穂波ゆきねのレビュー一覧
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青春ですなぁ…
コバルト連載時にリアルタイムで読んでいたので、もの凄く懐かしかったです。
規制の所為か、今ではめっきり無くなってしまった学生モノ。
二人の不器用な関係性に久し振りに萌えました。
思えば、私にとってこれが初めての真船作品だったのか。 -
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兎にも角にも
……甘いです。
健気な主人公・楓と、まさしく第一印象で決めましたの、公爵。
諦めきれないジレジレが切なくて楽しかったです。時代物は苦手で躊躇してましたが、このお話は気にならなかったところもマルでした。 -
ネタバレ 購入済み
3.5くらいかな
全体的に不完全燃焼な印象。悪役のアシスタントに一矢報いることも和解もない。また、右京の義兄・・・お姉さんの夫だと思いましたよ。姓が違うのだからきちんと説明すべき。母の再婚時に未成年なら養子縁組くらいするよね。資産家だから遺産相続の関係があるのかも?ですが。だとしたら、義父さん、ケチだし母親を守る気持ちがないと思う。右京が義兄とどの程度仲良しなのかも不明。義兄は訳知り顔ですが。とにかく、核となる圭介と右京がもっともっと良い意味でぶつかり合うべきだったと感じましたね。
後書きから、これがデビュー作だそうなのでこんなものかな?と。 -
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くっつくまで時間かかりすぎ
もうちょっと早くくっついて欲しかったなぁ。忍目線のおまけが素晴らしく楽しかったので。早めにくっついてから進学問題でも良かったような気がするんだけど。初めて読む作家さんで、これが面白かったので、他の作品も読みたいです。
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Posted by ブクログ
▼あらすじ
美しい白い翼に、天使の歌声をもつ有翼人種――通称カナリア。
愛玩品として見せ物小屋で歌うことを強いられていたノワールは心も声も枯れ果てていた。
「そのカナリアは、私が言い値で買おう」
そんなノワールを冷たい声で買ったのは美貌の貴族の男・シルヴェストル。
不機嫌そうな新しい主人に、ノワールは怯えるばかりで…!?
王政への不満が募る革命前夜、身分差の愛に、激しい嵐が吹き荒れる!!
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表紙の雰囲気と“革命”という言葉からシリアス寄りで耽美なお話なのかな?と勝手にイメージしていたのですが、蓋を開けてみたら思いがけず甘々なお話で、300ページもある割にはとっても読み易い作品でした。
作者さんもあとがきで仰っている通り、フランス革命を連想させる緩い歴史ファンタジー仕様のお話になっているのですが、本に厚みがあるからと言って読んでいてハラハラするような重厚なストーリーを期待して読むと少し拍子抜けするかな?って思うくらいにはライトな印象でした。
私は甘々なお話は勿論、身分差やファンタジーといった設定が大好きなので、最後までそれなりに楽しく読めはしたのですが、もう少し読み応えのあるストーリーを期待していただけに、惜しいなと思う部分が多々ありました。
ただ、これで読み応えバッチリな本格的な歴史ファンタジーものにするとなると革命がテーマなだけにどうしても血腥くなってしまったり、全体的に重たくなってしまうと思うので、これはこれで良かったのかな、とも思ったり。
特に、疲れている時や重たい話を続けて読んだ時の箸休めに読むには糖度高めなので丁度良い作品かもしれません。
個人的にはストーリーよりもキャラ達に魅力を感じたかな。
リュリュなんて脇キャラにしておくには勿体無いくらい魅力的に描かれていましたし、執事のハインリヒも作者さんが熱を入れているだけあって「私もこんな執事ほしい…!」と羨んでしまうくらい素敵でした。
カナリアという有翼人種もファンタジー好きには楽しめる設定でしたし、とりあえず攻めが受けを溺愛するお話が好きな方だったら、まず問題なく楽しめる作品かと思います(^^)
因みに、穂波ゆきね先生のイラストは作品の雰囲気に合っていて文句無しに素晴らしかったです。(特にリュリュの挿絵が良かった…!) -
Posted by ブクログ
