吉田尚記のレビュー一覧
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子供が通っている公文の本棚にあった本。
ちょうど、プレジデントファミリー2020夏号で吉田さんのコラムを読んだばかりであり(公文について書いてあった)タイムリーと思い読んでみた。
「没頭力とは」について、平易な文章で書かれており、普段本をあまり読まない様な人でもとても読みやすいと思った。話し言葉なのですいすい読める。
没頭することや、学校制度についてはホリエモンの著書に書いてある様なことと同じことが書いてあった。
(ホリエモンは好きだから没頭するんじゃなくて、没頭するから好きになると言っている)
そんな予備知識もあったので、ふんふんと思いながら読む。
没頭力といえば、私は問題を真剣に解 -
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語り尽くされたと思われる幸福論だが、本書ではとても新鮮な意見を知ることができた。
二人の対談で本書は進むが、個人的には石川さんの意見はどれもおもしろいなと思う。
・幸福の究極のゴールは朝ワクワクして目が覚め、夜満ち足りて眠ること。
・感情に必要のないものなどない。怒りは楽観思考を生み、恐怖はロジカル思考を生む。
・人は3つの異なるコミュニティから同じものを勧められると響く。
・幸せの科学的な定義は快楽、意味、没頭の3つ。
・多くの人が幸せの先のばしをしている。
これらの主張はものを考える上助けになるものだと感じた。
また本書は対談という形式だからこそ、ものすごくサクサク読み進められたと思う。 -
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上達するための本ではありません。
充実するための本です。
「人生の究極の目標は"上機嫌〟でいること」
「ワクワクして目が覚めて、夜満ち足りて眠る」
「好きなことばかりしないで、生きているつもりなのか」
上記はいずれも著書からの引用です(二つ目は予防医学的な「幸せ」らしいです)。
没頭によって「~に勝つ」「~が出来る」ではなく、没頭によって「いかに幸せに生きるか」について模索していく内容となります。
没頭力というタイトルですが、基本的には、フロー(=没頭力)について書かれています。フローを知らない?今すぐ読みましょう(フローは没頭とイコールじゃないとか言わない)。
本書は生放送で -
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コミュニケーションに自己顕示欲はいらない(重要なのは、相手にとって興味があるかないか、話していて心地よくなるかがずっと重要)
コミュニケーションの目的はコミュニケーション
つまらないと言われるのが怖いのは、おもしろいと思われたい欲があるから
コミュニケーションには型がある
コミュニケーションはゲームである
①参加者による協力プレー
②ゲームの敵は気まずさ
③ゲームは強制スタート
④ゲームの勝利条件(コミュニケーションをとったあとに、テンションがあがるか。笑うー笑わせる、尊敬するーされる、好くー好かれる、共感するーされる)
コミュニケーションを楽にプレーするのは、相手にしゃべらせる→まず聞く -
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『コミュニケーションの目的は、コミュニケーションである』がポイント。
著者も再三述べているが、サッカーのたとえの多さは若干気になったが(笑)、学ぶことは多かった。
コミュニケーションをいかに上手くするか、おもしろいと思われるか、といった方法論ではなく、そもそもコミュニケーション自体が、人間にとって根源的な欲求であるという考え方はおもしろかった。
1.相手にとって、「本当に自分のことを考えてくれている人」になること。
自己顕示欲が強い、とは全く思っていなくとも、「つまらないと思われたらどうしよう」といった、「相手にどう思われるか」に重点を置いてしまうというのは、自分がよく陥っている考えだと -
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ネタバレ何となく、殿方向けの印象。ちょっとこうはいかないかなあ。
どういう感情で動くかは人により違う。自分のは何か。どういう感情なら頑張り切れるか。感情モニタリング、忠実に追いかける。欲望が変わるとコミュニティも変わる。世界は変わると思えることが夢中でいるためにも大事。行けそうじゃないか、という感覚。
