宮野美嘉のレビュー一覧

  • 死にたがり姫事件譚 -黒猫に捧げる愛の話-

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    前作の『幽霊伯爵の花嫁』と比べると登場人物の壊れっぷりが増している感がある。

    初めはヒロインの言動についていけなかったのだが、理由が解ればなるほどと思わせるものがあった。

    しかし、それ以外のオチの付け方が少しひねり過ぎで、まとまりがないように感じてしまった。

    ヒロインの発言がはからずも相手の心の奥深くに秘めたものを暴き出すのはいつもながらである。

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    2013年10月03日
  • 死にたがり姫事件譚 -黒猫に捧げる愛の話-

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    ネタバレ

    幽霊伯爵の花嫁が好きだったから買ったけど、序盤が微妙で、正直、どうしようかなーと思った。
    でも、ジンが妙にオカン気質なのが可愛いなーというのはあったかな。次巻がすごく楽しみってほどでもない。たぶん、買うとは思うんだけど。

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    2013年08月29日
  • 幽霊伯爵の花嫁7 ~闇黒の魔女と終焉の歌~

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    最終巻ということでだろうか、登場人物全員が暴走気味。
    特に、ジェイクがいつもの鉄面皮をだんだん保てなくなっていくのに、なぜかワクワクしてしまった。
    魔女と呼ばれる悪霊の意外な真実やなつかしい人から初登場の人まで、盛りだくさんの最終巻。
    最後まで読者を引きつけるストーリー展開とどんでん返しに感服。

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    2013年08月10日
  • 幽霊伯爵の花嫁6 ~彷徨う少女と踊る髑髏の秘密~

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    今回は、最後まで謎が謎を呼ぶミステリータッチのストーリーだった。
    過去は誰にも変えられない。しかし、幽霊は忘れたい過去も容赦無く突きつけてくる存在である。

    生者も死者も過去にとらわれた人が、やたらと多いこのシリーズだが、やはり今回もサアラが最強だった。
    もうサアラ無しには、コルドン家は一日たりともやっていけないのは明らか。
    次巻で最後なのが残念。

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    2013年05月19日
  • 幽霊伯爵の花嫁5 ~悪魔の罪過と忘れられた愛嬢~

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    アスガント公爵家の領地に現れた子供をさらうという幽霊。
    この幽霊捕縛のため公爵家を訪れたジェイクとサアラだったが、幽霊の特殊な能力のため、ジェイクが10年分の記憶を失ってしまう。

    そして、バーンスタイン家のギルとミゼルカという墓守が乗り込んでくる。

    この幽霊はバーンスタイン家から逃げ出したというのに、傲岸不遜なギルは訳を説明しようともせず、取りつく島もない。

    しかし、やっぱりサアラは最強だった。
    ジェイクに忘れられ、他家の墓守に無礼な態度をとられても、最後に勝つのはサアラ以外にはあり得ない。

    今回は、いつも痛々しいほど早く大人になろうと背伸びしているエリオスにも、新たな出会いが。
    前途

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    2013年02月05日
  • 幽霊伯爵の花嫁3 ~囚われの姫君と怨嗟の夜会~

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    〝「女性の都合に合わせて動くような、つまらない王子様に成り下がってほしいとは思いませんの。そんな安い王子様は、巷に溢れている恋物語の中で、頭の悪いお姫様を口説いていればよろしいわ。」〟
    (P.149)
    女の子は、お姫様扱いされて守られているのが一番幸せなどと思われるのが、虫唾が走るほど嫌なサアラ。
    彼女は、やっと得られた幸せを自ら守るため、今日も暴走する!

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    2012年10月14日
  • 幽霊伯爵の花嫁3 ~囚われの姫君と怨嗟の夜会~

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    マッケニア伯爵家から夜会の招待状が届き、何故かサアラは、大好きなジェイクと離れることを承知で出かけて行く。その理由とは…?

