七月隆文のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ嗚咽するほどではないけれど、静かに心からの涙を流した気がする。
はじめは展開が急か?と思ったけれど、やはり後で全部回収されて、切なさがじわじわと来た。
結局あれはどういうことだったのか、と思うところはなくてすっきりした気持ち。
七月さんのかく物語は本当に綺麗で、心が洗われていくように思います。また好きな作品が増えました。
「100万回生きた」といえば『100万回生きたねこ』だと思うけれど、お話にねこが出てきて結構大切な存在だと思った。ちょっと関係あるのかな。
ハルカ、、、切ない。呪いってことだったんだと思うけど、最後は呪いなんて言葉は違った。時間を縛ったり2人を傷つけることになったりしたの -
Posted by ブクログ
感想
面白い!将棋と人間ドラマが相まって、主人公を応援したくなる。
おじさん無冠棋士が自分の昔の経験を重ねて、現在の魔王に挑む!スラムドック・ミリオネアみたい展開。その将棋版?
あらすじ
田中一義46歳棋士。これまで無冠。棋士としてのピークはとっくに過ぎたが、聖王戦の挑戦権を得る。
相手は源八冠、6年間八冠をキープした魔王。
時代が変わり、AIが将棋の主流となった。AIを使って相手が知らない差し筋を探して研究する。
一義は第1戦に向けて、新たな勝ち筋を見出し、令和の王に挑む。序盤は目論見通りに展開したが、相手が仕掛けた罠にハマりあえなく負けた。
弟子の涼は、一時は源と並んで時代 -
Posted by ブクログ
非現実な世界も好きなので、とても楽しく読めました!一途に想い続ける主人公のひたむきな姿勢に心を打たれました。自分ならこんなに深く人を愛せるだろうか。逆に、きっと愛してみせたいと思いました。回想が長いのですが、それがこの物語の時間としての要素に厚みをもたらし、良かったと思います。
この小説での、愛する人と一緒に幸せになれるまでの途方もない時間が、もどかしくて悔しくて寂しくてそして実際より長く感じられるような現実の片想いと通じるところがあると思いました。
また、自分にも前世があって、気づいていないだけで運命の人に出会っているのかもしれないなんて、子供じみた妄想も頭をよぎって、楽しかったです!そして