ウォルター・アイザックソンのレビュー一覧

  • イーロン・マスク 上

    Posted by ブクログ

     マスクはペイパルを再編し、独立のエンジニアリング部門をなくした。エンジニアは製品マネージャーとチームにする。このあと、テスラでもスペースXでもツイッターでも採用することになるマスク一流の哲学だ。設計と製造の分離は機能障害をもたらすというのだ。作りにくい設計にしたら設計者が痛みをじかに感じるようにしなければならない。であれば当然なのだが、チームは製品マネージャーよりエンジニアに率いらせるほうがいいとも考えている。ロケットにはまちがいなく当てはまるが、ツイッターにはそうでもないように思われる考え方だ。


    「いやもう腹が立って腹が立って。腹が立つと、私は、問題の枠組みを変えようとするんです」


     原因のひとつは、軍やNASAが仕様や要件を山ほど定めていることにある。大手の航空宇宙企業は、この仕様や要件をきっちり守る。マスクは逆で、要件はすべて疑えと指示する。製品開発でマスクが口癖のようにくり返し、「例のアルゴリズム」と社内で呼ばれるようになる5項目のチェックリストができるのだが、その第1項目がこれだ。これは「要件」だからしなければならないと口にした技術者は、マスクにとことんやりこめられる。その要件はだれが作ったのか、と。 「軍」とか「法務部」というレベルではなく、その要件を実際に作った担当者個人の名前まで押さえておけというのだ。
    「エンジンを試験するとか燃料タンクの認証を取るという話になると、マスクに「なぜやらなければならないんだ」と尋ねられるんですよ」とティム・ブザは言う。ボーイングからの転職組で、 発射と試験を統括するバイスプレジデントになる人物だ。「「それが要件だと軍の仕様で決まってるんです」って答えると、「それはだれが書いたんだ? どういう理屈でそうなってるんだ?」 って突っ込まれます」
     要件は、すべて、勧告として扱え。それがマスクのやり方だ。疑う余地のない要件は、物理学の法則に規定されるものだけだ、と。


     マスクは、ロケットエンジンの試験架台を数週間で作れなど、特に必要のないときでさえ非現実的な期日を設定する。
    「気が狂いそうな切迫感をもって仕事をしろ」とマスクはよく言う。
     切迫感は役に立つ。尻に火が付けば、第一原理思考が働くからだ。だがミューラーも指摘しているように、これには負の側面もある。
    「もしかしたらなんとかなるかもと思えるくらいのスケジュールなら、みな、もうひとがんばりとがんばってくれます。でも、なにをどうしても不可能なスケジュールにすると、士気が下がってしまいます。技術者もばかじゃありませんからね。これはイーロン最大の弱点と言えるでしょう」
     スティーブ・ジョブズも同じようなことをしていた。仲間に現実歪曲フィールドと呼ばれていたやり方だ。非現実的な期日を設定し、無理だと文句を言われると、まばたきもせずにじっと見つめて「大丈夫だ。きみならできる」と言うのだ。精神的に消耗する人も多いが、他社にできないことを実現したのも事実である。
    「イーロンから与えられたスケジュールもコスト目標も大半は達成できなかったのですが、業界では一番になれました。史上最高にすごいロケットを業界の最低コストで開発できましたし、 我々としてはかなりいい気分ですよ。おやじは必ずしも我々のできに満足していないようですが」とミューラーは言う。



    「彼が登場したのは、ちょうど、タンクにガスを入れはじめたあたりでした。大丈夫でした」とブザは言う。「イーロンは、なんとかできないことなんてないと思っています。おかげでずいぶんと学ぶことができました。おもしろくもありましたね」
     ロケットの試験にこぎつける期間もずいぶんと縮んだ。
     もちろん、つねにうまくいくわけではない。2003年末、スラストチャンバー内側の放熱材に亀裂が入り、ふつうならやらない方法で対応してみたときがそうだ。


