ひこ・田中のレビュー一覧

  • あした、弁当を作る。

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    自分の気持ちや行動をここまで考える反抗期があるのだろうか…。なぜ?って考えることって大事だよね。
    父親への拒否感が強くてなかなか読み進められなかったけど、少なからずこういった思考を持ってる人はたくさんいるよね。「男だから」「女だから」じゃなくて、〇〇だから、って個人を尊重する世の中になればいいな。

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    2023年11月09日
  • あした、弁当を作る。

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    読み始めてすぐなんだか読み心地が悪く感じたけど、それは作品との相性が悪いとかではなく…きっと私自身が親(反抗される側)だからなのかと気付いた。そして読み進めて主人公の両親が頻繁に登場するようになると…その両親に対する違和感(本音を言えば、気味悪さ)に変わっていく。そして、最後は主人公の言動に頷きながら、応援していた。
    子どもの権利条約が定められて久しい時代に、まだこんな感覚の両親っているのかなと感じたけれど、それは読者という客観的に見られる立場だからなのかもしれないとも思う。私も子どもを見守る立場。我が子が主人公のように気付き、考え、訴え、行動するようになった時は、同じように応援していきたいと

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    2023年07月06日
  • レッツがおつかい

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    2年から。大人からみても子どもから見ても共感できる作品。共感から同じように考える時間が持てるところが⭕️。

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    2023年06月21日
  • あした、弁当を作る。

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    思春期の男子中学生のお話。母親目線で読んでしまいドキッとした。作中の母親の気持ちも分からないではないけど、今の時代、それは子の自立をおおいに妨げる。ニートや引きこもりをつくりかねない。
    主人公は聡明で、自分できちんと考え、さらに思いやりもある子。その独白が分かりやすく、ぜひ、中学生、親も読んでもらいたいなと思う。自分も子どもに対する接し方、考え方を気をつけよ…

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    2023年06月18日
  • ハルとカナ

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    文と絵が合っていてスラスラ楽しく読めました。
    自分の子供と重ねたり、自分の子供の頃と重ねたり。
    忘れていたことを思い出したり、子供ってこんな思考をしているんだ(変なことを考えているのはうちの子だけじゃなかったんだ!)と思ったりしました。
    それを書ける、ひこ・田中さんがすごいなと思いました。

    色んな子がいていいんだなっていう昨今の流れにも合っているので子供たちに是非読んでほしいです。
    子供はどんな感想を持つのだろうと気になるところです。

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    2023年04月10日
  • あした、弁当を作る。

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    ネタバレ

    中学1年のタツキは、ある日、出がけに母親から背中を触られたことに、
    ぞくりとしてしまう。
    これをきっかけに、タツキは自分で弁当を作り、洗濯をし、
    同級生と話し合いながら、自分に起きた変化について考え出す。
    気がつけば、それはいつのまにか、家庭内の役割分担から
    大人としての生き方にまで広がっていくって・・・
    ついに、タツキは自分の家庭がバラバラであったことにも気づく。
    でもタツキは言う。「それでも家族だ」と。

    ・・・あらすじを書けば、こうなるのだが・・・
    魅力は、ここに至るまでのタツキを中心とする中学生のやりとり。
    私の頃(アラカンですw)には、こんなに、しっかりした考えを持っていた子は
    いた

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    2023年03月10日
  • ぼくは本を読んでいる。

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    『両親の本部屋にあったカバーのかかった文庫本。こっそりと読み始めた小5のぼく。
    友達や両親との会話や本を読むことで拓かれていく意識。自分で考えて自分で調べることで構築される意識。自分と違うものに出会うことで知る自分の意識。
    本を読む面白さを知ったばかりの楽しさがここにある。

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    2022年10月03日
  • レッツもよみます

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    ネタバレ

    児童向けですが、自分の子どもに読み聞かせをしている大人や、読み聞かせをしていた大人もニッコリしそうな素敵なお話。

    そういえば、親や先生から読んでもらう時に「どうも、読む速度やめくりのタイミングが違うんだよなー……あと、声の感じ……」と(今にして思えばそういうことを)思って、自分で読むようになった気がします。
    大人が読んでくれると、大体、理解度を確認しようとしているのか、感想を言わされたりやクイズめいたことをしてくるのがプレッシャーで嫌だったのもあるかも。
    誰かと読むことから一度離れて、自分で読むようになって、それからまた誰かと読むことを楽しめるようになるまで、しばらくかかったんだな、と改めて

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    2022年07月05日
  • レッツもよみます

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    そうかぁ、成長して字が読めるようになって、だんだん1人で読むようになる、親にとって嬉しいような寂しいような、そんな当たり前の事を思ってしまう本だな。ヨシタケシンスケさんの絵も可愛い。

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    2022年05月14日
  • レッツもよみます

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    ヨシタケシンスケさんの絵は、愛嬌があって良いなぁと思う。
    どの本でも微妙な表情が、とても良く気持ちを表していてほのぼの感も満載。