    サアラ、ついにそこまで……。
    いろいろ型破りなヒロインでしたが、今巻も期待を裏切らない彼女でした。
    肉食獣のようなサアラと、手綱を握るジェイクの組み合わせがすごくマッチしていて好きです。
    なんだか、すごくおもしろい。

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    2012年09月24日
  • 幽霊伯爵の花嫁5 ~悪魔の罪過と忘れられた愛嬢~

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    ネタバレ

    お約束の記憶喪失話って期待してたんですけど、前巻ほどのニヤニヤはなかったかも。10年分の記憶を失ったってことで、普通なら落ち込むサアラになるはずが、やっぱり斜め45度なのか、ジェイクが自分を忘れているのはいいけど、ジェイクがエリオスを忘れるのはダメって、予想もできないことを考えていました。

    新キャラのバーンスタイン伯爵家の親子が出て来ましたけど、こっちも大変癖のある方々で。最初はギルとミゼルカは恋人同士かと思ってたら、まさかの親子。42歳なのに10代に見えるのって反則だと思います。。今回はエリオスに年上の彼女ができそうですけど、怖いパパがいるから、エリオスも大変ですね。

    最後はジェイクの記

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    2012年08月29日
  • 幽霊伯爵の花嫁

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    あまり期待せずに読み始めたのだが、予想以上におもしろかった。

    “「私にとっての幸せとは、私が私であることを後悔しないということです。」”というセリフの通り、主人公のサアラは、運命に屈することなく、傲慢なほど毅然としている。

    彼女にとって、同情や憐れみを受けることは屈辱なのだ。
    そういうサアラが、潔く、且つ危うくて目が離せない。

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    2012年08月16日
  • 幽霊伯爵の花嫁4 ~偽りの聖女と地下牢の怪人~

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    幽霊伯爵の花嫁はちょっと(いや、結構かな?)ホラー要素が入ったラノベですね。でもラブもしっかり入ってます!重すぎりたり、極端だったりする時もありますが…(笑)

    今回は弱ったジェイクがキレる話です。あとがき読んで『あぁ確かに!』と思いました。ヤキモチ最高(笑)

    主役2人がかなり変わってるからエリオスの普通さに和むww本当にあのジェイクの息子なのかwwwエリオスを産んだジェイクの元奥さんネタとかもいずれ出てくるのかな?続きが気になります。

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    2012年07月10日
  • 幽霊伯爵の花嫁4 ~偽りの聖女と地下牢の怪人~

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    うーん、微笑ましい・・・屋敷中振り回されてますなぁ。サアラが前回ほど怖くはなくてほっ。ヴォルクの発言には目を剥いた。そこ、さらりと流してええとこちゃうで。
    しかし一番目を疑ったのはラスト・・・あれ、ええの? ま、まあ、深くは触れまい。
    次巻も出るようで、一応購入予定。

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    2012年06月01日
  • 幽霊伯爵の花嫁3 ~囚われの姫君と怨嗟の夜会~

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    ネタバレ

    サアラは自分が思っていたよりも危険な人物だったのだと再認識した三巻。アシェリーゼ様のこと言えないくらい情緒不安定な気が・・・
    しかし、サアラが思いの他真っ直ぐなやり方で殺人に走ったなと思ったけど、相手がジェイクなら止めてくれると思ってたんだろうか?もちろん殺してやりたいっていうのも嘘じゃないんだろうけど、アックスを突き落とした時とかも、ジェイクなら助けて自分を追っかけてくると予想した上での犯行だったとしたら、これは盛大で危うい紙一重なデレなのだろうか・・・そう考えると、巻き込まれたアックスが不憫な気も・・・しないな。正直、私もいらっとしましたから。
    ムカつく人間もいっぱい出てきましたが、不思議