     ショットウェルは、マスクとの付き合い方について一日の長があった。夫が自閉症スペクトラム障害、いわゆるアスペルガー症候群だったのだ。
    「イーロンのようにアスペルガーな人は、人間関係を円滑にする手がかりに気づけませんし、自分の言葉がほかの人にどう受け取られるのかが自然にわかったりしません。イーロンは相手の性格や個性をきちんと理解できますが、それは学習の結果であって、感情による自然な理解ではありません」
     アスペルガーな人は共感の力がないと感じられたりする。
    「イーロンはくそ野郎じゃないんですが、でも、おりおり、そう思われてもしかたがないことを言ったりします。自分の言葉が相手にどう受け取られるのかを考えないからです。ミッションを成功させたい―――それしか頭にないんです」
     そんな彼をためる努力はせず、ただ、心がひりついてしまった人を癒やすことだけを考えるのだという。


     車の形を考えるデザイナーも手袋をはめ、車の組み立て方を考える技術者と一緒に手を動かせというのがマスクの方針で、この工夫はそれが形になったものと言える。
    「ふつう、デザイナーはデザインを考えたら、それを別の建物やそれこそ別の国にいる技術者に投げておしまいなんです」とフォン・ホルツハウゼンは言う。だがマスクは、デザイナーと技術者を一部屋にまとめる。「技術者のように考えるデザイナーとデザイナーのように考える技術者を生み出す。そういうビジョンです」
     これは、スティーブ・ジョブズとジョニー・アイブがアップルに植え付けた原理と同じだ。デザインとは見た目だけの問題ではない。本物の工業デザインとは、外観と中身をつなぐものなの
    「普通の人にとって「デザイン」というのは、みてくれのことさ」―――ジョブズは、昔、こう語っている。「そんなのデザインじゃない。デザインというのは人工物の基礎となる魂のようなもので、製品やサービスを包む外層という形で自己表現するんだ」


     1980年代にグローバリゼーション信仰が興ると、コスト削減至上主義のCEOと物言う投資家に導かれて米国企業は国内の工場を閉じ、海外に生産を移転するようになった。テスラが立ち上がった2000年代の初めは、その動きが一層加速したころだ。2000年から2010年で、米国で生産に従事する人の数は3分の1も減ってしまった。生産を海外に移転すればたしかに労務費は下がるが、製品改善の現場感覚も失われてしまう。
     このトレンドにマスクは抵抗した。一番の理由は、生産工程を掌握したかったからだ。車を作る工場を作る――「マシンを作るマシン」を作る――のは、車そのものの開発と同じくらい重要だとマスクは考えている。そして、設計―生産というフィードバックループはテスラの強みとなった。日々、改善のアイデアが得られるからだ。
     オラクルの創業者ラリー・エリソンが社外取締役を引きうけたのはわずかに2社、アップルとテスラだけだ。そして彼は、ジョブズともマスクとも親しい友人になった。彼は、ジョブズもマスクも強迫性障害を持つが、それがいいほうに働いたケースだと考えている。
    「彼らが成功した一因は強迫性障害にあります。問題に気づくと、なにがなんでも解決してしまう、そうせずにはいられないからです」
     マスクがジョブズと違うのは、製品のデザインに加え、それを支える科学や工学、生産にまで強迫的な接し方をする点だという。


     ソーラーパネル事業がいいとイーロンに言われたリンドンとピーターは、まず、なぜ普及しないのかを調べた。理由は明快だった。
    「顧客体験がよくないんですよ。もうひとつ、最初にお金がかかるのが大きな障害になっていました」
     だから、ごく簡単に手続きができるように工夫した。フリーダイヤルの電話で申し込みを受け付けたら、衛星写真で屋根の大きさと太陽の当たり具合を確認し、費用や電気料金の節約額、ローンなどを記した契約案を示す。これを顧客が承諾したら、緑の制服を着た工事班を派遣してパネルを設置し、政府補助金の申請なども代行する。最終目標は、これを全国的な消費者ブランドにすることだ。
     開業資金はマスクが1000万ドルを出してくれた。そして、2006年7月4日、テスラがロードスターを発表しようとしていたころ、リンドンとピーターは、ソーラーシティを立ち上げた。マスクは会長である。


    アルゴリズム
     戒律は五つだ。
    第1戒――要件はすべて疑え。要件には、それを定めた担当者の名前を付すこと。「法務部」や「安全管理部」など部門名しか付されていない要件を受理してはならない。必ず、定めた本人の名前を確認しろ。そして、その要件を疑え。担当者がどれほど頭のいい人物であっても、だ。頭のいい人間が決めた要件ほど危ない。疑われにくいからだ。私が定めたものであっても、要件は必ず疑え。そして、おかしなところを少しでも減らせ。

