あらすじ
父の名代で奴国に遠征してきた皇子オウス(後のヤマトタケル)は、近隣の賊・川上タケルの砦攻略に悩む。だが、その娘・鹿文と出会った事で、衣装を借り砦への潜入を試みることに…。ヤマトタケルの物語、堂々開幕!
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なんとなくで購入した作品ですが面白いです!ナムジは立ち読みで読んだのですが、その後もシリーズは続いていたんですね。第3部になるようです。読み終わったら神武も読んでみようと思います。
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日本神話をモチーフにした一連の作品の最新作。今回も膨大な知識と資料を背後に感じさせる、地に足のついたファンタジー。オリジナルの解釈部分もおもしろい。他のシリーズよりキャラクターがコミカルで愛嬌があり、雰囲気も明るく読みやすい。続きが楽しみです。
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ガンダムのキャラ作者・安彦良和による日本の歴史シリーズです。題材は「ヤマトタケル」で、これは今まさに連載中のもののようです! 安彦さんにはもうどうせなら古事記全部やっちゃって欲しいですね。
単行本冒頭では前の作品である、大国主を題材とした「ナムジ」、神武天皇を題材とした「神武」への、多少の言い訳とか、安彦さんが考える記紀感やそれのアプローチについても書かれています。各書のあとがき含めてなのですが、安彦さんの記紀マンガ執筆と、いまだ結論が出ない日本のなりたち解読挑戦への熱い思いが、なんか嬉しいですね。売れそうだから出てくるムック本とはちょっと違うぞ的な。
早く2巻出ないかなー。
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なんか、最近、精力的な安彦 良和さんですな。
おそらく、「ナムジ」、「神武」と続く古事記シリーズのの続きです。
わたしは、ヤマトタケルのお話は、実は、ゆうきまさみの「ヤマトタケルの冒険」で知ったのでした。あとで、あれがけっこうそのまんまの話だと知って、びっくりした記憶があります。
話としては、もうできあがったものなので、それをどう料理していくのか楽しみです。
スクネが、いい味出してます。
Posted by ブクログ
なかなかおもしろい。作者が古代史を描いていることを知らなかったので他の作品も読みたいと思う。
架空の人物と言われているヤマトタケルの物語。川上タケルをやっつけてヤマトタケルと名乗るまでが内容。今後の展開が楽しみ。
物語中の作者の歴史考察はなかなか楽しい。
Posted by ブクログ
作者の日本神話時代ネタの最新版。よっぽど書評で叩かれたのか最初にネタ本を明らかにして「と本」だと認めている。判った上で書いてるというスタンスである。つまり実際とは全く縁の無いフィクションである。そう考えれば良く出来たストーリーだし荒唐無稽さも中々面白い。ただ日本神話に全く無縁と書いてしまうと話が続かなくなるのでは?ヤマトタケルはなぜか関東に縁が深く、しかも同情的な感情を深く持たれて彼を祀る神社が不思議なほど多い。さてフィクションでどこまで現実と接点が持てるだろうか?楽しみに見ていよう。