ひこ・田中のレビュー一覧

  • あした、弁当を作る。

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    自分や家族の役割に疑問を持ち、向き合い成長していくたつきが誰よりも大人でした。
    傲慢な父親が「言うとおりにしないならお小遣いを止める」と言ったことを、たつきは子供みたいで笑えてきた。というシーンがすきだ。

    我が家にいる思春期終わりかけの息子。表向きは反抗期はなかったが、本人の中では複雑な心境のこともあったのだろうと改めて振り返ることになった作品。

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    2024年09月26日
  • レッツがおつかい

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    これはなかなかの大事件。レッツが一人で買い物に行ってしまう。5歳の子どもはひとたび町に出ると空気みたいに見過ごされてしまう、だからマンションの管理人のヤスさんがいちばん大事な砦だったけど、今回はいなくて、レッツは知らないおばさんやおじさんの後についてすいすい電車に乗って5つめの駅でおりてショッピングセンターに着く。子どもには親がついてるのが当たり前だと大人は思い込んでるので、レッツが適当に指した大人を保護者だと思って安心してレッツを放っておく。「まいご」に変身したレッツはかあさんととうさんを探してもらうことができた。最後の絵がいいね、心配して疲れたかあさんとうさんと川の字で寝ながら二人の頭をなでるレッツ。

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    2024年07月12日
  • レッツはおなか

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    自分がかあさんのおなかにいたことを知ってちょっと怖くなるレッツ。お腹のギュルギュルと鳴る音も怖いし、食べ物が頭から降ってくるなんて!人の身体のなかに280日もいるのは、今(5歳)から考えるとやっぱり変だしあまり楽しくないよね。天から降ってきた方が良いと思うレッツ。でもかあさんとうさんと会話して、いろいろ考えたすえにひきつづきこの家にいることにする。レッツはなんでかあさんととうさんのところにいるかというと良く知っていて安心だからという。安心というキーワードがしみるなー。レッツシリーズはレッツの目線を通してかあさんとうさんの気持ちもわかるのがとても面白い。どちらの膝枕を選ぶのかワクワクする両親とか。

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    2024年07月12日
  • レッツのふみだい

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    踏み台に乗ったとき乗らないときで景色が違う、こんなささやかなことを中心にお話がずっと展開する。わかるな、私も背が低い方だから、高い靴を履いたとき、高いところにあがったときで普段と見え方が全然変わってびっくりすることがある。写真のフレームも、背の高さが違うだけで位置取りが全然違うのだ。レッツは4歳から5歳にかけてにょきにょきと成長するので、洗面所の鏡に映る姿が1年で変わってしまう経験をする。背が伸びることで見えなくなる世界があることを知る。でもそうねそういうときはしゃがんでみるといいんだね。

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    2024年07月12日
  • あした、弁当を作る。

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    学校に行く日には、「行ってらっしゃい。タッちゃん」と母親が背中を触る。
    それが、ゾクッとしてしまい…
    その日から母親が作ってくれたお弁当を目の前にして箸が動かない、隣りの女子は冷凍食品オンリーで自分で弁当を作っていると言う。

    弁当を自分で作ることから始まり、母親が学校へ行っている間に部屋を掃除していることも嫌になり、洗濯も自分ですることに…。

    父親が外で働き稼いで来ること、母親は家事をするのが仕事で中学生は勉強していればいいというのに反発を覚える中学生男子。
    さて、彼はどこまで納得して自分のやりたいようにやれるのか…。


    思春期男子には、あれこれと世話を焼く母親が重い、と感じるのかもしれない。
    放っておいてほしいのに、どうしてそんなにかまうのか…。
    自立したくてもできないジレンマがわかる。

    いつかは、自分でやらなければならないのなら、やりたいと思うときにした方がいいと思う。
    義務じゃなければ楽しいと思うのかもしれないが、それが毎日となると億劫に感じたりもする。
    やりたくなくてもやってくれる人がなけりゃ、自分がやるしかないと思うと気が重いし、もっと他のことをしたいのに…と思う人もいるだろう。
    ヤングケアラーの場合はそうだと思う。

    どのような家庭なのかによって見方も変わってくるが、今はこんなふうに専業主婦で子どもにかまう母親は少なくなってきてるのでは…と思うのだが。

    黙って反抗的な態度をとるよりも、やりたいことを宣言している中学生男子のタツキの今後が気になる。



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    2024年04月18日
  • あした、弁当を作る。

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    思春期なのになんてちゃんとしてるんだ。お弁当作ってえらい!こんな思春期もあるのか?と思ってしまった。
    お母さんの気持ちもわからないでもないが、子離れって必要だなと思った。

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    2024年02月24日
  • レッツもよみます

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    自分で読めるようになってきた子どもの感覚や気持ちが丁寧に描かれていて、はっとなってほっこりした。見守って「いつでも読むよ」の両親もいい。

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    2024年01月22日
  • あした、弁当を作る。

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    児童書に分類したけど、これは読んだ人の性別、年齢で感想がものすごく分かれそうなので、統計を取るとまでは言わないけど読者のバックボーンを踏まえたうえで感想を知りたい作品だった。
    私としては、彼の行動には賛成したいけれど、洗濯をする、という行動一つにしても洗剤・水道代は親が負担しているというところまで考えが及んでいないので行動は自立しているように見えるかもしれないけど、経済的には全然自立できるものではない、というところまで考えられるようになって欲しい、と思った。
    ただ、毎日食事が出てきて当然だ、と思うような子供よりははるかにしっかりしているし、応援したい。
    とにかく自我のない母親の態度が一番腹立たしかった。

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    2023年09月22日
  • あした、弁当を作る。

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    中学生男子が自身でお弁当を作るという工程を通して親からの自立を図る物語。父も母も子供を愛してはいるんだろうけど怖い……。がんばれ、少年!

