七月隆文のレビュー一覧

  • サラと魔女とハーブの庭

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    主人公の由花が、モヤモヤした想いや不安に押しつぶされそうになりながらも、自分と向き合って、少しずつ成長していこうとする物語。
    由花の空想上の友達「サラ」のように、この人は自分の味方だ!とかこの人が居てくれたら大丈夫だ!って思える友達が居るって本当に心強いし、幸せなことだと思います。
    でも、大人になると、いつしか現実的になってしまうし、子ども心も捨てようとしてしまいますが、無くしかけていた純真な心を思い出させてくれるようなお話でした。
    おばあちゃんの存在はもちろんのこと、ハーブショップがとてもあったかくて、幸せな空間で、思わず行ってみたくなります。

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    2024年02月06日
  • 100万回生きたきみ【電子特典あとがき付き】

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    何回も繰り返す人生を送ることになったら、人はどんな人生を送るのだろうか。
    人生は一回きりだからこそやり残した事や悔いが残らないように日々生活する。
    だがその先に自分の人生が繰り返される運命にあることを知っていたら、、?
    運命が繰り返されるきっかけになった2人の男女。知らない所で2人の運命が絡んでゆく。

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    2024年01月17日
  • 100万回生きたきみ【電子特典あとがき付き】

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    神話の話のような物語だった。
    読む前・最初のほうはベタな恋愛小説かなと思っていたが、
    想像の斜め上を行くユニークな話で、よかった。
    スケールがでかくでも物語に入りやすかった。
    呪いや神など、神秘的な面もありより物語華やかになっていると思います。
    心に残った言葉ー世界から神秘が消えたのは
            人の意識が変わっていったからなのよー
    です。
    小説の読んでるとよく思うのですが、どの物語にも神秘的を求めがちだなと思って、小説に限った話ではなく、漫画・アニメ・映画など。現実味がある物語をわざわざ娯楽で楽しもうと思わないじゃないですか。人間はどこかで神秘的なものを本質で求めてるんじゃないかとこの

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    2024年01月15日
  • ケーキ王子の名推理(新潮文庫nex)

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    ケーキを題材にちょっとした謎を解く話
    名推理というけど、そこまでミステリー感はない
    さらっと読めて、美味しそうなスイーツも出てきてこういうのを読みたかった
    久々にケーキ食べたいな
    ショートケーキかな

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    2024年01月01日
  • 君にさよならを言わない

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    読みやすくて面白かったです。
    出逢った幽霊達の悩みを解決していくストーリー。
    リレーのお話は凄く青春を感じて良かったです。

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    2023年12月30日
  • ケーキ王子の名推理3(新潮文庫nex)

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    最上くんと蓮くんは魅力的だけど、未羽ちゃんがなぜにそんなにモテるの?って、思うけど。
    そこは目をつぶって、面白い展開になってきた。

    シフォンケーキは作るの難しくて、わかるー!って共感できた。

    聞き慣れない洋菓子の名前と由来を覚えるし、息抜きに楽しみな作品ではある。

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    2023年11月27日
  • 天使は奇跡を希う

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    「ぼく明日」の作者の作品をもう一度!と思い読んだ。不思議ワールドな世界でアニメ化しそうだなと率直に思った。秘密が時明かされてくのは楽しい反面、フィクション感を突きつけられる感じがした。

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    2023年11月25日
  • サラと魔女とハーブの庭

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    雰囲気がお洒落な小説。
    大人になるってこんなことだな、と改めて考えさせられた。
    落ち着いた作品で、悪く言えばつまらなく感じる人もいるかもしれないが、落ち着いた雰囲気を味わいたい人にはおすすめ。
    2週目はカフェで紅茶を飲みながら読みたいです。

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    2023年11月16日
  • ケーキ王子の名推理5(新潮文庫nex)

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     5巻故基本構造は割愛。
     表紙がハロウィンっぽかったので、今月中に間に合わせたく急いで読んで間に合った。
     前巻ラストの学園祭終了から、ハロウィンパーティを経ての恋模様。
     二人の関係から派生する事件やら、他の事件などを「名推理」する展開もあるにはあるが、純粋に二人の恋路を語る流れも太い。
     純粋なミステリファンとしては、軸足は「名推理」に乗せてほしい気持ちがあるが、恋路の発展こそメインに語るべききゅんきゅんであるという感想が多いのも事実であり…。
     表紙から察すると次巻はクリスマスかな、調節して読む。

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    2023年10月31日
  • サラと魔女とハーブの庭

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    学校に馴染めなくなった女の子。祖先が魔女のおばあちゃん。丁寧な暮らし。少しだけ''西の魔女が死んだ''に似ていると思う。小さい頃はすごく大きくて楽しい場所に感じたのに大きくなってから行くと全然違く感じてしまう。子供から大人へなりかけている子供の悩みの描写がとても良かったです!

