ブリキのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
1月からアニメ2期も始まる「はがない」の最新刊。数字が入っていないけれども、基本的には8巻のあとに読むことが、あとがきにて推奨されている外伝的な内容。
とはいえ完全なスピンオフ的な内容ばかりでもなく、小鷹以外の視点で描かれる既存シーンも多々あり、8巻前の内容を作者の意図としての正解を理解する上でも重要な巻といえる。
正直、あまり読む前は期待していなかったのだけれども、予想に反して一気に読み終えてしまった。それくらいの面白さがある。ただまぁ、「はがない」のアホなノリみたいなのはあまりなくて、どちらかといえばシリアスモードな描写ばかりなので、感情で感じる楽しさというよりは、頭を使う楽しさみたいな内容だったかなと思う。
特に理科の話などは、小難しい、ある種の中二病的な部分があるんだけども、これはMF文庫Jのターゲット層に良さが分かるんだろうかと、少しばかり心配してしまうような小難しさ。いやまぁ、小難しいだけで、難しくはないのだけども。「天才」と「超人」の話はなかなか面白かったと思う。
あとステラさんが妙にフィーチャーされているので、ステラさん好きは買うしかないでしょう。逆にケイトさんの出番が少な過ぎたので、平坂先生はもう一発、外伝を書いてください。お願いします。