あらすじ
宇宙海賊ビシディアンの助けでイゼルカントの手を逃れたキオは、キャプテン・アッシュから宇宙を掌握できる“秘宝”EXA-DBとそれを守護する巨大MSシドについて聞く。一層激しくヴェイガン殲滅を唱える祖父フリット、両陣営の戦力均衡を保つことでかりそめの平和を維持しようとする父アセム。そして新たなガンダムを託されたキオの選択とは……。フリット、アセム、キオ、戦争に対するそれぞれの思いがぶつかり合う。親子孫三世代が同時に戦い、そして究極の進化を遂げたガンダムが生まれる! 百年に亘る戦いの物語、万感交到る結末がここに!!
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Posted by ブクログ
面白かったです!アニメを補完して貰った感じでした。フリットもアセムもキオもお疲れ様!って感じだった。ちゃんとガンダムだった!そしてゼハート幸せになってほしかった……。
Posted by ブクログ
終章の丸ごと戦闘シーンの長さ、これを小説で読ませるのはすごい。
ガンダムの光が宇宙、地球上を問わず、人類の存在する場所をあまねく照らすように、作者の描写も、あらゆる場所での出来事に及び、あらゆるキャラに及ぶ。
戦闘シーンには限らないが、女性キャラたちも単に「子供を産む機械」と化していないのがいい。
エミリーもロマリーも、そういえば才能ある人だったんですね。
ガンダムを開発し、AGEシステムを複製し、最終決戦では戦闘をオペレートしたり、ハッキングもしたり。
ナトーラ艦長の生い立ちも、前巻から描かれていたけれど、彼女の成長も丁寧に描かれている。
ユノアがちょっと複雑・・・お兄ちゃん好きだったの?いや、もちろん、前巻にも、兄は大好き・父は嫌いと書かれていたけれども。
そして、特別な想いを持って描かれる、アセムとゼハート。
混乱する戦場の中で、お互いに「会いに行かなくては」とMSを駆る様が感動的。
年月を重ねて大人になったアセムと、青年のままで再会したゼハートのギャップ・・・
諭すようにゼハートに語りかけたアセムは、やっぱりかつての同級生ではなく、年上の貫禄を見せている。
あと、アビス隊長って、妻子持ちだったんですね!
アニメでそういう描写ありましたっけ?私が見落としただけ?
もう一つ。
FXバーストってのはつまり、ダブルオーで言うと、あの裸空間なのかしらん?
Posted by ブクログ
本編の筋を改変することはできなかったようで、TVシリーズと同じ筋道をたどった結末ではあるが、濃密な描写、人物の成長そして真正面からの対話によって非常に盛り上がりのあるものだった。