宮野美嘉のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
今日も今日とて平和な日々だったはずが
2通の手紙で妙な雲行きに。
安定のラブラブっぷりです。
子供達も、このまま大きくなって大丈夫ですか? と
聞きたくなるようなラブラブっぷりです。
公平で平和な場所からの密告に行ったら
子供達は捕まえらえるわ、大人は翻弄されるわ。
ついでに、祖父母(?)達もいちゃついてます。
無表情がデフォルテの父親は、焦って子供を探し
母親たる主人公は、やたらに妙な精神状態に。
いやでも何というか…落ちとしては
誤解せずに、きちんとどうにかしましょう。
明日があるから、とか思っていると、こうなるわけで。
そもそも、そういう落ちに行くとは思いませんでした。
よく考えれ -
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Posted by ブクログ
夜会の招待状に、快く応じた主人公。
そこには、丁度夫も別件で行く事になっていた。
何だか最初からおかしい、と思っていましたが
まさかそのために、の承諾だったとは!
いやさすがというか、そうでしょうと肯定するべきか、な
初っ端からの、主人公の行動。
自分の見せ方と言うか、周囲の見方を熟知した行動。
素晴らしい! としか言いようがありません。
しかし今回はすごいです。
人間思考回路が読めない時はありますが
主人公はさらに付きぬけてくれてます。
そのせいで、手錠繋がり…。
この夫婦、一体どこまで付きぬけていくでしょう?w
井の中の蛙であった、招待主。
非常に分かりやすかっただけに
愚かとしか言 -
Posted by ブクログ
ネタバレヒロインが濃かった!性格とか信念とか行動とか色んな意味で突き抜けてて(笑)その分、相手役のヒーローのキャラ設定が薄かった。イラストと描写も合ってはいないしww強面で逞しい体型の熊殺しではないでしょ、あれはwあれはイケメンだよ(笑)まぁ脳内変換して読んだから問題はなかったですが。ストーリーは相変わらずの読みやすさで飽きることなく一気に楽しく読めました。美少年ルースの正体については早々に予想できましたが、彼を巡って行動するシェリーの行動には予想もつきませんでした(笑)まぁそこが面白い所です。クロードもそんな予想外なシェリーから目を離すことができずにコロッと恋に落ちてしまったんでしょう(笑)
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ネタバレ怪力なのに最弱なヒロイン(笑)でも、とても優しい女の子。
悪魔の呪いを受け、生まれた時から怪力を持つ王女ユーリア。その力で初恋の相手の肋骨を粉砕してしまい、それ以来、人と関わることを極端に恐れ引きこもり生活を送っていた。ところがそんなユーリアに隣国の王ジオンとの政略結婚が決まる。しかもジオンは大の女嫌いでユーリアと馴れ合うつもりはないと拒絶宣言。自分の怪力を隠したいユーリアにとってそれは好都合だったのだが、ジオンと共に過ごす時間が増えるうちに彼に触れて欲しいと思うようになり・・・。
純粋というか知らないだけというか、人とまったく関わらず育ったユーリアは良くも悪くも物知らず(笑)けれどそんな -
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貴族令嬢のアイラは人助けが趣味。病弱な体を物ともせず日頃から騒動に首を突っ込んでいる。そんな彼女の幼馴染であり主治医のキール。アイラのピンチに颯爽と現れ、冷たくあしらい、時に意地悪もしたり(笑)けれど最後にはアイラを助けてくれる頼もしい幼馴染。そんな2人はひょんなことからお互いが失恋したと勘違いしている。けれどアイラもキールもお互いのことをずっと好きでいて…。
噛み噛み再来(笑)宮野さんの話はいつもキャラクターが個性的。主人公カップルも濃ゆいけれど、お馬鹿な従兄弟や謎多き探偵(途中から気づいたけど)もなかなか良かった。そんな登場人物たちがドタバタと色々繰り広げてくれるのでストーリーも飽きずにサ -
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ネタバレヒロインのお父様がすごく格好良くて、オッサン愛に目覚めてしまいそう。お可哀相にとか、不憫な、とか、思わないでもなかったですけど、あの方はきっと悔いや心残りがあってもそれをネガティブには受け止めず、肯定してしっかり抱えて前へと歩んでいらっしゃるのだろうと思うと、思わず涙ぐんでしまいそう。
お母様も、確かに酷い女で酷い母親だなと思ったけど、でもそれが全てじゃなくて、多分そうせずにはいられない苦しみが彼女を駆り立ててるんだと思ったら、やっぱり泣きたくなる。自分を痛めつけていないと安堵できない心理状況というのは、私にも理解できないわけではない。なんか偉そうな物言いになるが、確かに同情に値する女性ではあ -
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ネタバレ相変わらず宮野美嘉さんの作品は、登場人物がどこか壊れているの?って思ってしまうくらい、変な方々がでてきます。今回もロイだけが変なのかと思っていたら、アシュリーも変だし、アシュリーの姉のマリアもロイの叔父のオーウェンも変で、先が読めないのがよかったです。
姉マリアの代わりにロイに嫁いできたアシュリー。鉄壁の笑みで好意的なのかと思いきや、思いっきり妻を拒絶するロイ。好きにならないと断言までされちゃいました。
そんなロイにアシュリーは「夫婦ごっこ」を持ちかけて、ロイはうっかりそれにはまって、アシュリーが好きになっちゃってます。ここらへんの流れが結構好きで、チェスでアシュリーがロイを負かすところも -
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ネタバレ嘘の笑顔を貼り付けて妻を拒絶する夫と、そんな旦那を何とかして振り向かせようと夫婦ごっこを提案する嫁。旦那の心を手に入れるためにまずは外堀という名の彼の子どもたち(血は繋がっていない)と仲良くなるアシュリー。5人の子どもたちがまた可愛い。癒される。そしてだんだんとアシュリーに陥落されていく夫ロイ。彼のツンツンした態度がデレる時が堪らなく良かった(笑)嘘の仮面が外れる時とか素の表情を見せる時とかキュンとしました。そしてロイの叔父上殿の変態っぷりが凄いww屈折した愛をお持ちの方ですw宮野さんは屈折した思考の持ち主を描くのが上手いなと思いました(笑)キャラクターが魅力的で前巻の茨姫の話同様に楽しく読む
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ネタバレ「王家の蝙蝠」と呼ばれる諜報活動を生業とする一族の娘アイリーン。彼女はある日、当主である祖父から呼び出され後継者として指名される。けれど後継者となれば結婚しなければいけない。けれどアイリーンは筋金入りの男嫌いだった。そんな彼女に祖父が部下として連れてきたヴィルはとんでもない男で・・・。
今シリーズは面白かった。スラスラ読めました。
キャラクターが良いですね。美人だけど男嫌いで女性に大人気の格好良いアイリーンと、人の心が読める直感力を持つ退廃的な魅力のヴィル。主人公カップルの性格と二人の関係性は相変わらずぶっ飛んでますが、そこが宮野さんの描くキャラクター達の良さだと思います(笑)
続編出るのか