あらすじ
甲子園から「丸刈り」が消える日――
なぜ髪型を統一するのか
なぜ体罰はなくならないのか
なぜ自分の意見を言えないのか
そのキーワードは「人権」だった
人権の世紀と言われる今、どこまでが許され、どこまでが許されないのか
高校野球で多くのヒット作を持つ中村計氏が、元球児の弁護士に聞いた
日本人に愛される「高校野球」から日本人が苦手な「人権」を考える
知的エンターテインメント
【目次】
はじめに ~人権の手触り~
第一章 丸刈りと人権
第二章 逃走と人権
第三章 表現と人権
第四章 体罰と人権
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Posted by ブクログ
丸刈り、体罰、スマホなど。高校球児と監督の関係。人権という視点から、過去の高校野球の常識を見直す。スポーツノンフィクションライターと弁護士の対談。
慶應義塾、仙台育英など新しいスタイルのチームが結果を出しつつある中、高野連が把握する体罰の件数は変わらない現状。
本書の突きつけるテーマは長く重い。