【感想・ネタバレ】ヤマトタケル(6)のレビュー

あらすじ

東征は完遂した。故国・倭への郷愁が募る中、帰路につくタケル一行。しかし、甲斐駒ヶ岳を眼前に見上げた刹那、轟音と共に背後の八ヶ岳の火口が火を噴き始める。凄まじい衝撃に見舞われタケルの軍は潰走を余儀なくされる。さらにタケルの帰還を阻む陰謀がタケルの前に立ち塞がるのだった。謎と悲劇とロマンに彩られたヤマトタケル帰路の物語が遂に明かされる――!!

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「皆殺しの安彦」にふさわしい終わり方でしたwもちろんヤマトタケルが亡くなって終わるというのは分かっていましたがそれでも作者が実証的な証明ができていない時代に没入して、ああじゃないかこうじゃないかと描き出した世界観は圧巻の一言でした。

#ドキドキハラハラ #深い #タメになる

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2024年06月12日

Posted by ブクログ

安彦ヤマトタケル完結。
スクネの「あんまり初心だからいけないのだ」という言葉が、タケルの魅力を語っています。戦に勝ちたい、女性にもてたい、子供は可愛い。
いってしまえば、単純で後先考えない性格。これで、実力・魅力が伴っていなければグズ皇子だったのだろうけど。その場合でも、スクネの政争の道具としていいように使われただけか。

ま、初心であるからこそ、伝説として語り継がれる存在であるのだけれど。

あとがきで「日本には古代史がない」と書かれてます。それが30年前に古代史シリーズを書きだした動機だそうで。
最近ニュースになった大仙古墳の発掘が古代史の発掘につながればいいのだけど。

既に発掘・盗掘されているって話もあった気がするけど、どうだったっけ?

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2018年10月29日

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