街の灯ひとつ、のスピンオフ。初鹿野の同僚葛井さんのお話。
他人に関心が薄く、恵まれた環境にいて頭も良い葛井のキャラクターは一穂ワールド的というか、どしゃぶり(ナイトガーデン)の和章を思い起こします。
新はBLにありがちな重いバックグラウンドを抱えたキャラクターですが、悲壮感が強すぎず、傷を抱えながらもひたむきにまっすぐ生きている健やかさの持ち主であるところに好感を持てました。
考えも生き方も違う二人が静かに穏やかに心を寄せていく様が言葉運びの軽妙さと繊細な感情描写で丁寧に穏やかに思いを育てていく様が心地よい。
派手さはないのですが、静かな灯火のように心に灯るぬくもりが優しかったです。
個人的に一穂ワールドの「理屈も苦悩もなく本能のまま恋に堕ちる」人間像は男同士の恋を悲劇に仕立て上げない居心地のよさがあって好きです。
家庭がほしいという新の苦悩を知っているから踏みとどまる築と、それでも良いと軽やかに築を選ぶ新の嫌味のなさがとても良かった。 -
Posted by ブクログ
会いたくなかったはずの同級生との再会から始まる物語。
百ちゃんの存在が色あざやかで一穂さんの書く女の子はBL世界にモブや当て馬でなくインパクトを残してくれていいものだなぁと。
片喰くんのストーカーっぷりの純真さと絆されてしまう初鹿野になるほどこんな出会いもありなのねとするする読まされました。
小道具やモチーフづかいとお仕事描写がうまく絡んでくるところはやっぱり面白いなぁ。
安定安心の一穂節、という感じで個人的にはあんまりインパクトはないけれどうむ、中々という感じ。
恋愛自体を遠ざけていた初鹿野が片喰の一途さにいつしか心を開いていく様がなんともかわいい。初鹿野のキャラクターはなるほど一穂キャラと思うところがありつつ、二人の関係が他にはない二人ならではなもので、会話のやり取りやちょっとした間合いの取り方がなんともゆるやかで心地よかった。不思議で穏やかなトーンに浸れました。 -
Posted by ブクログ
安定の麻績×葵!
お互いを思い合う優しい気持ちにもはや揺るぎないものを感じる!!!
今回は蓜島さんと矢吹さんのお話が中心というか肝になってた。
まずもって蓜島さんは完全に矢吹さんを好きなのに自分の気持ちに気づいてないのか。
ただの執着心ととらえているのか。
それを葵ちゃんが勘付いているあたりほほう・・・と。
蓜島さん矢吹さんのお話を次につなげるため+麻績×葵のこの先の気持ちの在り方についての話だから事件がちょっと淡い感じになってしまったのはしょうがないのかな。
そこまで掘り下げる事件でもなかったからいいし。
第4弾は蓜島さんと矢吹さんメインでフィニッシュらしいけど・・・・。 -
Posted by ブクログ
レトロ大浪漫の世界に浸りきりました。
花丸文庫の「旦那様は恋人を拾う」とリンクした作品ですが、単体で問題なく読めます。
公爵家の跡継ぎの清雅×呉服屋のお嬢様…として育った楓。
訳あって女の子として育てられた楓が公爵家の跡継ぎに見初められ、互いに好意を持つようになるけど…という王道を踏まえながらもただの甘いだけのラブロマンスにはなっていないのがよかったです。
楓はあくまでも女の子なんです。自分の命を護ってくれた周囲の人達に感謝しながら、女としてしとやかにしなやかに生きていこうとしています。そんな楓のおかげで女学校やフルーツパーラーのレトロな雰囲気も味わえました。
女の子として生きる楓が、紳士だけどちょっと強引な清雅と出会って初めての恋に落ちてしまったことで、偽りの性別への葛藤がわき起こります。
どうして女の子として生きているかという根本的な事情が後々まで影響を及ぼしていて、ハラハラドキドキさせられました。
真実を清雅に告げるところがヤマかと思ったら、そこじゃなくてもうひとつ大きなヤマが。
豪華客船のシーンは楓が変貌させられていて、まさかの成り行きに思わず泣きそうになりました…
でもハラハラした分、おおいに盛り上がりました。清雅が来てほしいところで来てくれてほっとしました。
とは言え、全体を通して甘くラブラブな仕上がり。でも笑わせる場面や切ない場面もあちこちにあって、甘さのさじ加減が絶妙です。
エロ的にもハイスペックな攻の清雅が甘やかしまくるのがいいし、楓もおしとやかでウブだけどきちんと素直に自分を出して甘えてるのがよかったです。
どう生きていくのが幸せなのかは、自分自身で決めることが一番大切なんだとしみじみ。
王道だけど、読んだ後心に残るものがあるいいストーリーでした。