勝見明のレビュー一覧

  • 鈴木敏文の「本当のようなウソを見抜く」 セブン-イレブン式脱常識の仕事術

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    ネタバレ

    消費は経済学ではなく心理学で考える。
    本当のような嘘を見抜く。
    合理化は、経費を減らすことではない。経費を減らして利益が増えるのは縮小均衡になるだけ。
    中長期的な数値目標は持たない。つじつま合わせになるだけ。
    多様化の時代、ではなく画一化している。
    富士山型の売上グラフから、茶筒型に変わった。

    顧客のため、と顧客の立場で、では意味が全く異なる。
    顧客の立場で考えると、自分たちには都合が悪い。
    ノウハウ本は過去の成功体験に基づいている。成功体験はやり方は参考にならない。

    真似をするほうが楽、は本当のような嘘。価格競争に陥るだけ。
    経営とは顧客のロイヤリティを高めるもの。単品管理もそのため。

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    2022年01月13日
  • 負けグセ社員たちを「戦う集団」に変えるたった1つの方法

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    理念なき行動は凶器、行動なき理念は無価値

    まずは理念を伝えて、あるべき姿を設定する
    そのあるべき姿と現実とのギャップを認識し
    何をすべき戦略に落とし込む

    理念に基づいた行動しているうちに
    社員は自律的に動くようになる

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    2021年09月16日
  • 共感経営 「物語り戦略」で輝く現場

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    イノベーションを成功している企業を「共感」というキーワードから読み解く試み。

    ・日本企業は分析過剰、計画過剰、法令遵守過剰の三代疾病に陥っている
    ・VUCAの時代においてはこれまでの分析的思考だけでは生き残れないのであり、共感を軸にした物語り戦略をとっていくべきである
    ・顧客への共感、社員への共感を元に「あるべき姿」を分析的思考ではなく飛ぶ仮説として描き、辿り着きたい場所からの逆算思考で発想するべきである
    ・この発想は論理的三段論法ではなく、「目的(何を目指すのか)→手段(どのような手段が必要なのか)→実践(その手段を用いて行動に移す)」とつなげる実践的三段論法と呼べる
    ・物語り戦略にはプロ

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    2020年09月18日
  • 全員経営 ―自律分散イノベーション企業 成功の本質

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    自律分散型組織を構築する上でのヒントが満載の本書。いい会社とは? いい仕事とは? 各ケースの物語編は感動的で涙がホロリ...。まだまだ“される側”なのだと物語る力が圧倒的に弱い自分に気づく。常に考える自分でありたい!

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    2020年07月26日
  • 共感経営 「物語り戦略」で輝く現場

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    「全員経営」の続編みたいな感じで、事例の紹介とその「知識創造理論」による解説という構成。本のデザインも似た感じ。

    基本的にはいつもの野中さんなんだけど、これは、ある意味、わたしが初めて「共感」した野中さんの本かもしれない。

    これまでは、野中さんの言っていることは「分かる」んだけど、なんか再現可能性が低い感じがしていた。この本で、なんか、その辺の距離感が縮まった感じがした。

    もともとのSECIモデルは、共同の暗黙知の形式知化というEのところにフォーカスがあったのだけど、これはSの部分、つまりメンバー同士の「共感」による暗黙知の共有みたいなのは、日本企業にはもともとあるという前提があったとの

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    2020年06月24日
  • わがセブン秘録

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    若い方が読むとおじいさんの自慢話にしか聞こえないと思います。でもこの方の、この思考があったからこそ今のコンビニがあり、日本を代表するイノベーターであることに異論の余地がないことを感じられます。

    でも一番の読みどころは最終章。目的と手段を混同しない、誰もが未来とお客様から宿題をもらっている。言葉に力があります。

    今、何を思う、、、

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    2020年06月27日
  • わがセブン秘録

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    さすが一つの時代を作った人。
    至言の宝庫。
    熱さはなく淡々としてるところが最初は物足りないですが、徐々に沁みてきます。

    ・みんなに反対されることはたいてい成功し、みんなに賛成されることはたいてい失敗する
    ・現代の消費社会は経済学だけでなく、心理学で考えなければならない
    ・これからの流通業はネットとリアルの融合へと進化する
    ・「無」から「有」を生むには「未来を起点にした発想」
    ・「お客様のために」ではなく「お客様の立場で」考える
    ・売り手にとって都合の良いことは、買い手にとっては不都合なことが多く、買い手にとって都合の良いことは、売り手にとって不都合なことが多い
    ・お客様の心理は「わがまま」で

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    2019年08月21日
  • 鈴木敏文の「本当のようなウソを見抜く」 セブン-イレブン式脱常識の仕事術

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    ビジネス書というよりも、常識や良識にとらわれず物事を見るということ一般の指南書として面白い。会社の経営という他人の財産を運用するという責任があれば、自分事以上に常識や良識という物差しを頼ってしまうものだ。これだけの大企業の舵取りをしながら、著者の常識にとらわれない姿勢にブレがないのが凄い。常に目の前の問題にひたすら向き合っていったことの積み重ねだけ、と著者のいうその経歴のなせるところなのだろう。

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    2019年06月07日
  • なぜ、セブンでバイトをすると3カ月で経営学を語れるのか?実践ストーリー編

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    ネタバレ

    内容は、自己啓発本の一種。従業員にも経営者にも役立つ、働き方のノウハウが詰まってます。頭から読んでも、気になるタイトルだけ拾い読みしても良く、セブンイレブンという成功している企業がバックボーンにあるので、同じ様なことを書いてあるどの本よりも説得力があります。図解も多く、紙面も広いので読みやすいのもいいですね。

