ブリキのレビュー一覧
-
-
-
-
Posted by ブクログ
面白い。メタフィクション的な部分や、この特徴的な文体は、好き嫌いが分かれるポイントと思うが、ワシは、書き切った点も含めて素晴らしいと思う。コメディ芝居の台本を読んでいる気持ち。また章題の付け方も良い。初期の章はハーレムラノベふうなのだが、きっとここから転換するのだろうな、というのが分かるので読書意欲が削られない。物語の構造、どんでん返しの入れ方、キャラの立て方も、やはり小説というよりかは芝居を彷彿とさせるが、しっかりしている。そんな中であえて構成に難をいうなら、ヒロインの行動は最善手とは思えず、この物語を成立させるためのものに見えること。まぁこれも芝居的というかコント的と言えるが。ちょっと大袈
-
-
-
-
-
-
Posted by ブクログ
ネタバレ結構、普通の男の子が転校をきっかけにハーレムする。って簡単に言ってしまえばそうなんだけど、語り口調が面白くて面白い。くそー。
一つ一つに色々な比喩とかそんなものが打ち込まれていて、読んでいて飽きない。
電波女の性格が微妙であるし、そこは一巻だから全く解決されないんだけど、日常的ラノベとしてはそれはそれでいっかなーみたいな気楽な気持ちで読むことができる。
って、青春ポイント+1。
人間、青春がどうあったか。なんてことを考えだすのは、その時点でおっさん化している証拠なんだけど、どうしても考えてしまうよね。とかつぶやく青春ポイント-1。
何の話をしていたかわかんなくなるけど、やっぱり青春時 -
-
-
Posted by ブクログ
これはなんと言えばいいのか、適切な表現を捻り出してみると、「しっちゃかめっちゃか」だろうか。
夜空の復活巻というか、吹っ切れ巻なのだが、そこには止まらない後半のゴタゴタは何とも言い難い。
良し悪しすら判断しかねる。評価は次の巻を見てから出すべきなのだろう。
というわけで、次は早くに出してもらいたいものである。(様々な事情があるのだろうが、正直、先の巻から間が空きすぎで関係性を思い出すのに苦労した)
小説としては大変楽しくて、良いジェットコースターだった。
さすがに見せ場の夜空が文語的過ぎたのと、小鷹が頭悪すぎた(口調という点で)ので、それも加味して星四つ半と評価したい。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ『はがない』の短編集。
主人公は小鷹目線ではなく、その周り。
一番手は夜空から。
『タカとソラ』と呼び合ってた仲だった子供の頃。
全く思い出さない転校生小鷹にイラつく夜空が可愛い。
マリアを脅し、部室と顧問を手に入れて小鷹との楽しい部活を謳歌するつもりだったが…
思いも寄らぬ新入部員が現れる。
二番手は星奈。
思いもよらない新入部員は星奈。
天馬さんと隼人(羽瀬川)との流れ。
合コンとして天馬とノエル。隼人とアイリ。
生粋のイギリス人。流石小鳩の母アイリ。中二病。
天馬とノエルは…秘密の関係。
そこで出来てしまった子供はステラ。
星奈の異母姉妹である。
15年後、ステラは -
表示されていない作品があります
セーフサーチが「中・強」になっているため、一部の作品が表示されていません。お探しの作品がない場合は、セーフサーチをOFFに変更してください。