宮野美嘉のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ魁国に飛国の第二王子が嫁探しにやってくる。
鍠牙の妹を紹介されたはずが、蟲師である玲琳を気に入り求婚する。
この王子、自分の信念にぶれはないがやっていることは無茶苦茶。
というか、皇帝夫婦の寝室に色んな人間が無遠慮に入ってくるのはいかがなものか。
蟲師としての興味から玲琳は王子についていくが、襲われた毒に玲琳も触れて、命ではなく人格が失われてしまう。
果たして事件の黒幕は誰なのか。
蟲師の里長問題も決着したが、鍠牙は思っていてた以上に病んでいて…というレベルを超えて狂っていてちょっと引いてしまった。
これは扱いが大変そう。でもラブラブに見える不思議。
これぞ割れ鍋に綴じ蓋ということなのか。 -
購入済み
魔物と剣士と魔術と呪いと
いろいろ詰まった内容で、どうなるのかな?次は?と、一気読みしました。侍女のウサギ耳さんの出番がもう少し欲しかったのと、呪いの解けたヒーローとお父様の会話シーンが読みたかったですね。自分的には、少しずつ表情が出てくる夜ギス君が推しでした。耳と尻尾のモフモフしたいです。
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購入済み
ヒーローの台詞が面白い
初めての作家さん読みです。ストーリー、設定がきちんとしていて、話の流れに山あり良かったです。ラキスの誉め言葉、例え話の裏というか本当に言いたい事を読み取るのが面白かった。エレインは嫌いと言い続けていてもラキスの本質をちゃんと理解していて、でも色恋にはかなり鈍いお約束キャラですが、自分の足で立とうと頑張る女の子は応援したくなります。周りのキャラも、特におじキャラ二人が良かったです。
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Posted by ブクログ
ネタバレ蠱や毒を愛し蠱術を操る玲琳は大国の姫君でもある。最初はなかなか強烈な主人公だな、と思っていたが、彼女の行動には全て意味があるしブレがない。
玲琳は対人間でも毒のある者に惹かれるし、自分の興味のない者以外は顔も覚えない。
素材は虫や異形のモノだし毒を扱うから命のやり取りも殺伐としているし周囲の人間もクセのある者たちばかりだが、それらが馴染んでくると不思議と愛着がわいてくる。病みっぷりがいっそ清々しい。
目覚めようとしている鍠牙と玲琳の関係が今後どうなっていくのか楽しみだ。
表紙は不気味さが抑えられているけれど、コミカライズされるなら蠱は思いっきり描いて欲しい。 -
Posted by ブクログ
初めの一冊として正しく「障害(運命の悪戯)からはじまる恋愛もの」定型だが
「男は優しく女は強く」に沿った主人公がなるほど目を引く
女性向けライトノベルの主人公は「天然」もしくは「古風」であればヒロインであり
つまり読者視点は主人公にして愛でる対象たるものの傍にあり
そうでなく話の軸となる主人公ならば
天衣無縫で型破りで常識にとらわれずまたへこたれない
つまり舞台背景に係らず「現代的」(すなわち話の展開に対して「強い」女性)である
という感じでなかろうか
この作品で面白いのは主人公が「強い」女性であることを表現するのに
聡明であるけれど未熟である引き立てを男性側に持たせたところだと思う
あえ -
Posted by ブクログ
かわいいかわいいアシェリーゼお母様が
余裕の一番人気ですぅ
性格の悪い息子の嫁はひざまずいて
悔い改めるですぅ
というのを思い浮かべたAA付きで
疑問を書いておくと目枷足枷をつけたのは誰だったのだろう
まじめに感想かくと
なるほどこの主人公は突飛である私が間違っておりました
有閑階級はすることが違う
そういうキャラクタとか話の展開とか描写はすごく良いと思うのだが
前巻でも書いたけれどもうひとつ背景に魅力がない
つまり話として素直に楽しめない(例として恐縮だが『囚人リク』のような意で)
愉快な仲間(愛玩対象とか下僕も含む)が増えたのは良いが
いろいろ惜しい作品だ