    第2戒――部品や工程はできるかぎり減らせ。あとで元に戻さなければならなくなるかもしれないが、それでいい。実際のところ、10%以上を元に戻さなければならなくならないのなら、それは減らし足りないということだ。

    第3戒――シンプルに、最適にしろ。これは第2戒のあとにやるべきことだ。そもそもそこにあってはならない部品やプロセスをシンプルにしたり最適化したりしてしまうのは、よくあるまちがいだ。

    第4戒――サイクルタイムを短くしろ。工程は必ずスピードアップが可能だ。ただし、第1戒から第3戒までが終わったあとにやること。テスラの工場では、なくすべきだったとのちに気づく工程をスピードアップするのにかなりの時間を使うという愚を犯してしまった。

    第5戒――自動化しろ。これは最終段階だ。ネバダでもフリーモントでも、一番のまちがいは、 ステップの自動化から始めてしまったことだ。要件をすべて洗い直し、部品や工程を減らせるだけ減らし、バグをつぶし切るまで自動化は待たなければならない。

     このアルゴリズムを前提にするなら、必然的に導き出されることがいくつかある。例を紹介しよう。
    ・技術系管理職は実戦経験を積まなければならない。たとえばソフトウェアチームの管理職なら
    ・仕事時間の20%以上は実際にコーディングをしていなければならない。ソーラールーフの管理職なら、自分も屋根に上って設置作業をしなければならない。そうしなければ、馬に乗れない騎兵隊長、剣の使えない将軍になってしまう。
    ・仲間意識は危ない。相手の仕事に疑問を投げかけにくくなるからだ。仲間を苦しい立場に追いこみたくないという意識が生まれがちだからだ。これは避けなければならない。
    ・まちがうのはかまわない。ただし、自信を持った状態でまちがうのだけはやめよう。
    ・自分がやりたくないことを部下にやらせてはならない。
    ・解決しなければならない課題に直面したら、管理職に伝えて終わりにしないこと。階級を飛ばし、管理職の下の人間と直接会うこと。
    ・採用では心構えを重視すべし。スキルは教えられる。性根をたたき直すには脳移植が必要だ。 気が狂いそうな切迫感をもって仕事をしろ。
    ・規則と言えるのは物理法則に規定されるものだけだ。それ以外はすべて勧告である。

    0
    2026年02月23日
  • Invent & Wander―――ジェフ・ベゾス Collected Writings

    Posted by ブクログ

    ジェフ・ベゾフの生の声をそのまま1冊に収めた書。私としては著者ウォルター・アイザックソンが好きなので、彼を通してベゾフがどう映るのかに興味があった分、やや肩透かしに終わった。

    0
    2025年12月24日
  • レオナルド・ダ・ヴィンチ 上

    Posted by ブクログ

    人間レオナルド。非凡な好奇心。

    ・経験の信徒で、他者の頭脳を借りることにも熱心で書物からも貪欲に学び、実験と理論の対話を追求
    ・観察力
    ・科学に基づく芸術
    ・内なる感情を外形的に表現する

    0
    2025年12月27日
  • イーロン・マスク 下

    Posted by ブクログ

    上の方がイーロンマスクの下積み?事態について触れていたりや原理主義の考え方の背景も含めて記載されていたので学びがありました。

    0
    2025年06月25日
  • スティーブ・ジョブズ I

    Posted by ブクログ

    ジョブズってこんな人だったんだ。
    個性的でカリスマで残酷で、全然共感はできないけど、たくさんの素敵なものを作り出した裏の失敗とか激動の人生を知れて面白かった。

    0
    2025年06月06日
  • イーロン・マスク 下

    Posted by ブクログ

    いろいろな犠牲のもとにマスク氏に関わる偉業が成り立っているのだと感じました。一緒には働きたくないと思いました。
    アイザークソンさんは著名人の伝記に関わることが多そうだけど、取材力はともかく、何がそんなに優れているのだろう。

    0
    2025年05月24日
  • イーロン・マスク 上

    Posted by ブクログ

    事業面での彼の偉業はネットにもたくさん溢れている。この本では、彼のパーソナリティや家族など、プライベートな面が明らかにされているが、とても魅力的とは言いがたい。偉業を成し遂げるにはかなりのことが犠牲にされている印象を持った。