感情のチェックリスト。ネガティブ。怒り、いらいら、悲しみ、恥、罪、不安恐怖。ポジティブ。幸せ、誇り、安心、感謝、希望、驚き。
生きる意味より死なない意味が大事。
好きをベースとして得意なことを見つける。得意なことを身近な人に認められるところまでやる。ある程度まで得意なことをやったら不得意なことをやる。専 -
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▫️心に残った一文
「不安は没頭への入口と考えれば、不安や絶望を飼い慣らすことが出来る」
希望という感情は絶望のあとにしか現れないそう。不安を抱えがちな自分だが、不安は没頭への第1歩と考えると、ポジティブに考えられそう。
▫️重要部引用
・人生の究極の目標は、上機嫌でいること
・予防医学的な幸せは、ワクワクして目が覚めて、夜満ち足りて眠る
・1番磨くべきスキルは、自分が楽しくなるスキル
・人生を2万個の好きなことで埋め尽くす
└好きなものがバラバラで、意外なものであっても良い
・没頭へのプロセスは、不安→開き直り→没頭
・これを当たり前だと思えという命令よりも、「自分ルール」を大事にす -
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コミュニケーションが得意ではない著者によるコミュニケーションの本。本質的に得意ではない,かつイメージしている得意とはちょっと違った観点から見ていて,興味深い(過去は苦手でしたが,こうやって得意になりました,みたいな本ではない)。例えば,「人は間違った情報を訂正するときに一番しゃべる生き物」(p78)とかは至言だと思う。
社内の中で,この人は苦手だなと思う人がいるけど,その人が僕の地雷をよく踏んでいるか僕に全く興味が無いのがわかるからなんだけど,その辺りも書かれていて,さすが。「地雷を踏みやすい人というのは,常に話の本質を突こうとしている」(p192)そのとおり。本質を突くときこそ,僕のことを気 -
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ネタバレもちろん吉田さんのことは知っていたし楽しそうというか情熱的にお仕事されているな、と思っていました。
でも読む前は懐疑的すぎて「啓発本の類じゃないか」と思っていました。
いざ読んでみるとわりかし具体的でした。
①楽しいと思ったことを書き出してみる
②行動してみる
③4%限界値を上げて挑戦する
➃不可能に思える事を分解して挑戦できそうなことに変える
⑤いつモチベがあがるか観察する
⑥適度なストレスをかける
今はそれほどしていないけれど私もゲームが好きでした。
しているときって簡単なものより少しだけ難しいもののほうが集中力が高まって何時間もしているような気がします。
そういう風にしていることやし -
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ネタバレタイトルの通りの内容だったと思う。
「この人と話をすると、楽になる」と思ってもらえるようなコミュニケーションをとるには、どうすればいいのか。
コミュニケーションとはなんなのか、ゲームに見立てた際の攻略法(技術)について細かく書かれている。
もともとはニコ生の番組だったものを、本に書き起こしたもの。(本にするためにニコ生をした)
なので途中で視聴者のコメントに反応しながら展開するシーンもある。
コミュニケーションはコミュニケーションをとることが目的であって、情報伝達のみが第一義ではない。
そして最終的に、このコミュニケーションの中に加わった人たちが「楽しかった」「心地よかった」と思ってもらえ -
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「予防医学」の学者石川さんと、ニッポン放送の吉田アナウンサーによる「人生を幸せにする方法」についての対談です。科学的に、とタイトルに入っており、予防医学に基づくコメントは挟まれるものの基本的には肩肘張らずに気楽に読める本です。
表紙が化学室にいるっぽい女子高生なのですが、内容的にはあまり関係ない印象でなぜこんなデザインにしているのかは良くわかりません。中高生向けの本だ、ってコトでしょうか。
対談集ではありつつ、吉田アナウンサーが石川さんに質問しながら知識を引き出していくのが基本線。吉田アナウンサーがテンション高めに相槌を打って深いやり取りが生まれていく一連の流れは、雰囲気が良さそうでこちらも