三日月かけるのレビュー一覧
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ネタバレ当然の事をしただけで、いじめではない。
そう思っていた『現実』が現実として目の前に。
後を考えないからそういう事になるんだ、という言い方もありますが
想像力がないから、という言い方もできる、いじめ。
どこからがそうで、どこからがそうではないか、というのは
相手によります。
『彼女』はそうだとは思っていなかった、ようですし。
ほぼ大丈夫だった前半と違い、後半今までの分がきました、というぐらい
生々しいというか…その行動してる時の描写はいらないから! と
言いたい状態になってます。
赤ずきんの時も思いましたが、そうやって皆さま
『普通』のふりして狂って行くんですよ~。
思った通り、の配役となりましたが、これはダブルだった…のでしょうか?
そして、確実に舞台から降りないと思っていた人達が
舞台から降りてしまいました。
今後どうなるのか…どうするのか。
<葬儀屋>達の過去は…独占欲なのか、執着なのか。
ストーカーとはまた違う感じがしますが
とりあえず囲い込みをしているのは分かります。 -
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ネタバレ思いもよらない所からの手伝い要請。
前回でかなり体を負傷していたものの、手伝いにいってみれば
またしても、大きな泡。
とりあえず、一体あの家で何が起こったのか、を知りたいです。
それが糸口になるのか、それとも関係がないのか。
蘇ってしまった『彼女』は、何の役割を果たすのか。
幸せの王子、で連れまわされる『もの』はなかったですが
運び続けている、というならば…彼はつばめ?
彼女は宝石、になるのでしょうか?
宝石のように価値があるもの、とか?
鉈でばきばき、という状態しかない今回。
これほど想像しても大丈夫、という事は、後篇がすごいのか。
それともこれぐらいで動揺しなくなった自分がなれてきたのか…謎です。
しかも、いつも安定だった彼は、今回傷を負った事により
不安定な状態になってますし…。
緊張感がないたらいつも言われている彼ですが
『普通』に固執して、それ以外に感情を剥けていない様は
狂っている、という言い方もできそうですが、どうでしょう? -
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ネタバレ閉じ込められ、唯一の攻撃力は気絶中。
今、何が出来るのか。
ひょっこり現れたのは、久しぶりな人物。
拠点がない、というのはこういう事か…と。
それだと、そう横に情報が流れませんし。
今回の配役もさっぱり分かりませんでしたし
怪談と同じように殺したのかと思ったら、不注意。
心の平穏を得るために選択した事は、誰かを歪めてしまう。
子供に自分の趣味を押しつける、まではよくある話ですが
自分の考えを押しつけるのはどうなのでしょう?
母親然り、祖母然り。
これはもう、やめてくれ! と叫びたくなります。
そしてまた…想像してはいけない文章オンパレード。
そして驚きの、けれど納得状態でのご登場。
という事は、そちらもできるのか、とひとつ謎解決。
しかし…他のロッジには、言ってない、んですよね、やっぱり。 -
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ネタバレ夏休みに入って、会えるけれど会えなくなってしまった彼女は
今日も仕事中…と思いきや、、な状態。
呼ばれて入った場所は、いばらの城の中。
出ていけない、けれど眠るわけではない。
もしやこれを百年続けないといけない? という状態。
彼が一番有効だと分かっていても、いらっとしてしまうのは
仕方ない事です。
理性と本能は別物。
一体どうやって『呪い』を解くのか、どう『百年』すごすのか
始まった『再生』は何なのか、現れた『くし』は何を示すのか。
スプーン一杯はくしで終了かと思いきや…。
痛い、痛いから抜かないで!! です。
で、最後に出てきた人の服装。
該当者を1人しかしらないのですが。
彼女、ですか?? -
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ネタバレ少し時間は巻き戻り、姉がどうしてこうなったか、から。
初っ端からスプーン一杯がやってきました。
おかげ様で飛ばし読み。
全部読んで、うっかり想像したら色々駄目になりそうなので。
日常をこよなく愛する少年は一時帰宅。
非日常を愛する少女は現状維持。
もう少年に出番がないかと思いきや。
しかし2重構造になってるのがすごいです。
ふたつあるよ、とか言われた時点でそこを考えるべきだったのかも?