    今回は、読み聞かせが卒業なのかな…と思わせてくれる5歳のレッツが、一生懸命に考えているのがよくわかる。
    読み聞かせがなくなると寂しいパパとママ。
    そうだよなぁ、寂しいよ、やっぱり。

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    2022年04月28日
  • レッツもよみます

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    ネタバレ

    次女のために買った本。ヨシタケさんかな?と思ったら絵だけヨシタケさん。主人公レッツが父親の膝の上で絵本を読んでもらうが違和感がある。少し「うるさく」感じる。お母さんに読んでもらっても「うるさく」感じる。何故か?一人で黙読してみたいのだ。しかし、親2人にとも「寂しい」と訴える。レッツは1人で本を読みたいのに!と考え込む。でも両親はレッツが成長していることに喜びを感じる。確かに、いつの間にか娘達に絵本を読まなくなったなぁ。その時はあまり考えなかったが、成長する娘をこの絵本を通して理解した。少し長すぎる内容。④

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    2022年03月06日
  • ぼくは本を読んでいる。

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    ネタバレ

    本部屋が羨ましい・・・。

    小学校5年生の自分は、主人公のようにそんなに本読んでなかったなぁ~と。(ずっこけ三人組くらい?)どれも、一生に一度は読んでみようかな、と思った本がたくさんあった。

    買い物に行くシーンでは
    大阪から転校してきた女の子が、慣れたように買い物し、会計時に1万円つかい「おぉ~。」1万円からおつりもらっても「お~。」と反応する小学校5年生がかわいくてクスリと笑ってしまった。

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    2021年10月19日
  • ハルとカナ

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    ハルもカナも可愛い。
    同じタッグの「レッツ」シリーズも子供の疑問が散りばめられていて好きだが、こっちの2人の疑問点や着眼点もとっても良い。
    小学2年生の話だけど、4年生でも楽しく読めたよう。

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    2021年08月31日
  • ぼくは本を読んでいる。

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    有名な海外古典作品。両親の本棚から未知のそれらを見つけ、自分の部屋へとこっそり持ち帰り、読み進めながら湧き出る感情に思いを巡らせ、調べたり話したり、周りへと広げ繋げて考える。なんと理想的な読書だろう。そう思いながら読んでいた。生まれた時からインターネットが当たり前の日常で育つ小学五年の子供たちと、それがなかった世代の人々。読み手の背景が異なり本の訳者が違えば受ける印象も変わる。だから楽しい。

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    2021年04月10日
  • レッツはおなか

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    子どもの読み聞かせに。
    読み終わったら絶対おなかの音聞くよね。
    クールなレッツの発想が面白い。
    レッツとおとうさんおかあさん、この家族ならではの仲良い生活の雰囲気が、読み終わった後じんわり幸福感。

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    2021年03月31日
  • ハルとカナ

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    小学生らしい素直な疑問と感じ方に、ヨシタケさんの絵が組み合わさってとても良かった。女の子同士、男の子同士でなんで固まるの?相手のどこが好きなの?ハルとカナがそれぞれ考えているのがかわいらしい。終わり方も微笑ましかった。

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    2021年01月03日
  • レッツのふみだい

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    みえるようになるものがあればみえなくなるものもある。身長の話だけどそれだけじゃなくて、大人になっていくときにもあることだよな〜。
    ヨシタケさんの絵はあいかわらずかわいらしい。

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    2020年09月25日
  • レッツはおなか

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    お母さんとへその緒でつながってた
    と聞いたらへそを見ちゃいますよね
    お母さんのお腹(胃)のなかに
    自分が居たと想像したレッツが可愛いな

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    2020年07月15日
  • ぼくは本を読んでいる。

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    小学校5年生のルカくんが、両親の子供の頃に読んでいたであろう「小公女」「あしながおじさん」を「本部屋」から偶然みつけ出して読む話。
    まず、家に本の部屋があることが、なんとも羨ましい。
    大人になってから読むと「名作」と聞くだけで敷居が高くなりがちだけど、子ども目線からの二つの物語が、とても面白く感じられて良かった。
    本作品は児童書なので、子ども達がこれを読んでから「小公女」や「あしながおじさん」へも興味が出て読んでみる、というきっかけ本になっているのかな?という部分に引っ掛かりを感じたが。わざわざカバーをかけてあったという設定まで、両親の策なのでは?とか考えだしちゃって、星4。いや、そんな、斜め

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    2020年07月02日
  • ぼくは本を読んでいる。

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    小学校5年生。
    会話は大人っぽいし、こんなことまで話すかってこともあるけど、
    全体としてはおもしろい。
    本を読みながらその時々の思いを書いていくっておもしろいと思ったし、世代によって、本の訳者によって書き方が全然違うってことに主人公が気づいていくのもよかった。
    今の子たちは生まれた時からスマホやパソコンがあるんだということを改めて考えさせられた。

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    2019年12月03日