七月隆文のレビュー一覧
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○パネトーネ クリスマスに食べると恋が成就するという伝説があるらしい。イタリア伝統のパン。
○カーディナルシュニッテン 枢機卿の意味を持つ。ケーキの色、黄色と白は、バチカン市国の旗に由来。十字に切ってはいけない。
○イースターエッグ 現在ではチョコレート製も多い。北欧神話の女神エオストレがイースターにが有力説。
○タルト・タタン リンゴパイの失敗作からの発想。姉のうっかりミスを妹がカバーして銘菓となる。
ケーキ好きの女子高生が、パティシエを目指すイケメン高校生と青春しちゃうお話。今回は、ミステリー部分はヴィジュネル暗号。解説を読んでも、難しい。この暗号を使って手紙書かれても読めないですよ。 -
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ネタバレなぜどうして、私の本棚に本作品が登録されるのかについての一考察。
ケーキ王子シリーズは、現在6巻まで出版されているとのこと。2020/6時点で累計70万部。コミカライズ済み。新潮文庫の100冊恋する本のカテゴリに堂々選定されている。
複数のイケメン高校生が登場し、彼らがパティシエを目指す為、多くのスィーツが紹介される。しかもスィーツの情報は調理師学校や日本の誇るパティシエ達に取材協力をしてもらっているようなのだ。当然そこに食レポが加わり、しかも学園生活まで楽しみ始める。この巻については、パリへの旅行記まで入れ込む。イラストは、orange の高野苺さんという念の入れよう。それに、クイズとも言 -
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ネタバレある人を愛してしまった。たったそれだけのことなのに、そのせいで何千年もの間その人を探し求めることになるなんて。何度も期待しては落胆して。自分だったらそんなこと耐えられないだろうなって思いました。彼をそうさせる呪いの力と愛の力はどれ程のものなのか興味を持ったし、一度でいいからタルニスくらい人を愛してみたいです。
お話はテンポ良く読みやすかったです。気になったのは、途中から気になっていたハルカの最期です。ハルカが呪いだからいなくなればいいのは分かっていたのですが、あまりにサクッといなくなってしまったので物語の終わりが呆気ないというか寂しかったです。もう少し膨らませてほしかった。
それでも、全体