吉田尚記のレビュー一覧
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科学的見地から幸せになるにはどうすればいいかを明確に示しているのかと思いきや、対談形式で思ったよりふわっとした内容だった。
世の中には、見ようによってはいくらでも違う解釈ができるということを首尾一貫して書いている。
中でも個人的に良かった内容は以下。
結婚とは、ラッキーなことに毎日一緒にいてくれる相手がいるくらいに思った方がいい。
好きをベースに得意なことを一つ見つける。ある程度まで得意になったら、不得意なことをやってみる。
5つくらいの専門分野をもって、それを組み合わせくらいが今の時代にあっている。
自分のコンセプトみたいなものを持てば、幅が広がる機会が増える。今月のテーマはこれ。 -
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ネタバレ没頭することこそが、幸せに生きる秘訣。人生を上機嫌で過ごす方法。ワクワクして目が覚めて、夜満ち足りて眠る。その為には「没頭」こそが必要だと説く。
結果が得られるまでのスパンが短いこと、自分のスキルよりも4%難しいことに挑戦すること、などが没頭しやすくなる条件。
また、不安は没頭への入り口であるという。不安や緊張などを感じ、それを「やるしかない!」と開き直ることで没頭は生まれるという。その為には、過去や未来を考えるのではなく今のことだけを考えるべきだと。
また、没頭するためには楽しいと思ったことを書き出すこともポイント。そして、自分の感情をモニターし、自分がいつモチベーションが上がるのかを -
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【至福のとき】
わたしは凝り性なので基本的に没頭しやすいタイプです。
没頭して何かをしているとき、そのときは気づいていないのですが、あとで考えると幸せな時間であったと思えます。
ただ、最近、没頭することが少なくなって来ていると感じます。
やるときには、何事にも集中しており、あっという間に時間が過ぎていることがよくあります。多くのタスクをこなしているからだと思いますが、没頭感はありません。
それは、好きなことで集中していないからです。
こなしているという表現をしてしまっているところから、没頭するとは異なってきます。
今は、好きなことだけに集中するということはできませんが、これから先の世の -
Posted by ブクログ
ネタバレアラフォー世代の評論家とアナウンサーの対談による、若い人たち向けの人生案内だとか。
これからの時代の、知の見つけ方・働き方・暮らし方、生き方。
インターネットで見知らぬ遠くの誰かと出会うのではなく、空気を読んで同調して、特定の何かを叩くという風潮は確かにつまらないと思うが、それをしている人たちにそのことが伝わるのか。
世の事象にレッテルを貼り、パターン化させて語っているように感じられる点も多く、本書を鵜呑みにするのもつまらない感覚がする。
アラカンの自分には、たしかに読者として適当でなかったようで、繰り返される「ワナビー」という人々が著者にとっては敵属性を持っていることは伝わってきたが、意味は