    0
    2025年05月23日
  • イーロン・マスク 上

    Posted by ブクログ

    序章  火の女神
    第1章  冒険者の系譜
    第2章  マスク自身の心
    第3章  父との暮らし
    第4章  探究者
    第5章  脱出速度
    第6章  カナダ(1989年)
    第7章  クイーンズ大学 オンタリオ州キングストン
    第8章  ペンシルバニア大学
    第9章  西へ
    第10章 Zip2
    第11章 ジャスティン
    第12章 Xドットコム
    第13章 クーデター
    第14章 火星 スペースX
    第15章 ロケット開発に乗り出す
    第16章 父と息子
    第17章 回転を上げる
    第18章 ロケット建造のマスク流ルール
    第19章 マスク、ワシントンへ行く
    第20章 創業者そろい踏み
    第21章 ロードスター
    第22章 クワジュ
    第23章 ツーストライク
    第24章 SWATチーム
    第25章 ハンドルを握る
    第26章 離婚
    第27章 タルラ
    第28章 スリーストライク
    第29章 崖っぷち
    第30章 4回目の打ち上げ
    第31章 テスラを救う
    第32章 モデルS
    第33章 民間による宇宙開発
    第34章 ファルコン9,リフトオフ
    第35章 タルラと結婚
    第36章 生産
    第37章 マスクとベゾス
    第38章 ファルコン、鷹匠に従う
    第39章 タルラのジェットコースター
    第40章 人工知能
    第41章 オートパイロットの導入
    第42章 ソーラー
    第43章 ザ・ボーリング・カンパニー
    第44章 苦難の人間関係
    第45章 闇に沈む
    第46章 フリーモントの工場
    第47章 オープンループ警報
    第48章 落下
    第49章 グライムス
    第50章 上海
    第51章 サイバートラック

    原注
    写真クレジット

    0
    2025年05月10日
  • コード・ブレーカー 下 生命科学革命と人類の未来

    Posted by ブクログ

    上巻はCRISPRの歴史や革新さについて記述があったが、下巻はそのCRISPR・Casシステムを社会に実装するうえで突き当たる課題が述べられている。
    2018年の中国のデザイナーベイビーは、当時も大々的にニュースに取り上げられていたが、こうして辿って読んでもやはり衝撃。
    CRISPR・Casシステムは簡便に狙ったゲノムを編集ができるから革新的なのだが、それ故に良くも悪くも様々な研究が行われてしまう。
    研究を進めて科学を発展させる必要がある一方で、倫理や安全面からの規制も重要。このバランスの難しさを考えさせられる内容であった。

    0
    2025年05月08日
  • イーロン・マスク 下

    Posted by ブクログ

    上巻までの時点でですでに十分な成功を収めたイーロンですが、その後もあえて修羅場を求めて働き続ける様がまさに狂気です。テスラとスペースXが順調すぎて不安になり、あえて修羅場を求めてTwitterを買収しますが、その後でしっかり後悔してることなんか、ちょっと微笑ましいです。

    共感力のないイーロンが、人類の意識の存続というSF的な目的のために、周囲の人や自分の生活までも破壊します。その結果、人々から称賛される成果を上げまくるという皮肉が本書から感じたテーマです。人は罪から生まれる。罪は否定されるが、一方でそれによる成功は決して否定されていません。

    0
    2025年04月27日
  • イーロン・マスク 下

    Posted by ブクログ

    うーん子供時代、PayPal創業やスペースX創業、テスラ出資などのマスク黎明期とも言える上巻と比べると下巻はTwitter買収の話が大半で、あまり面白くありません。濃い上巻のおまけの下巻と言った感じです。パラっと読めます。

    0
    2024年12月25日
  • イーロン・マスク 下

    Posted by ブクログ

    イーロン・マスク 話題になっているがどういった人なのかあまり知らず、とりあえず読んでみる。
    なるほどね、こういう人なのか。ひどく純粋で分かりやすく、だからこそ、一緒に働くのは無理そう(そんな能力もないのだけど)。
    彼が行っていることが、偉大な結果に繋がるのか、うまくいかないのか。その結果が出てから再度この本を読んでみたい。まだ早すぎる。

