【感想・ネタバレ】ふしぎなふしぎな子どもの物語 なぜ成長を描かなくなったのか? のレビュー

ユーザーレビュー

ネタバレ

Posted by ブクログ 2019年01月30日

各アニメの第1話のチェックは欠かせない僕にとっては,この本は待望の一冊。児童文学者という第三者から眺めるサブカルの社会的評論。マンガや小説だけではなくて,ゲームや児童文学(作者のホームグラウンド)をも射程に入れているのが素敵。個別の作品に変に熱くなっていないのもいい。この分野に興味があれば,面白く読...続きを読む

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Posted by ブクログ 2018年10月12日

この本を読んでいるあいだにいろいろな本を読まざるおえなくなったので、時間がかかってしまった。
面白い本です。ひこ・田中さんが語る“子ども”の心理というか、子どもの心に映る世界にいちいち共感しながら読んでしまった。
ここに書かれている“子どもの物語”は多様なものであり、性差も存在しているが、...続きを読む

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Posted by ブクログ 2014年05月14日

子どもから大人へと言う「成長神話」なき時代が来ていることをあぶり出した労作。
 主に日本の子どもたちをめぐる主要なメディアを通して、近代とその後に肉薄している。自分の周りの現象のいくつかに合点がいった。
 私は40代男性。いかに自分が成長神話ある時代に育ったかを自覚した。状況がどんなに困難なものであ...続きを読む

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Posted by ブクログ 2012年04月28日

サブカルから分析する社会論。
めーーーーーーーっっちゃ面白かった。
特にドラクエの話とか、うんうんわかる!みたいな。

大人とはなんなのか。
エヴァンゲリオンが描いてる子供達のこの先は?

人は物語を必要とする。
これから先、人が描いていく物語ってなんなんだろう。
とっても考えさせられた一冊だった。

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Posted by ブクログ 2015年09月02日

借りたもの。
児童文学からサブカルチャーにおいて、「子供の成長」を描かなくなった理由を、時系列からその変容を解説。
ゲーム、アニメ、特撮の中で善悪二元論の矛盾とそれ故に多様になるスタイルの変容が様々な有名タイトルを例に上げ、丁寧かつ簡潔に書かれる。
教訓や成長譚からアイデンティティの話へとシフトして...続きを読む

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Posted by ブクログ 2013年01月05日

仮面ライダー、ウルトラマン、魔法少女にRPGゲームなど
どのように変化していったのか?
ドラクエだけでも様々な物語があることをはじめて知った。
児童文学というジャンル意外と侮れない。

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Posted by ブクログ 2012年06月20日

児童文学だけではなく、テレビゲーム、テレビヒーロー(特撮)、アニメ、漫画も射程にいれて、子どもを描く物語が成長を語らなくなったのはなぜかを解き明かしていく。
膨大な数のメディアの中で、流布したもの、人気を博したものをピックアップして、近代社会が内包していた、大人と子どもの差異の現象が、情報の肥大化の...続きを読む

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Posted by ブクログ 2012年01月07日

駆け足で読み解くこども文化近代史。大人と子供の線引きが限界になっているとゆー説には激しく同意。そう、このトシになるまでずーっとこじらせていたもんだいもすっきり氷解。そもそも質問の立て方が間違っていたのだなぁ、と。ああ、これからも大手を振って生きてゆけそうでござる。

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Posted by ブクログ 2011年10月25日

なぜ子供向けの本(文学、マンガ、アニメ、ゲーム、映画)は成長を描かなくなったのか。
結論には賛成できないけど、過程には傾聴に値する分析がたくさん含まれている。
著者の答えは、「そもそも子供という概念が近代に特有のものであり、大人という概念の合わせ鏡として生み出されたものにすぎない」「大人と子供の差は...続きを読む