いやでも普通そこまで考えを巡らせませんし…。
ああの最後もすごいですし。
体をはってでも守るもの…その覚悟はありますか? と聞かれたら
ないです、と笑顔で答えられる自信はあります。
ところで彼女の断章詩。
いつか出てくるのでしょうか? -
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ネタバレなでしこ、と言われて『撫子』かと思ったら
カーネーションの事、だそうで。
一体どんな童話なのかと思っていたら、知ってます。
あれはそういう題名だったのか、と。
単純に考えれば、花になった少女そのまま、だと思いますが
どうなのでしょう?
そこは予想通りで…という事にもなりそうですし
まったく違う方向にもなりそうで。
同じ地域再び。
そして断章持ちとなってしまった、再登場少女。
潔癖症=泡、はどうなるのでしょうか?
泡で肌が…は、描写がないので大丈夫ですが
むしろグロはまったくなく大丈夫w とか思っていたら…。
そうですよね、結局ちらちら出てくるか、がっしり出てくるか。
中身がないって…。 -
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ネタバレ珍しくも短編集。
間の話、かと思いきや、昔の話、もありました。
昔の話は、まだなっていない頃なので、単にグロテスクなだけ…。
しかし女はやはり怖いです。
向こうがその気なら、こちらも色々画策すべき…とか
そういう事を言ってしまったら話にならないのですよね。
友情の愛情も欲しいけど、口を開いて落としてしまったら…という
事なのでしょうか、よくばりな犬、は。
もしくはそこまで深読みしなくてもよし?w
アリとキリギリスは、なるほど、と。
内面を磨くか、外見を磨くか。
どちらがアリで、どちらがキリギリスか、は
人によります。
捨てた部分の時間を別に回したからこそ起こった事。
というよりも、なぜにいつか告白してくれる、などと
思えたのかが謎です。
それならば、好みに一致するかのように
頑張らないといけないのではないでしょうか?
しかし言われて咄嗟に嘘はつきにくいですよね…主人公。
お散歩するだけで、ふたつも事件にぶつかる。
案外、そこかしこにあるようです。 -
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真木現人の友人、日高誠の祖母が死んだ。葬儀の際「オガミヤ」の使者から箱を渡すようにと言われたのをきっかけに、誠や現人の周囲で気味の悪い記憶が涌きはじめ、――。
夢人の性格の悪さが中々光った巻という印象。冒頭からアクセル全開、最後の最後まで本当に悪い人だなあ。うふふ。
弐巻でこれは群像劇なのだなと読み方を定めることが出来たせいか、登場人物の多さはそこまで気にならない。しかしやはり多くて把握し切れず、クラスで会話している人物が誰が誰だか判らない状態で読み進めていた。あまり差し支えはなかったが、後々出てきたときに判らなくて困る。
現実から虚実、虚実から現実へと障害無く移行するフラット怪異は健在、むしろパワーアップして活用されており怖さが増した。 -
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ネタバレなぜ目の前で『守るべきもの』を殺されたのか。
一体あちら側には、こちら側には何が起こったのか。
赤ずきん解釈、なるほど、と。
確かに『これ』は最後だけ見ればハッピーエンドな話です。
こういう解釈…を考えられるのがすごいですが。
とりあえず、最初ページをめくった時、出てきた童話が7匹のこやぎ。
本間違えた? と思いましたが、繋がりは『石をつめる』だったようで。
全編がそれほどぐっちゃんはなかったので
後半もそれほど…とか甘く見ていたのは駄目でした。
何と言う<断章>ですか…視界的にもやられた事を考えても
ざぁっと血の気が引きそうです。
むしろ、これをされたにもかかわらず叫びもしなかった精神に
敬意を表したいです。
最初から、そういう人だと思っていれば
確実に不信感はいだかない。
全てを公定してくれる人が傍にいるのは、とても幸せな事。
しかし、それをただ受け止めてくれるだけなのとは違います。
とはいえ、彼女がどちらに所属するものなのかは…。
感情って、忘れないもの、ですね。 -
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ネタバレ赤ずきんが、一体どういう状態で関わってくるのか。
前回に引き続き(?)違う町、での話。
まぁ毎度毎度同じ地域で行われていたら
ものすごくおかしな地域、にはなりますが。
軸が赤ずきん。
誰がどの配役なのか…というのもありますが
前回知った『配役は複数可』というのは使われるのか。
最初に消えた少女の配役は何なのか。
そのまま見れば、主人公のようですが狼のような気も。
そしてリーダーをしている少女が、母親?