    0
    2024年12月22日
  • コード・ブレーカー 上 生命科学革命と人類の未来

    Posted by ブクログ

    新型コロナウィルス対策の切り札と言われたmRNAを使ったワクチン。その開発に必要なゲノム編集技術を切り開いた1人の科学者の物語。研究者としての人生(存命)の中で出会った様々な人々、小学校の先生、家庭教師代わりの父の友人、大学時代の友人、恩師、研究仲間やライバルたち。その切磋琢磨の中で発見した手法がノーベル賞を受賞し、ワクチン開発の大きな助けとなる。科学者の一生を追いかけるノンフィクション。

    0
    2024年11月12日
  • コード・ブレーカー 下 生命科学革命と人類の未来

    Posted by ブクログ

    開始:2023/2/16
    終了:2023/2/21

    感想
    パンデミックがもたらした福音。人類は共通の敵を見出し自らの使命を思い出した。いつか新たな脅威が出現しても。人は歩みを止めない。

    0
    2023年02月21日
  • コード・ブレーカー 上 生命科学革命と人類の未来

    Posted by ブクログ

    開始:2023/2/13
    終了:2023/2/16

    感想
    科学の世界における競争の光と闇。純粋な好奇心に突き動かされている科学者という幻想。人類び福音をもたらすのは神ではなく市場なのか。

    0
    2023年02月16日
  • Invent & Wander―――ジェフ・ベゾス Collected Writings

    Posted by ブクログ

    ジェフ・ベゾスの言葉なのだが、ジェフ・ベゾスが著者ではない。過去の言論を寄せ集めている。
    イントロダクションで編者が本編の内容をまとめてしまっていて、本編で同じ内容に何度かでくわしてしまう。。。
    ジェフ・ベゾスも強力なリーダーシップをもちろんもっているはずだが、イントロの書き口は、彼「個人」が偉業をなし続けているような言い方。彼の場合は、強い味方を近くに引き寄せていることが成功の鍵になっているような気がしていて、違和感が残った。

    ジェフ・ベゾスの言論のひとつひとつは素晴らしいが、この本は作り方がイマイチだと思う。

    0
    2022年09月20日
  • Invent & Wander―――ジェフ・ベゾス Collected Writings

    Posted by ブクログ

    創業以来の「株主への手紙」やこれまでの発言やインタビューが纏まっているジェフ・ベゾス語録集。ベゾス氏自らの言葉で紡がれ、彼の思想や発想に直接触れることは有意義ながら、書籍内もしくはこれまでの刊行物と重複する部分が多い。

    個人的にお気に入りのエピソードは、まだ創業間もない大赤字が続いていた時期にトム・ブロコウ氏のインタビュアーに応じた際のエピソードだ。氏が「ベゾスさん、あなた、利益(PROFIT)という言葉を正しく綴れますかね?」という皮肉に対して、ベゾス氏は「ええ、もちろん。P-R-O-P-H-E-T(預言者)ですよね」と答える。いまの状況をみると語彙力はベゾスのが(圧倒的)数段上だったようだ。

    0
    2022年06月18日
  • スティーブ・ジョブズ I

    Posted by ブクログ

    統一場理論
     ジョブズの個性と製品を一つにまとめる
     激しさが起点
     白黒二分の世界観
     禅の修行によって平穏は得られなかった

    0
    2022年06月15日
  • Invent & Wander―――ジェフ・ベゾス Collected Writings

    Posted by ブクログ

     ベゾスの一貫した顧客ファーストの気持ちはさすがだなと思った。
    ただ繰り返しの使い回しの表現に飽きがきた。

    いつけGAFAで働きたい

    0
    2022年02月08日
  • Invent & Wander―――ジェフ・ベゾス Collected Writings

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    第1章は、ジェフ・ベゾスが株主向けに書いていたという1997年から2019年までの「株主への手紙」が収録されている。
    第2章は、これまでのインタビューや講演原稿。
    そして、これらをサマライズしたイントロダクションで構成されている本。
    というわけで、イントロダクション以外は発表済みの内容なので新しさはないはずなんだけど、ちゃんと学びも得られるという、奇妙な本。

    0
    2022年01月24日