、どちらかというと分析。

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