円陣闇丸のレビュー一覧
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ネタバレ清澗寺家シリーズ第二部です。
親世代からバトンタッチし、終戦後の子供世代へ。
鞠子の双子の子供である、弘貴と泰貴のCPが同時進行。
清澗寺家の養子として和貴に育てられ、純粋培養で育った
弘貴と、家族と離ればなれになり、生きる為には身体を
売らなければいけなかった故に擦れてしまった泰貴。
あまりの境遇の違うふたりが再会し、清澗寺家で一緒に
暮らすことになったのですが、自分に与えられるかも
しれなかったものを、全て当たり前のように享受してきた
弘貴に憎しみを覚える泰貴が、もうなんというか……。
双子それぞれが恋をするのですが、純粋培養な弘貴は
健気で素直で確かに可愛い。
いじらしくって、人を疑うことを知らない弘貴は、
逆を言えば無神経だったりもする。
反対に戦後を孤児として生き抜いてきた泰貴は、擦れて
いて疑り深くても、根っこの部分は優しい子。
あまりに不憫すぎる泰貴の方に肩入れしてしまうというか、
和貴系のにおいがプンプンするこの子の先が気になる。
弘貴は箍が外れたら冬貴系に変身でしょうか……?
上巻なので評価は★3ですが、下巻が気になる!
書き下ろしの和貴子育て編に身悶えました。 -
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ネタバレ清澗寺家シリーズ番外編。
1作目でお兄ちゃんに袖にされた浅野さんが、赴任先の
上海で敵方の頭的男と関係を結ぶという話。
うぅぅん……。
糖分ゼロというよりも、もの凄く不毛な関係です。
愛と憎しみは紙一重とはいいますが、これって愛なの?
憎しみなの?
というよりも、いつ愛しちゃったのかも、いつ憎しみが
沸いちゃったのかもよく分からなかったというか……。
樋口くんが可哀想だったな、とかそっちの方に目が
行ってしまって。
結局ラストもモヤモヤ感だけが残り、いまいち萌えず。
どっちかというと、伏見のおじさまと、和貴の過去編に
転がり回ったんですが。
パパが大物すぎてもうどうしようかと思いました。
登場するだけで湿度が上がりそうなあの色気って何。
番外編と言いつつ、私の中で完全に和貴編なんですが。
むしろこっちで1冊出して欲しかったくらいです。
イラストが相変わらず美しい。 -
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ネタバレ清澗寺家シリーズ3作目
ついに三男坊までもが男色の道まっしぐら。
この家の行方がある意味心配です笑。
一族総ホモ状態に陥ったわけですけども、お相手はイタリアの
元大貴族様でした。
上二人に比べてぱっとしない三男坊の美徳は、その素直さ
だと思いますが、お相手の攻は清澗寺家に一族を滅ぼされた
(正確には冬貴様の色気に勝手に身を持ち崩した)ことで
復讐のために三男坊に……みたいな展開です。
素直な気性である三男坊が、疑心暗鬼になる姿がいたたまれない。
作中でも語られてますが、まるでロミジュリ。
前2作と違って甘いロマンス風味なので、ちょっと物足りないです。
というよりは、お兄ちゃん達が色んな意味で濃かったので、
いまいち存在感が薄いというか……。
三男坊が涙をこぼしながら別れを告げるシーンには
きゅん……としたのですが、同時収録作品の次男坊カップルに
全部持ってかれた感があります。
前作で気持ち消化不良だったのですが、今回では攻視点に
なっていたため、何考えてるかよく分からない深沢の
気持ちが比較的わかりやすかった分よかったです。
極度のツンデレ次男坊が、最後にデレたのに身悶えました。
なにこの次男坊、反則でしょう。可愛すぎる。
前作でパパと深沢の意味深な逢い引きの理由もわかり
すっきりしました。
次回は謎多きパパ編ということで、非常に楽しみです。 -
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ネタバレ清澗寺家シリーズ2作目。
パパによく似ているらしい次男坊のお話でした。
ヤンデレ×ツンデレ=SMという構図といいますか……。
いやー……なんというか、読後どっと疲労感が押し寄せて
きました。
大半のシーンが桃色なんですが、そこに愛があるかどうか
いまいちよく分からないまま終盤まで引っ張られます。
個人的に攻の性格があまり好きではないタイプなのですが、
次男坊があまりのツンデレで、なかなか攻になびかない
姿にニヤニヤしてました。
無自覚に攻の逆鱗に触れるたびに、性懲りもなく調教され、
身にまとった頑丈な鎧を徐々に剥がされていく様は見物です。
最後にちょっとだけデレた次男坊が凄くいじらしいので、
それなりに満足できました。
それにしても色々と謎めいた一族ですね……。
その辺も含めて続きが気になります。 -
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ネタバレ今更ながら手を出しました清澗寺シリーズ。
そして単体なら初読みの和泉さん。
時代物、ファンタジーもの大好きなのに、なぜか手を出して