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Posted by ブクログ 2011年08月27日

はっはぁ~
と納得するとこが多く
自分の知らない世代のアニメや漫画の移り変わり
また、世界名作劇場から
最近のアニメや漫画のこと
日本と海外の児童文学についての視点の違いなど
結構細かく書かれてるなぁと思いました。
うん、まぁこういう意見もあるのかな、と。

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Posted by ブクログ 2015年06月16日

近代になって子供であることの価値が反転し、イノセンスが一つの理想となる、という文脈で、日本のサブカルを捉え直すという試み。懐かしく読んだ、が、それはそれだけのことという気もするが。

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Posted by ブクログ 2012年08月19日

成長しないとダメですか? 大人になる必要がありますか?

子どもの物語は、結局大人が与えるもので、それが子どもに必要なものであればウケるけれど、なぜか大人(年を取った子ども)にウケてしまう。アニメとか、ゲームとか、なにが子どものためなのさ、と思うことも。確かに、児童文学が下敷きのアニメやマンガや他メ...続きを読む

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Posted by ブクログ 2012年03月10日

子どもの物語について読んでいながら、大人とか成長って、何なんだろうなぁ〜、と考えてしまう。思春期の子どもを持つ立場として、子どもに成長を願っているけれど、そもそも、私は何を願い、何を期待しているのか。そんなこと考えること自体が、近代、なんだろうなぁ。

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Posted by ブクログ 2012年03月06日

≪目次≫
1章  テレビゲーム
2章  テレビヒーロー
3章  アニメ(男の子編)
4章  アニメ(女の子編)
5章  世界名作劇場
6章  マンガ
7章  児童文学
8章  子どもの物語が示すもの

≪内容≫
様々なメディアを通して、子どもの物語の世界に起こっている変化を読み解こうとするもの。
...続きを読む

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Posted by ブクログ 2012年02月14日

年代・ジャンルを問わず調べ上げ鑑賞し遊んでいる、その点には感服である。

ゲームの分野に関しては、「こども」という点に強調をおく一冊であるならば任天堂のポケモンシリーズやカードゲームにも触れるべきだったと思う。初代ポケモンの登場から2000年代をリードしてきた、子供にとってのゲームといえばポケモンは...続きを読む

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Posted by ブクログ 2012年01月08日

 日経BPネットで著者のインタビューを読んだ。DQやFFに比べてメジャーとは言えない「ペルソナ2」を本書で取り上げていることを知って購入した。
 著者の主張を理解するだけなら、最後の第8章だけ読めば事足ります。誤解を承知でざっくり言ってしまうと、今の子どもはすれているということ。「ペルソナ2」に端的...続きを読む

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Posted by ブクログ 2011年12月25日

 仮面ライダー、ウルトラマン、ガンダムの話は面白かった。それぞれ、他にもっと詳しく書いてる本があるのだと思うけど、それだと重すぎなので、このくらいの裏話がちょうどいい。

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Posted by ブクログ 2011年12月14日

8章に全てが書いてある。筆者は否定してるが何だか意地悪な表現が気になりなかなか読みすすめられなかった。でもヒーロー物やドラクエなんかの歴史を体系だてて知るには良かった。

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Posted by ブクログ 2011年12月10日

タイトルの「なぜ」に対する答えとしてはつまり、大人と子供の境界線があいまいになったから、ということなのだろうか。
著者の言っていることは、「なぜ成長しなければならないのかではなく、なぜ成長しなければならないと思いこんでしまったのか、必ずしもその必要はないのに」ということのようだ。時代がそういう風に変...続きを読む

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Posted by ブクログ 2011年11月01日

テレビゲーム、テレビヒーロー、アニメ(男の子編)、アニメ(女の子編)、世界名作劇場、マンガ、児童文学、そしてまとめにあたる章という構成。

まずそれらの歴史や変遷、意義に、よくこれだけ丁寧に寄り添っているな、ということに驚く。

このように時系列で並べて分析して見せられると、子どもの(或いは親の)立...続きを読む

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