矢立肇のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
文庫本の発刊を待ちきれず、本書に手を出してしまった。。。この巻をもって本作は完結。面白かった。ただ、一点だけ。クライマックスのシーンはちょっとぶっ飛びすぎで、一年戦争シリーズの良さである現実感がなくなってしまったことが残念。他の方もレビューで述べているが、一年戦争シリーズは、技術や戦略が、リアル(現実の延長線上)なものとして描かれている点が魅力の一つだった。それに比べるとサイコミュの感応波がエネルギーに変わるという設定は、サイコミュがブラックボックスなだけに、魅力の1つであったリアリティが欠けてしまったように思う。その最たるシーンとしてクライマックスが描かれていたので「それはないだろ・・・」と突っ込みを入れたくなってしまった。
であっても、本作全体について言えば、十分楽しむことができた作品だった。個人的には、「ラプラスの箱」の中身も納得。あれだけ盛り上げ役として引っ張っておいて、既成事実を変えない落とし所を用意した所は凄いと思った。技術に関する細かすぎる説明、これでもかと言うほどリアルな戦闘描写は、相変わらずの福井晴敏節でツボだったし、主人公達の成長を繊細に描いていたし、全体の構成もよく出来ていたと思う。ということで、本作全体の評価も加味して、★5つ! -
Posted by ブクログ
またまたTVシリーズとは違う展開になってきた。内容を書くとネタバレになるので書かないが、今後はセイラの行動に目が離せない。
実は最終章の展開が変わることは知っていた。ガンダムのTV放送は、当初視聴率が低くくて予定の放送回数をこなすことが出来ず、放送回数を大幅にカットされている。この事は、オンタイムで見ていた世代の人であれば、皆な知っていることでもある。当時、富野由悠季氏がアニメ雑誌の取材に対して、視聴率が低くてカットしたことを言っていた。
と言う事で、今までは一度見たことのあるストーリだったが、今後は知らないストーリーが展開していくことになる。今まで以上に楽しみになってきた。半年後の発売が待ちどうしい。