ウォルター・アイザックソンのレビュー一覧
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Apple社を創設した一人であるスティーブ・ジョブズ氏の伝記を、著者がジョブズ本人から頼まれた後に書いた本の上巻。
ただし、本人は内容を確認していないとのことで、「こんなに酷いことをしていたのか(娘を認知しない・周囲の人々を傷つける傍若無人な言動等)」というエピソードでもお構いなしに載せられている。
本書を読んで、ジョブズ氏の人を動かす言葉の力が凄いと感じた。
当時のペプシ社長をアップル社に引き抜く際に、ジョブズ氏はかなりのアプローチを彼に試みたが、最終的には、ペプシの社長はジョブズ氏の申し入れを断るという結論を出していた。
しかし、ジョブズ氏の、
「一生、砂糖水を売り続ける気かい?それ -
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下巻の内容は、Appleへの復帰から死まで。
この時期の内容でとても知りたかった事がある。
2003年4月のiTunes Music Store開始の際、開始時点から、ソニー以外の大手レーベル全てと契約を締結した時の状況だ。
コンテンツホルダーは元来動きが遅く、どう考えてもiTunes Storeの条件で交渉が締結するとは思えなかった。どのような手口を使ったのかすごく興味があったが、結論としては
「分からない」
としか言い用がない。実際には、ジョブズ自身がレーベルだけでなく、著名アーティストと粘り強く交渉した結果なんだけど、それでも特に魔法のようなブレイクスルーがあるわけでもなく、 -
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個人的には圧倒的に?の方が面白かった。偉業としても、iTunesとiPhoneの方がマッキントッシュよりすごいと思う。
「『顧客が望むモノを提供しろ』という人もいる。僕の考え方は違う。顧客が今後、なにを望むようになるのか、それを顧客本人よりも早くつかむのが僕らの仕事なんだ。…欲しいモノを見せてあげなければ、みんな、それが欲しいなんてわからないんだ。だから僕は市場調査に頼らない。歴史のページにまだ書かれていないことを読み取るのが僕らの仕事なんだ。
文系と理系の交差点、人文科学と自然科学の交差点という話をポラロイド社のエドウィン・ランドがしてるんだけど、この『交差点』が僕は好きだ。…
アップル -
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マイクロソフトOSが世界で圧倒的になると、アップルの市場シェアが5%以下に落ち込む、パソコンの世界ではOSを他社に提供したマイクロソフトの戦略が成功したかにみえた。但し、2010年のデーターではパソコンの市場において、売り上げが7%のアップルがこの市場の35%の利益を占めている(P417)
その理由として、他社製品がどんどんコモディティ化(機能や品質面で大差のない製品が多く流通し、消費者にとって、どの会社のものを買っても同じ状態になること)様は、どのPCも面白みのないものに成り下がってしまったっこと、唯一、アップルだけは魅力ある製品を世に送り出し続けることが出来た。長期的にはジョブスのモデル -
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ネタバレスティーブ・ジョブズのカリスマ性と「現実歪曲フィールド」という側面を描いて面白い。グロービス大阪校で組織行動学を教えていた時、ハーバードビジネススクールのケース「ドナ・ダビンスキーとアップル社」というケースを扱ったが、ちょうどこの時期。会長としてAppleⅡ、Lisa、McKintoshといった各プロジェクトに容赦なく口出しをし、社長と対立。各社から集まってきたエンジニアたちがカオスの中に放り込まれ、ウォズが趣味の小型飛行機の事故で働けないという要因も加わる。でも164頁のApple IIのデザインは今でも十分通用するシンプルさだと思う……91-93年にニューヨークのコロンビア大学でMBAを勉