いや、でも情報漏えいを防いでいる彼かもしれません。
友人を殺されないように、と走る少年。
解決してきた、という事は、それは殺さずに済んだ、と
いう事なのでしょうか?
それとも、それになる以前に防げたのか。
もしくは、知り合いを殺す事はなかったのか。
何にせよ、騎士になるのを止められたのが分かるような少年です。
自分自身も、自分がどう見られたいのか分かっているようですし。
それよりも問題は、最後の少年の断章の効果を見ても
今回大丈夫だな、と思った自分、でしょうか?w -
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次にめくられたのは、ヘンゼルとグレーテル。
そして『舞台』は、彼女の義務である学校。
1巻の彼はそれほど出てこなくなるのかと思いきや
ひょこひょこ出てました。
そういえば『お友達』予定でした…。
骨、と言われて最初に思い出したのは
『騙すため』に使われた骨でしたが
そこは違ったようです。
奥が深い…。
どうやら、これの探偵役は、彼のようです。
どこまで『探偵』としていけるのか。
むしろ再び能力使う日はくるのでしょうか?
今回もまた、後半と言わずあちらこちらに
想像してはいけない状態が。
もちろん、後半の方が怖いですが。
電子レンジほど、ではないでしょうか?
巻き込まれたクラスメイト(男)の、無事の帰宅を願いますw -
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東京で作家になっていた真木夢人が帰ってきた。それも地元で曰く付きの家系・七屋敷の娘である薫を伴って。婚約者との顔合わせの席で、思わずそのことに触れてしまった弟・現人に、夢人は「だからコレクションしたんだ」と耳打ちして小さな波紋を生み出す。事実、夢人の帰還はいくつもの波紋を生み出していた。例えば真木家の末娘・信乃歩の周囲で――
まずは顔見世といったところで控えめな感じがする。眼球に××××××するところとか、ひたひたとやってくる××××××とか、過去の作品を思い出して「おごぷ!」となりましたが……今作から読み始めた方にとってはどのように映るのか、作者が好きすぎて読めない。
顔見世と申しましたが、登場する人物が多いのです。
真木さんちの三人兄弟(夢人・現人・信乃歩)、夢人の婚約者の薫、現人の幼馴染み祐貴子、信乃歩の友人(命・あゆみ・駿・読書会のお喋り組四人)に――あと真木夫婦に七屋敷のお手伝いさんズに喫茶店マスター(一応語り手を一部分務める)を加えると人間だけで17人。加えて、冒頭から道祖神が真っ二つに割れ、異界にぶっ飛んだあとの描写がなされてやや群像劇風味。恐怖もたけなわになって前後不覚人事不詳、論理も飛んでフラットなまま場面転換が起こるのが妙に怖い部分もある。
尚、魔王陛下から始まる衒学の傾向は今作では夢人が引き継いでおり、今回はフレイザーの金枝編に言及。missingでも金枝編について触れていたため、missingを読んだ上で今作を読んだところ「みなさん、教科書は読んできましたか?」「はーい!」というやり取りが個人的に脳内で再生されました。展開もややベタ、まずは第一巻だから抑えめなのでしょうか。
今巻は現人が積極的に物語にかかわる部分はあまりなかったため、(道祖神が割れ異界描写のあとの)割と平常な導入パートが現人視点で語られるのは現人の異質さを客観的に描き出すことが出来るという良さもあるが、あんまり君話に絡まないよね? と疑問に思うこともしばしば。喫茶店マスターも同様だが、今後物語の展開で絡んでくることはあるのだろうか。
同様に長壁姉弟のキャラクターが出色だと個人的に思うのだが、あんまり出番がなかった……! これも次巻以降に期待か。