【感想・ネタバレ】サウダージのレビュー

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Posted by ブクログ

地球の裏側アルゼンチンが舞台です。異国情緒が皮膚感覚で伝わる快感に酔いしれました。アルゼンチンタンゴにマフィアときたら食指が動きます。ブエノスアイレスって響きがエロティックに聞こえてしまうのは、多分某映画のせいなんでしょうか。

マフィアのアンダーボス×県警刑事。
傲岸不遜な異国のマフィアに監禁緊縛されて調教される男前な受、という図になっていてワクワクしますが、ふたを開ければ王道ラテンエロなハーレク〇ンでした。
受の朔弥は、はるか遠い国で攻様に身も心も奪われまくるけど、気丈にも堕ちることを潔しとしない確固たるプライドを持っています。首輪、媚薬でペットにされても、それは兄の命を救うための取り引きと肝に銘じてその関係を受け入れる様は、かなり男前で清々しいです。
レオンの方も容赦なく朔弥を追い詰めているかのようで、非情の中にも人間味が見え隠れするのが魅力的。円陣闇丸センセのイラストがまたピッタリで、思い描くとおりのcpになってるのが作品の満足度をあげてます。ラテンな男レオンも素敵だし、タンゴのシーンや絡みシーンもエロスです。

ご主人様とペットの関係がしだいにあまーくなっていくのは監禁モノではお約束だけど、かなりスリリングでハードな抗争もあるので辛口な場面も見所です。

ずっと裸同然に鎖付き首輪ファッションの朔弥と、ビシッと黒スーツに皮手袋でHの時にも何一つ脱がないレオンとの対比はいかにもな陵辱スタイルで、激しくエロです。
公開お風呂Hが萌えた。

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2011年10月07日

Posted by ブクログ

あらすじ:仄暗い照明、物憂げなアルゼンチンタンゴの音色―。行方不明の兄を捜し、ブエノスアイレスへやってきた朔弥。わずかな手がかりを頼りに訪れた店で兄を知る男と出会う。レオンと名乗る端整な容貌のその男は、情報と引き替えに朔弥をタンゴに誘う。強引に踊らされ、兄がマフィアに追われていることを知るが、実はレオンこそが兄を狙うマフィアだったのだ。自分と兄の命をたてに朔弥は服従を強要され、レオンに身をまかせるようになるが…。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

華藤さんにしては文章が読みにくい気がしたのですが、どうやら演出だったようです。途中から物語に引き込まれて凄い勢いでページをめくりたくなります。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

★あらすじ★
仄暗い照明、物憂げなアルゼンチンタンゴの音色―。行方不明の兄を捜しブエノスアイレスへやってきた朔弥。わずかな手がかりを頼りに訪れた店で兄を知る男と出会う。レオンと名乗る端整な容貌のその男は情報と引き替えに朔弥をタンゴに誘う。強引に踊らされ兄がマフィアに追われていることを知るが、実はレオンこそが兄を狙うマフィアだったのだ。自分と兄の命をたてに朔弥は服従を強要されレオンに身をまかせるようになるが…。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

アルゼンチン人マフィア攻め(レオン)×男前日本人受け(朔弥)
陵辱監禁モノ

<あらすじ>
アルゼンチンで消息を絶った兄に両親の死を知らせるべく、2週間の休暇をもぎ取りアルゼンチンへ降り立った神奈川県警刑事の志塚朔弥。
兄が勤めていたというバーへ立ち寄った時にレオンという男にタンゴに誘われる。
そこで聞いた兄の消息は「マフィアのアンダーボスを裏切り、追われている」というものだった。
「命が惜しければ、今すぐ日本に帰れ」というレオンの忠告を振り切り兄のかつて住んでいたアパートを訪ねた朔弥は、マフィアらしき連中に囲まれてしまう。
マフィアを振り切ったと思った瞬間、朔弥のこめかみに銃を当てたのは、レオン−彼こそが「マフィアのアンダーボス」だったのだ。
朔弥を捕らえたレオンは、「兄を助けたければお前の人生をすべて俺に捧げろ」と言い、朔弥を性の玩具になるよう強要する。

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傲慢鬼畜監禁調教モノかと思ったらそんなことはなかったぜ!
あんまり陵辱感がないのは、朔弥がわりとあっさり耐えるからか。どうせなら耐えないで壊れちゃったほうが萌(ry
攻様のレオンも最初は倣岸だけど基本的には優しく、マフィアとしても非道な手段を嫌悪しており人間的にもまとも。
幸成との会話なんて拍子抜けしちゃったぜい。
朔弥はかなりの男前受けで、最後は「おれについてこい」とまで…イイヨイイヨー。
作中何度か描かれる、二人で踊るアルゼンチンタンゴがなかなかエロ切なく効いている。
円陣さんの挿絵がまた素敵で…口絵の首輪された朔弥がこれまたエロい。

華藤さんのほかの作品はそうでもないのに、これは体言止めや述語の省略が多くて読んでて文章に違和感があったかな。意識して文体を変えたそうだけど、意味は?

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

タンゴの調べに乗ってラテンアメリカの世界へ
旅立てます(笑)

行方不明の兄をアルゼンチンまで探しに行った
刑事がマフィアに捕らわれる愛憎渦巻く
闇社会。屈辱に耐え、どんな状況でも己を
失わない矜持は感嘆させられます。

ねっとりと熱いラテンに浸りたい方にお勧め。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

マフィアのアンダーボス×日本人の刑事

<物語のプロローグ>
舞台はアルゼンチン。神奈川県警生活安全部麻薬取締課に勤務する刑事が有給休暇をとって行方不明の兄を探しにアルゼンチンへ。以前そこで働いていたと思われるバーにはアルゼンチンタンゴの物憂い調べをバックに一人の男が立っていた。。。

話のそこかしこに流れるあるアルゼンチンタンゴが効果絶大です。これを読む為だけにアストロ・ピアソラ(バンドネオン奏者・作曲家。いわゆるアルゼンチンタンゴ界の巨匠)のアルバムを買ってしまった。

<姉妹本:アマンテ マフィアのボス×養子>

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2010年02月11日

購入済み

華藤さんのお話好きー、と思ってますが冷静に判断すると勝率が実は低かったってゆーね(汗)。本作お得意の外国もの、街や文化の描写はさすが、凄く素敵な背景ですが攻め受け共に個人的に萌えなし(すいません)。支配的な攻めは結構好きなんですがレオンはただの横暴な人、マフィアだからと言ってしまえばまあそーなんですが人としての魅力がイマイチではエンタメ性がないのでは。。?しかも朔弥にコロっといってますが心情が汲み取れる件がないので「何でどーして?」が気になり読みながらどこか白けてしまい入り込めず。タンゴの官能的な雰囲気はそりゃー良かったんですが朔弥が色気あるタイプじゃなくって今ひとつしっくりこなかったのも残念。ちょっと酷評ですかね、でも面白くなかった。

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2015年05月22日

購入済み

2人がそこまで惹かれ合った理由がいまいち見えてこない。最後までどちらのキャラクターにもあまり魅力を感じられず。受の、兄への執着心?がちょっとキモい。タンゴを始めとしたブエノスアイレスの雰囲気は多少楽しめたけど、根本的な問題として語彙が少ないというか、文章の稚拙な部分が気になって物語に入り込めなかった。せめて電子版にもイラストがあればなぁ。

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2017年12月22日

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