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    2023年07月07日
  • あした、弁当を作る。

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    うちの親を思い出した…あー。自立をさせるって親にとっても重要な課題だなぁ。生きがいになってしまうと手放せなくなるものかやっぱり。それだけが生きる甲斐なんだもんな。でもそれは押し付けなんだと双方気づかないといけないんだ。

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    2023年06月12日
  • レッツはおなか

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    個人で読みました。

    また違った視点でのレッツシリーズ。
    たしかに自分も子どもの頃同じように考えたことがあったなと共感する作品でした。

    毎シリーズ感じるのは、レッツの両親も、レッツの考えに対して丁寧に、自分たちなりの考えを伝えていて、ほっとする家族だなと思って読んでいます。

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    2022年11月27日
  • レッツもよみます

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    個人で読みました。

    レッツシリーズは二冊目です。
    レッツが自分一人で絵本を読もうとするけれど、自分の成長と変化に様々な疑問を抱きます。
    そんな疑問一つひとつが面白く、
    自分にもきっとこんな時があったのかなと
    思うと笑えてきました。

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    2022年11月23日
  • レッツもよみます

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    5歳のレッツが、自分は字が読めるのに、どうして絵本を読んでもらうのか疑問を抱くお話。

    しかし、自分では読めると言う認識だけど、うまく読めない、おかしなところでくぎる、というところに、リアルを感じました。

    私の娘も、こんなふうに変なところで文章を区切って読んだり、読み間違えたりしていたなぁと、懐かしい気持ちにもなる本でした。

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    2022年09月26日
  • レッツはおなか

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    ヨシタケシンスケさんの絵本かと思って読み始めたら、ひこ・田中さんの本だと、後から気づく。でも、途中まで違和感ないくらい、ヨシタケシンスケさんのイラストとマッチしてる。
    お腹にいた頃のことや「もし頭の中にいたら」を想像するレッツの思考回路と、仲良しのお父さんお母さんの様子にほっこり。お腹の音が怖いと言うくだりも。
    シリーズの他の本も読んでみたいと思った。

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    2022年08月22日
  • レッツもよみます

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    ネタバレ

    絵本を読んでもらっているときにふと感じたことから自分がちょっと成長したことに気づくかわいらしいお話。

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    2022年07月30日
  • レッツもよみます

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    ヨシタケシンスケの絵が良いんだよね~~ひこ・田中さんってよく知らないけど,53年生まれ,同志社卒の児童文学者らしいけど,このお話に何か教訓が含まれているんだろうか?

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    2022年04月02日
  • なりたて中学生 上級編

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    「なりたて中学生」三部作の最終巻。

    1学期が終わった。
    なりたて中学生の成田鉄男は、中学校とはなんだろうということをとことん考えることにした。

    体育祭。みんなで同じ動きをしている。なんか不気味や。
    学校からのプリント。先生は誰に向けて、何を言いたくて書いているんやろか。
    どこの部活にも入っていないので、夏休みは部活見学をしてみよう。自分は馴染まんが不気味ではない。
    2学期は文化祭。そもそも「文化」ってなんだろう?学校も「文化」なんだろうか?
    鉄男の所属している広報委員会は、文化祭にブースを作ることにした。各ブースを訪れての突撃生放送!傍観者のつもりだった鉄男が、行ったブースで当事者にさせられることもある。

    自分は馴染んでいるんだろうか。
    不気味なもんには慣れないが、馴染まんもんにはいつか馴染むんやろか、そもそも馴染まんでもいいんじゃなかろうか。

    思考を重ねる鉄男は、身長も伸び、同じクラスのアンリに好意を持ってみたり、両親との関係も思春期のものとなり、なんだかんだいっても学校というものは興味深いなって思っていくのだった。


    ===

    中学ってなんだろう、どうしてこんなシステムなんだろう、という基本を考え、そこから社会の仕組みだとか、自分の存在だとかに繋がるお話なので、改めて言われてみると面白かったです。
    馴染まないこと、不気味なこと。自分が慣れられること、慣れられないこと。いつどこに所属していてもそれは感じることだけど、それをとことん考え、言葉にできると、自分の居場所がわからないなりにも、言葉にしたことでスッキリはしそうですよね。

    しかし3冊ずっと考え考え考えで、読んでいてちょっと疲れたという気もするような…。私が考えなさすぎるというか、目を逸らしているんでしょうね(^_^;)

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    2022年03月11日
  • レッツのふみだい

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    笑えた。
    6歳のわが子もところどころ笑っていたけど、まだまだ5歳のレッツ君に近いので、???それがなにか???な部分も。
    大人向けかな。

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    2022年01月07日
  • レッツがおつかい

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    レッツくんのおつかい。
    大人目線での良かれと思うことも子ども目線だとそうではないかも。子どもからの見え方を感じられて良い。

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    2021年01月05日
  • お引越し

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    児童文学であるため文体が口語的であるが、子どもにとっては親しみやすく読めるのかなあ。(?)
    最後、忘れた頃のあとの話はかなり良い。ななめよみ。

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    2020年07月06日