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    2023年08月21日
  • サラと魔女とハーブの庭

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    短い文章と会話で、テンポよく進んでいく。
    ずっとやさしいBGMが流れているような、心地よい読中・読後感。

    大人になりたくない由花の気持ち、ちょっとわかる。
    知らないうちにどんどん環境が変わっていって、それまでの当たり前が当たり前でなくなっていく。そんな変化に上手く適応できなくて、苦しくなる。
    自分だけの儀式があったり、でもいつのまにかその儀式は忘れてしまっていて必要もなくなったり。

    あぁ、こうやって大人になっていくのか。と、ちょっと懐かしくなったり、「がんばれ」と由花を応援したくなったり。
    なにより、おばあちゃんやお母さん、由花の周りの人たちがあたたかいことにホッとする。

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    2023年06月25日
  • サラと魔女とハーブの庭

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    ☆3.8

    表紙の可愛さに惹かれて購入した作品。
    読んでいて、梨木香歩さんの「西の魔女が死んだ」を思い出しました。

    思わず香りが漂ってくるようなハーブティーやハーブを使った美味しそうなお料理の数々に癒されました❁⃘*.゚
    そして優しい理解者である由花のおばあちゃんがとっても素敵でした!

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    2023年06月12日
  • サラと魔女とハーブの庭

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    思春期のなんともいえない感情、子どもでもなく大人でもない。
    心と体がちぐはぐなあの不思議な時間。

    サラが心の支えだったのに自分はもう大丈夫だと自覚してお別れすることは勇気がいることだが、由花が大人として一歩を踏み出そうとしている姿に応援したくなった。


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    2023年06月11日
  • サラと魔女とハーブの庭

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    学校に行くのが怖くなって不登校になった由花、子どものときからそばにいてくれたサラが、中1の3学期からほとんど出てこなくなった。春休みに、ハーブ店を営む祖母のところに連れてこられた。やさしいけれども凜とした祖母に見守られながら、出会いがあり、少し成長した由花は、サラとの別れを受け入れて、13歳から14歳に、中学2年からまた学校に行けるつもりになれた。
    小林くんのお母さんやおばあちゃんにはサラが見えていたような。お人形と猫とサラが不思議なまま終わった。小林くんと話せたんだから、学校でも大丈夫。

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    2023年06月01日
  • ケーキ王子の名推理5(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    ドラジェ、アイスクリームは話が弱くてこのまま第5弾終わってしまうのかな?って不安にさえなった。しかしハロウィンパーティーからはいつもの少女漫画調の甘々が始まってなんとか胸キュンで終わることができた。次は悠希の禁断?の恋が気になる〜

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    2023年05月29日
  • ケーキ王子の名推理3(新潮文庫nex)

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    あくまでも私は捻くれてる30代だからの感想。

    前作までは人の恋心には颯人より敏感に反応できていた未羽が、颯人の気持ちには気付けないことある?こういう鈍感アピールあざと女子が苦手。ここに来て未羽が苦手になってしまった。まだ10代だからしょうがない、それが売りの少女漫画と自分に言い聞かせて、次作に取り掛かろうと思う。

    恐らく私は自分の周りにいる未羽のまま30代になってしまった勘違いアラサー女が嫌いなだけなんだろうな。

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    2023年05月24日
  • ケーキ王子の名推理2(新潮文庫nex)

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    軽やかに読み切った。
    今回は店長、青山さんの物語。前作同様、推理がメインではなく物語のアクセントになっている。もともと刺激(颯人)より安定(青山さん)が好みの私にとっては、とても満足した一冊だった。

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    2023年05月22日
  • ケーキ王子の名推理6(新潮文庫nex)

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    激甘キュンキュン小説も第6弾。
    2人も高3になり進路を意識する歳。
    特に、未羽の一歩の踏み出しにエールを送る‼︎

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    2023年05月02日
  • ケーキ王子の名推理(新潮文庫nex)

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    他の読者が言っているように、少女漫画を活字化したような感覚だった。タイトルに名推理とあったので、ミステリー部分があるかと思ったが…。
    工藤新一ではなく江戸川コナン、蝶ネクタイを使うほどのトリックではなく、コナンくんがかわいい声で「〇〇じゃない?」と言えるレベルの推理。読んだ方は共感してもらえるかな?
    スイーツに目がない女子高校生と、観察眼があり知識がある男子高校生の日常。読書初心者の中高生にオススメ!ただ、同年代(30代)にはちょっと勧めづらいので星3つ。

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    2023年04月25日
  • ケーキ王子の名推理3(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    まさか修学旅行でライバルと会うとは
    しかも一緒に謎解きしたためインスピレーションが一緒になっちゃったのね
    まさかのコンクールでもろ被りとは
    でも、そこで一瞬にして立て直し更に繋がるようにするとは凄いね〜
    これこら未羽ちゃんとの向き合い方も変わるだろうし
    どうなるのかなぁ?

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    2023年04月11日