安彦良和のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ガンダムのキャラ作者・安彦良和による日本の歴史シリーズです。題材は「ヤマトタケル」で、これは今まさに連載中のもののようです! 安彦さんにはもうどうせなら古事記全部やっちゃって欲しいですね。
単行本冒頭では前の作品である、大国主を題材とした「ナムジ」、神武天皇を題材とした「神武」への、多少の言い訳とか、安彦さんが考える記紀感やそれのアプローチについても書かれています。各書のあとがき含めてなのですが、安彦さんの記紀マンガ執筆と、いまだ結論が出ない日本のなりたち解読挑戦への熱い思いが、なんか嬉しいですね。売れそうだから出てくるムック本とはちょっと違うぞ的な。
早く2巻出ないかなー。 -
Posted by ブクログ
ガンダムのキャラ作者による古事記マンガ。大国主編からの続編で対象は「神武天皇」。全4巻読んだけどまとめてレビュー。
前作から少し先の話しになると思い込んでいたけど、ナムジ=大国主が宗像へうつり住んだあたりから話しが始まる。
大筋としては神武東征の話しで、これといえばカムヤマトイワレビコの勇ましい姿や戦争が描かれるのかと思いきや、本心とは反する形で送り込まれ且つ、様々な計略に巻き込まれ、少ない力に支えられながらなんとか到達するという、どちらかといと弱々しい感じで描かれている。(このあたりの記紀をしっかり読んでなく、多少思い込みもあったのでかなり新鮮だった)
記紀は勝者の歴史なので英雄伝っぽいイメ -
Posted by ブクログ
ここからは今までは設定のみでこういった媒体では詳しく語られてこなかった戦前の話が展開され、この作品の真骨頂とも言うべき所だろうか。
シャア・セイラの過去を軸に戦前のジオン公国成立付近の話が描かれる。
ジャブローからスムーズに導入し、ダイクンの死を最初に持ってくることで非常に劇的に演出されている印象。
ザビ家内での力関係が本編の印象そのままにさらに具体化されているような感じで呑み込み易いとともに興味深さも感じる。
ラルとハモンや後の部下たちの出し方が凄まじく面白い。現状ラルと兄弟の絡みが少ないのは気になるが、全体的に魅力的に話が展開している。
ガンタンクが戦前から存在している設定は受け入れられ