七月隆文のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ余韻がすごい。。。現実とはかけ離れててファンタジーなんだけど、なぜかすんなり内容が入ってきた。なんでかなって考えた結果、恐らく時間が有限だってことが共通だからかなって私は思った。私が好きな人達と過ごす時間はかけがえ無い、より一層人と過ごすさ時間を大切にしたいと思う。恋は唐突に始まるものなのかな。好きな人が欲しい、欲しいって思ってる時より今を一生懸命に生きてたらふと見つかるものなのかもしれない。私もこのお店、この人と行きたいなこの食べ物、この人と食べたいって思えるような人といつか出会えるのかな。そんな大事な人が増えたら確かに喜び2倍になるよなぁ。いつか出会えたらいいな。
愛してるっていう言葉を -
Posted by ブクログ
ネタバレタイトルはなるほどと。
舞台は京都、二十歳の二人の物語。
若い二人の爽やかな恋愛ストーリーが始まって、初々しい爽やかな恋愛物かと思うが、すぐに違和感が。
著者はタイトルに使うくらいなのだから、その点を考察するSFミステリーに重きを置くのではなく、時限恋愛物として書いたのかな。
さらに設定がプラスされて、切なさが増幅された。
時の限りが提示されて、それが迫ってくる恋愛物はあるが、どれもやっぱり切ない。そして今作はそれに加えてそれぞれの過去と未来を考えるとさらに感慨深い。
同じ二十歳を過ごせる40日、未来と過去が交錯する40日、これだけ愛し合う2人にとってその40日がどれだけ大切な時間だったか -
Posted by ブクログ
映像で見たら泣いていたかも。
いやー、最後ハッピーエンドでよかったよ。
同級生が天使というSF設定だけれど、前半はごく当然のようにことがすすみ、ユーカの秘密ってなんだろう?と思っていたら、わーそういう感じね?と中盤からガラリと見えかたが変わる。1時間くらいで読めるし、人気作なのもよくわかる。
ところで、がっつり今治という地名と名所や実在するお店が登場するのは、一体どういう背景なのでしょう?結構珍しいよね…?ちょっと気になってしまった。
今治出身の友達からPR兼ねた本を書いてくれと頼まれた?作者が一時期住んでいたとか?
確かにミルクセーキ食べたくなったので、PR目的なら大成功!
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Posted by ブクログ
ネタバレジャケ買いした本。最近はミステリーしか勝たんと思ってた中、家にあった本でまだ読んでなかったと思って読み出す。
最初はあるあるかなーと思ってたけど、オムニバスって2話目で分かり、主人公の子が優しく好感が持て、ふわっとした気持ちになれた。切なさと温かさがある作品。
みんな、死ぬ前に話しておけばいいのに、と思った。本音でちゃんと伝えることは伝えた方がいいことばかりなんだなって気付かされた。
心打ちってなかなか話せない。でも話さないと絶対伝わらない。すれ違い、思い違いが人は主観があるから必ず生まれる。話すって凄く大切。そしてただ話すだけじゃなく、本当の気持ちを話すことが大切なんだな。自分も頑張ってみよ -
Posted by ブクログ
ネタバレ嗚咽するほどではないけれど、静かに心からの涙を流した気がする。
はじめは展開が急か?と思ったけれど、やはり後で全部回収されて、切なさがじわじわと来た。
結局あれはどういうことだったのか、と思うところはなくてすっきりした気持ち。
七月さんのかく物語は本当に綺麗で、心が洗われていくように思います。また好きな作品が増えました。
「100万回生きた」といえば『100万回生きたねこ』だと思うけれど、お話にねこが出てきて結構大切な存在だと思った。ちょっと関係あるのかな。
ハルカ、、、切ない。呪いってことだったんだと思うけど、最後は呪いなんて言葉は違った。時間を縛ったり2人を傷つけることになったりしたの