吉田尚記のレビュー一覧
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コロナやら連日の大雨に不安を感じていたので手に取ってみました。その二つの解決策は書いてありませんでしたが、なかなか面白かった。読み進めるウチに14歳向けの本だと分かった。①何事も具体的に。 原因を分解して一つづつ解決。とりあえずやってみる。②色んな人と話す。コレがこの本の肝。自尊感情を高める。失敗してもノーダメージ。勇気と凹まない体力が必須。コミュニケーションとは気まずさを排除するゲーム。③to beでは無くhow to. to beは「なりたい」深刻な悩みはエンタメ。やり切る事が承認欲求を満たす。誰にも褒められない事をやり切った時の謎の誇らしさ。④考える事を面倒くさがらない。好奇心を持って
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人生の究極の目標は上機嫌である。幸せに生きる楽しく生きる人生を味わうご飯がおいしい自分に満足できる。これらを言い換えると人生の目標は上機嫌でいること。
没頭している状態を作る仕組みには3つのポイントがある。ゴールとルールがはっきりしていてフィードバックが早い、その場の状況を自分でコントロールできる、自分の持っているスキルと行為のバランスが取れている。
また没頭するための3ステップは、まずはストレスをかける、次に一気にリラックス、次に目の前のやるべき行為に集中する。この3ステップで交感神経と副交感神経を働かせることで集中没頭することができる。 -
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ネタバレ〈基本編〉
・コミュニケーションは、コミュニケーションが成立すること自体が目的であり、その時に伝わる情報は二の次。
・タモリ曰く、人の目を見るときはじぶんがしゃべる番、聞くときは鼻を見る
・コミュニケーションというゲームは
①敵味方に分かれた対戦ゲームではなく、参加者全員による協力プレー
②ゲームの敵は気まずさ
③ゲームは強制スタート
④ゲームの勝利条件は終わった時にテンションが上がっているか(笑う-笑わせる、尊敬する-尊敬されるなど)
⑤本当のゴールは沈黙
・相手を誤解してOK。違えば訂正して喋ってくれる。
・劣等感はあってOK。会話はチームプレーなので全体が面白ければOK。いじら -
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コミュニケーションに使える方法論を、リアルの例にまで落とし込みつつ、更には科学的にコミュニケーションの意味や悩みにまで言及してくれる本。
何を話せば良いのか分からない→そもそも話すことがなぜ大事なのか、どうすることで良い会話を作っていけるのか?
この観点からまず書かれており、多くの人がその悩みに共感すると思うし、理想とする会話の形が見えるのが良いと感じた。
そのうえで、私たちが実生活で使える武器を24個も書いてくれているので、日々に活用していきやすいし、1項目が短くまとまっているため見返しが苦にならないのも個人的にかなり有難い。
何度も見て、自身の中に落とし込んでいきたい一冊だった。 -
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ネタバレ人間が幸福を感じる要素は「快楽」「意味」、そして「没頭」の3つ。
「没頭」は、与えられもせず奪われることもないので、これを使って自給自足の幸せを手に入れられたらいいよね、という話。
あくまで「没頭している状態」を手に入れる方法論なので、趣味や目標の見つけ方は書かれていない。むしろ、それらは気づいたときに後からついてくるのだと書かれている。
確かにテストを最終目標にするよりも、テスト自体は力試しで「勉強している没頭時間が気持ちいいから」という理由で机に向かえたらとても楽しそう。
本書で1番納得した話は「人は価値を置くものにしか不安を感じない」という内容。
例えば人間関係に不安を感じ