矢立肇のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
機動戦士クロスボーン・ガンダムシリーズの続編。作者自身も完結のつもりで描いたと言う「鋼鉄の7人」が非常に綺麗な終わり方であったため、正直読むのが不安だったが全くの杞憂であったと感じた1巻であった。
前作から20年経過した宇宙世紀0153―「機動戦士Vガンダム」の時代の物語として新主人公フォント・ボーの視点から前作キャラとの絡みを描き出す形となっているので、前作までの展開から気持ちを切り替えて触れることが出来る。それでいて「機動戦士クロスボーン・ガンダム」におけるトビアとキンケドゥの関係を思わせるようで感慨深い。時間を空けたことで前作キャラが現在どうなっているのか、どう絡んでくるのかという期待 -
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Posted by ブクログ
ネタバレ終章の丸ごと戦闘シーンの長さ、これを小説で読ませるのはすごい。
ガンダムの光が宇宙、地球上を問わず、人類の存在する場所をあまねく照らすように、作者の描写も、あらゆる場所での出来事に及び、あらゆるキャラに及ぶ。
戦闘シーンには限らないが、女性キャラたちも単に「子供を産む機械」と化していないのがいい。
エミリーもロマリーも、そういえば才能ある人だったんですね。
ガンダムを開発し、AGEシステムを複製し、最終決戦では戦闘をオペレートしたり、ハッキングもしたり。
ナトーラ艦長の生い立ちも、前巻から描かれていたけれど、彼女の成長も丁寧に描かれている。
ユノアがちょっと複雑・・・お兄ちゃん好きだったの? -
Posted by ブクログ
ネタバレアニメを見ただけでは理解できない、頭の悪い私に、組織の関係や裏事情、キャラクターの心理などをわかりやすく、教えてくれる、楽しい一冊。
ゼハートが、ちゃんとAGE3のパイロットを「アセムの息子」と認識し、意識していたところや、コールドスリープから目覚めて、もうアセムがこの世にいないことを知って一筋、涙を流すところ、アセムとの関係をキオに語るシーンなど、感慨深い。
もちろん、アセムが生きているとわかった時の反応も。
コールドスリープのせいで、ゼハートはまだ18歳かそこいらの年齢らしいことも判明。
変わってしまったヴェイガンの兵たちの気質に戸迷ったり、軽く浦島太郎状態である。
そして、ザナルドに、 -
Posted by ブクログ
AGEノベライズ、始まりの巻。
あちこちで言われている通りTVよりはるかにいいですねぇ。
ひとつは、先に読んだアセム編でも感じましたが、
ヒロインは単なる主人公にからむ可愛い女の子でなく、
ちゃんとサポートも出来る子として描かれてること。
今回のエミリーちゃんも例にもれずで、
知識のある子で、フリット君が戦場に出る意味が解るからこその
戦わせたくない気持ちに説得力がありました。
あと、フリット君があのプロローグ以来ずっと抱いていた
想いも明確で良かった。
彼が天才(ただし恐ろしい努力をしている)ことがはっきり
描かれていることで、彼が固執する意味に
「僕がやらなきゃ」という哀しすぎる想いが -