七月隆文のレビュー一覧
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ネタバレ星3.5という感じでした。
お前は、神に選ばれた子なのだと思う。
でも俺だって、
両親から祝福を受けて
生まれてきたんだ。
この帯の抜粋したセリフが良かったです。
人に愛された中年の星ということで、
主人公がいい人なので、その人間関係や絆もすごく良かったです。
呉服屋さんとのやり取りとか素敵でしたね。
ただここからは気になる点が。
まず改行が多くて、本の厚さの割にはサクサク読めます。文章が多ければ多いほどいいわけでもありませんが、読み応えのある内容を期待してたので少し残念。
蜂蜜と遠雷と内容と表紙が似てると思いました。
勝負の世界の天才話と表紙のデザインですね。
表紙をめくると、 -
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「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」で有名な七月隆文さんの作品。表紙が綺麗なのとタイトルが気になって手にとってみた。
100万回2500年もの間、同じ人を思い続ける純愛はとてもロマンチックに思えるけど、記憶を持ったままこんなにも長い間生まれ変わり続け、愛した人を探しながら生き続けるのは苦しいだろうな。
誰がどう生まれ変わって...って言うのを考えながら
読むのが楽しかった!
魚や麦を挟んでるとは言え、100万回も生まれ変わってるのに2500年だけなの?って疑問に思っちゃって少しモヤモヤしたけどストーリー自体は面白かった!
タラニスとミアンの最後はハッピーエンドだったけど呪いの最後は切 -
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主人公の由花が、モヤモヤした想いや不安に押しつぶされそうになりながらも、自分と向き合って、少しずつ成長していこうとする物語。
由花の空想上の友達「サラ」のように、この人は自分の味方だ!とかこの人が居てくれたら大丈夫だ!って思える友達が居るって本当に心強いし、幸せなことだと思います。
でも、大人になると、いつしか現実的になってしまうし、子ども心も捨てようとしてしまいますが、無くしかけていた純真な心を思い出させてくれるようなお話でした。
おばあちゃんの存在はもちろんのこと、ハーブショップがとてもあったかくて、幸せな空間で、思わず行ってみたくなります。 -
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神話の話のような物語だった。
読む前・最初のほうはベタな恋愛小説かなと思っていたが、
想像の斜め上を行くユニークな話で、よかった。
スケールがでかくでも物語に入りやすかった。
呪いや神など、神秘的な面もありより物語華やかになっていると思います。
心に残った言葉ー世界から神秘が消えたのは
人の意識が変わっていったからなのよー
です。
小説の読んでるとよく思うのですが、どの物語にも神秘的を求めがちだなと思って、小説に限った話ではなく、漫画・アニメ・映画など。現実味がある物語をわざわざ娯楽で楽しもうと思わないじゃないですか。人間はどこかで神秘的なものを本質で求めてるんじゃないかとこの -
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短い文章と会話で、テンポよく進んでいく。
ずっとやさしいBGMが流れているような、心地よい読中・読後感。
大人になりたくない由花の気持ち、ちょっとわかる。
知らないうちにどんどん環境が変わっていって、それまでの当たり前が当たり前でなくなっていく。そんな変化に上手く適応できなくて、苦しくなる。
自分だけの儀式があったり、でもいつのまにかその儀式は忘れてしまっていて必要もなくなったり。
あぁ、こうやって大人になっていくのか。と、ちょっと懐かしくなったり、「がんばれ」と由花を応援したくなったり。
なにより、おばあちゃんやお母さん、由花の周りの人たちがあたたかいことにホッとする。