いなかった有名作ですが、漸く重たい腰をあげて一気読み
してみようかと……。
大正時代の没落家族の長男受でした。
お相手は使用人の息子なんですが、全体的に漂う退廃的な
空気感がなんとも言えません。
幼い頃の約束を後生大事に胸にしまい続けてきた受が、
悲劇の別れから偶然に攻と再会。
でもお相手は社会主義運動に手を染めており、自分は
軍人という立場上、それを見過ごすことはできないという
何とも胸苦しい展開です。
何とか攻を逃がしたいという思いから、同窓の憲兵に
情報を流すようスパイ行動をするのですが、その見返りに
身体を……というお決まりコース。
身を削っての献身もむなしく、攻にも色々と誤解され
こっちでも身体を要求されるという、不憫受です。
結局は色んなすれ違いが生んだ悲しい出来事だったわけ
ですが、色々と鬱屈が溜まっていた受が終盤爆発。
あれほど拘っていた家というものを全て捨てて攻めと
逃避行。
BL的にはおいしい展開なんですが、弟達のその後が
凄く気になる……。
書き下ろしの逃避行編では、何も出来ない受ににやにや。
主従身分差好きにはおすすめです。 -
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アラブ、花嫁、ときてスルーしていた作品。でも、続編出ていたので購入しました。
読んでみたら意外にも軍人萌え。いろいろ萌えが詰め込んであって、何かしら萌えツボに引っ掛かるようにできていますね。思いがけず楽しかったです。
花嫁は元軍人。表紙のは礼装だったので今ひとつピンと来なかったけど口絵を見てドキッとしてしまいました。円陣闇丸センセはこういうの描かせると上手いです。
様々な苦境に立たされても、気丈にずっと独りで耐えてきた孤高のクールビューティ秋成。そんな彼に第一王子のイズディハールが心惹かれ、また秋成も生まれて初めての恋に落ちます。
男同士で惹かれあったのには、秋成のある秘密が多大に影響していた…ということが暗に言いたかったんでしょうか。
…両性具有は地雷というわけじゃないんですが、ちょっと萎えます…しかも、その中でも萌えが最強な作品は「アレキサンドライト」だと思ってきていたので、なかなかグッとくる作品が出てこなかったんですよね…
でも、この話は両性具有ものとして見ると「アレキサンドライト」に匹敵するくらい良作でした。あちらはかなりSMちっくで痛いけど、こちらは攻が愛と包容力にあふれていてステキです。
双子というのもいいです。愛に満ちているイズディハールにできない俺様なドS攻は、ハミードが楽しませてくれて、一粒で二度おいしかったです。
ただ、アラブと花嫁となるとどうしてもありきたりな印象が否めず、ストーリー展開に新鮮味がもう少しほしかったです。とか言いながら、アラブの世界にどっぷり浸りきってしまったんですけどね~
続編も楽しみ。 -
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ネタバレ「砂楼の花嫁」の続編。
両性具有の秋成が花嫁となって半年。
イズティハールの双子の弟・ハミードが婚約することに、、。
すごく好きな話なんだけど、私は基本両性具有のびえるは必要ないと思ってる派です。
それを差し引けば遠野さんらしい甘さや戸惑いや華やかさがあって良かったです。
びえるにおける両性具有の必要性がイマイチ分かってないけど。
絵師さんにも助けられてる作品だなぁと思います。
ハミードにも春をお願します。
途中、イズティハールが消息不明になってしまって、BL展開として死にネタはないので安心して読んでたんだけど、死んでしまって数年後にハミードを受け入れる話もアリだな、と思いながら読みました。
蛇足ですが読んでるとハミードのセリフがCDの小西さんで聴こえてきました。
私は安元さんのファンですけど、でもこれはイズティハールのイメージは安元さんじゃないのよね(とCDの感想でも書いた)ので、イズティハールも小西さんで脳内変換wwww -
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ネタバレデビュー15周年記念の「単行本」
「発情」シリーズと「熱情」シリーズのシリーズのその後をまとめたもの。
織田兄弟が出る「発情」シリーズでは
・幼馴染同士の松岡悠介(モデル)×柏木大和(教師)のハワイ旅行(2009岩本薫フェア小冊子掲載)
・大学の先輩後輩で仕事を一緒に立ち上げた織田高秋×松岡北巳の久々のオフの話
・警察官同士の織田冬輝×上條玲司の織田の誕生日の話(ドラマCDの特典小冊子掲載)
・外資系化粧品メーカーに勤める兄弟の水嶋奎吾(弟)×水嶋真海(兄)の社内のトイレで素股エチw
「発情」シリーズもそれぞれのカプのその後。
ディズニーランド風のアミューズメントパークでの1泊の様子が書下ろし。
と、双子が中学生になった時の話、も書下ろし。
それ以外はフェア特典ペーパーも掲載。
小冊子も特典ペーパーも手に取れてない人にはラッキーだと思うけど、そのためにわざわざ2冊3冊目の同じ既刊本を買って手に入れた者にしては、ちょっとムッとする。既刊本フェアのたびに踊らされてる方が悪いんですかね?