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    2012年02月28日
  • 幽霊伯爵の花嫁

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    ネタバレ

    いやぁ、面白かった!!
    買うときに帯を読んでみると
    「私、あなたを全然、まったく、少しも、好きではないんです」
    の文字に思わず笑ってしまいましたw
    実はまちがえて、2巻を先に買ってしまっていたので、
    このセリフの帯には驚きましたw
    読み進めていくと意味もわかるのですがw
    とにかく、サアラの言動が・・・w
    自分が美しいことを理解しているところがまたよかったですw
    ではではノシ

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    2011年12月14日
  • 幽霊伯爵の花嫁2 ~首切り魔と乙女の輪舞曲~

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    ネタバレ

    幽霊退治の話は置いておいて、サアラとジェイクの進展具合が面白いです。

    朴念仁のジェイク。サアラに興味がないのかと思いきや、寝ぼけてサアラを抱きしめたり、無意識にベッドの中でサアラを抱き寄せたり、かなり思い悩んだ上で、子供の前でしたけどサアラにキスしたりと、やっとサアラを好きだと自覚したみたいでよかったです。

    また続きがでたらいいなぁ。

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    2011年11月06日
  • 幽霊伯爵の花嫁2 ~首切り魔と乙女の輪舞曲~

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    自己中心的で強かなサアラと、朴念仁で鈍いジェイク。
    一見サアラが押してるようで、ジェイクの方が突発的に甘えてきたりとか…もうふたりのやり取りがいちいち可愛すぎてツボる。
    続編出てくれないかなぁ。。。

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    2011年11月02日
  • 幽霊伯爵の花嫁

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    キャラクターが物語を牽引するとは、こういうことなんだなぁ。
    目から鱗というか…いいものを読ませてもらいました。もちろん話の完成度や伏線の張り方もしっかりしていて、ピースが何気なく嵌る一瞬が小気味良い。新人さんながら過不足のない非常に読み進めやすい文章であることも相まって、すごく楽しい読書だった。
    「ん?」と思う所は確かにあるのだけど、そこで引っかかると一気にすべてが白々しく感じてしまう危険性さえも孕んでいる違和感の余地だってあるのだけど。
    自分の全てを肯定したいと言いしたたかに生きるヒロインが私にとっては大変魅力的だったので、最後までページをめくる手が止まりませんでした。本当に、こういうのって

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    2011年07月17日
  • 幽霊伯爵の花嫁

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    ネタバレ

    無表情の仮面をかぶる伯爵と、笑顔の仮面をかぶる伯爵家の血をひくサアラ。サアラが強かで、でもどのような境遇でも前向きに生きている姿は、なかなか好感度は高かったです。(ある意味腹黒いとも言えますけど)。

    無表情の伯爵に感情を戻させたサアラ。彼女の歌は幽霊達の支持もあるから、今後はよい妻となりそうですね。

    最後で1個気になったのは、エリオスの母は誰なんだろうってところです。16人も妻がいて、そのうちの一人が母なのかなあ。

    続きも読んでみたいです。

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    2011年07月16日
  • 極悪女帝の後宮

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    ネタバレ

    極悪と言われる紅蘭が迎えた夫は怨霊を喰らいその身に宿す人だった。後宮に蠢く怨霊退治と2人の関係性、そして紅蘭の出生の秘密など面白かった。

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    2025年10月20日
  • 極悪女帝の後宮 3

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    紅蘭たちが後宮を飛び出し、離宮で国の根幹に関わる悍ましい歴史と呪いが明かされる。
    龍淵の複雑怪奇な思考と感情も一筋縄では行かないが方向性は示されたかな。
    この世の終わりまで仲睦まじく過ごして欲しい(笑)

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    2025年07月03日
  • 禍姫の初恋 唐陀国後宮異聞

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    死体の絵ばかり描いている姫が隣国に輿入れし、禍鬼である国王に一目惚れしての押せ押せの恋心。
    ミステリー風でもあって楽しい。

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    2025年05月05日