円陣闇丸のレビュー一覧
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短編集です。「王子の方舟」は、好きな世界観。少し萩尾望都ちっくなSFファンタジーですね。もっともっと深く掘り下げて描いて欲しいストーリーです。それがダメなら、ベッドシーンをもっと掘り下げて?
「永遠の檻」と「ラブ・チョコ」の大河内、いいですね。鬼畜な大河内も、へタレな大河内も両方すてきです。
「WILD SONS」は珍しいウェスタンもの!西部劇。
「夜明けの音楽」は中でもダイレクトに心に響く秀作です。
晴之は30過ぎで作家志望の男。事故によるハンデがあります。ある日、隣人の15年下の章央と親しくなり、彼が主人公の小説を書くことに。その章央の頼みには、とても重要な意味があります。
年も離 -
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駆け落ちしていた両親が死んだ後に日本から母親の祖国の名門貴族に引き取られた物の愛情薄く育ち自分の身体の秘密ゆえの寂しさを感じさせる秋成。
近衛隊長として外相の護衛の任務でシャティーラへ赴き、皇太子のイズディハールと出逢う。
先にCDを聴いていたので内容は把握していたものの、秋成を半陰陽(両性具有)者に設定する理由がイマイチ不可解だったのですが、結局そういう人に言えない悩みを持つことでのどうしようもない焦燥感や諦念という人間性を秋成に出させたかったのかな、と。
それと一国の皇太子の花嫁にさせる訳だから本当の男だった場合、国的、宗教的に折り合いが付かないからなのかな、と思いました。ただ、そうい -
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清澗寺家シリーズ3
三男道貴の話。
星三つと好きな清澗寺家シリーズの中では点が辛いですが。
どうも作者の和泉さんはあまり三男に興味がないのでは?と思ってしまいます。
道貴がクラウディオに惚れた理由がいまいち分からない。
あと、彼が兄たちや父親をどう思っているのか、清澗寺という一族をどう思っているのかなどという作品の肝の部分がさらっとしか触れられていないため、いまいち印象が薄いです。まあ彼は兄二人のトラウマ「離れの情事」を見なかったので、そういうところで上二人と差別化を図っているのでしょうけれども。
深沢に対するライバル心というか危機感の部分も、もっと掘り下げてほしかったかも。
(そういえば兄