そして、内容だけど「記念単行本」なのに、発情シリーズの双子の話はどう考えても”続く”
続き物を記念本に入れてどうするんですか?
この続きを買わせたいという思惑ダダモレですけど?
せっかくの記念本なんだから基本完結でお願いしたい。
シリーズが続くのは分かっているけど、シリーズだけとしての本を揃えたいので、こういうイレギュラーのがあるのは並べにくいんですよ。
もう1冊の記念本もそうだったけど何かがどこかが残念な本でしたね。
作品自体には不満はないですけど。面白かったしその後も読めるわけだから) -
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ネタバレ▼あらすじ
和貴の養子・貴郁は、生きている実感がわかず、自分を抑え込みながら過ごしていた。そんな貴郁の元に、縁談話が舞い込み…!?
***
評価としては★3.5といったところですかね。
他の清澗寺シリーズが未読だった為、最初こそ登場人物の多さに混乱しかけましたがそれでも問題なく読めました。
ただ、とにかく内容が濃い!濃いのが好きな自分でもあまりに濃過ぎて読んでいる内にお腹が一杯になってしまい、それこそ休み休み読むのがやっと…。
読み終わった今では暫く濃いBLは遠慮したいかな…と思ってしまうほど。
内容の8割…いや、9割はえっちしてます(笑)
本当に、受けがド淫乱過ぎて吃驚しました。
そしてとにかく登場人物の殆どが歪み過ぎてて読み終わってもいまいち吹っ切れない。
貴郁(受)が同じ事でずっと悩んでいたのも実にモヤモヤしました。
ただ、攻めの一人であり貴郁の義父、宗晃は個人的には凄くツボで唯一そこだけ萌えていました。
飴と鞭の使い方がとにかく上手で篤行と比べるとその差が分かります。
しかも読んでいてやけに宗晃贔屓だと感じていたらあとがきで作者自身が宗晃に萌えをギュッと詰め込んだと書いていたので納得しました(笑)
でもいかんせん途中から読むのに疲れてしまい、他の清澗寺シリーズに手を出す気にはなれません…。
これがシリーズの中で最も濃いらしいですが…どうなんでしょう?
とびきり濃くて重い歪んだ愛がこれでもかというほど詰まっているのでそういうのが好きな方にはお勧めしたいです。 -
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英田先生、初リンクスらしい。
人外(悪魔)×清掃作業員
攻め:ユージン(アモン)
受け:羽根珠樹
病院で清掃作業員をしている珠樹はある日尊大な態度のセレブ・ユージンに出会う。
清掃作業員をバカにしたような態度に良い印象を受けなかったが、事故にあって救急で運ばれたあとに蘇生したユージンさは別人のようで。しかも、珠樹に許しを請いたいといい…。
英田先生はうーん、やっぱり警察物とかの方が合うのでは?と思ってしまった。もちろんプロだし読ませる力はあるので面白くない訳ではないけれど、いわゆる代表作のようなキレは無い。こういうファンタジー、別に英田先生が書かなくてもいいんじゃない?みたいな。特徴ある英田作品にはならなかったな、残念ながら、という印象。
そして円陣先生も。
うーん、円陣先生じゃなくてもいいんじゃない?的な。イマイチ。精彩を欠いてる感じ。作品も絵もどちらも残念過ぎた…。