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    2019年01月02日
  • 全員経営 ―自律分散イノベーション企業 成功の本質

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    22 社内SNS
    34 ミドルアップダウン
    73 10の知識を1にする
    73 見えてくるまで考え抜く
    166 率先して逃げることが皆の命を救う
    189 サムシングニュー テラモーターズ
    190 NATOな日本人=NotAction,Talk Only
    255 利益は経営のウンチ 伊那食品

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    2018年12月09日
  • 働く力を君に

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    偉そうにつぶやくのも何だが、随分詰まらない会社人が増えたなと、この本を読み、自らの周りを思い出しながら感じた。セブンイレブンジャパンを創業し、セブン銀行なども作り上げた著者の主張、生き方はシンプルだ。既成概念に囚われず、実直に思いをぶつけ、客の為にとするのではなく、客の立場で発想するのだ。前例主義にならずに、面白い事をしようぜ。そこにリスクはあるけれど、周りを説得しながら突破する事に面白みがあるのだ。社内全員賛成なら、そんな良いアイデアは誰しも飛びつくけど、半分反対ならリスクや未知領域があるのだから、よほど挑戦する価値がある。

    主張が耳に痛い。そういう生き様は減り、ガリ勉秀才タイプばかりが、

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    2018年08月05日
  • わがセブン秘録

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    コンビニで好きなのは、セブンイレブンです。お弁当美味しいし、高級感があるから。金の食パンが超絶好きです(是非食べてみて)。


    いつだって判断の尺度を『お客様』に合わせる。
    大切にしてきたことが明確だから、オンラインストアでマーケットを掴み、どんなときも求められているものを作り、ヒット商品を生み出してきた。


    わたしの良いところは行動力があるとこる(自分で言っちゃった 笑)で、弱点は決断力が鈍い。超超超悩む。悩むのが趣味なのかってくらい。
    でも、1番大切にしたいことは、生徒さんが何を求めていて、どうしたたら生徒さんが喜んでくれるのか。それだけは見失わないようにしてきました。
    コンビニ最大手の

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    2018年05月06日
  • 働く力を君に

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    セブン&アイホールディングの元会長鈴木敏文氏が自身の経験から現代を生き抜くための仕事術をまとめた一冊。

    氏の著書は何冊か読んだことがあり、重複してる部分はありましたが、本書でも非常に仕事において大事なことを学べました。
    トーハンでの経験やセブンイレブン導入の背景、セブンプレミアムやセブン銀行の設立など、現在私たちの生活に密着している氏が生み出してきたものがどのようにしてできたのかという紆余曲折を知ることができ、非常に勉強になりました。
    常に挑戦する姿勢や顧客の立場になって考えること、仮説を立て検証すること、固定観念を捨てること、ブレない視点をもつこと、本質を見抜きシンプルに物事を捉え

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    2017年11月12日
  • 鈴木敏文の「統計心理学」 「仮説」と「検証」で顧客のこころを掴む

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    直感、本は読まない。
    なかなか声に出しにくい事でも言っていて凄い。正直共感できる。
    ゼロ秒思考という事だと思う。

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    2017年03月17日
  • 鈴木敏文の「本当のようなウソを見抜く」 セブン-イレブン式脱常識の仕事術

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    あくまで顧客が求めることを考える。
    会社に染まると本当の顧客目線になり難くなる。

    顧客が求めることにはチャレンジする。周囲から反対される方が機会かもしれない。
    但し、無謀に何でも実施するのではなく、成功するかどうかを考え、シミュレーションして、60~70%くらいいけそうだと判断したら走り出す。

    自分のあり方を問われているようで身が引き締まりました。

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    2017年01月17日
  • 働く力を君に

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    先日、セブン&アイ・ホールディングス会長兼CEOの鈴木敏文さんが退任するという発表をし、話題となりました。一部のニュースでは、後継者選びに息子を選ぼうとしたこともあり支持されなかったという報道もされていました。
    そんな鈴木敏文さんが誤解をされているとPRESIDENT Online上で発表したジャーナリスト勝見明さんが構成を担当した鈴木敏文さんの『働く力を君に』を紹介したいと思います。本書では「仮説」「思考力」「シンプルな志向」「伝え方」「生き方」が書かれており、どうビジネスの世界で徹底的に考え抜いて行動してきかがわかる一冊となっています。
    徹底的に顧客が求めていることを考え、実行していったこ

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    2016年06月29日
  • 働く力を君に

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    セブン・イレブン創業者の鈴木敏文の仕事に対する哲学が綴られた書籍。読み取った要点は以下。
    ・世の中で言われていることを鵜呑みにしない。疑問を持ち自分の頭で考える。
    ・"お客様のため"ではなく"お客様の立場で"考えなければならない。
    ・自分の言葉で伝える。
    特別新しいことや斬新な考え方が綴られているわけではない。それ故、業種、立場によらずあらゆるビジネスパーソンに参考になるし、あらゆるビジネスパーソンが鈴木氏と同じように新しい価値を生み出せる可能性がある、ということかもしれない。

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    2016年05月03日
  • 全員経営 ―自律分散イノベーション企業 成功の本質

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    メンバー全員が自分の領域を勝手に区切らずに自律的に動き出すのが自分の理想の組織。そんな思いにヒントを与えてくれた。

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    2016年01月23日
  • 鈴木敏文「逆転発想」の言葉95 なぜセブン-イレブンだけが強いのか

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    人は誰もが認知コストをかけたがらず、既存の常識や経験の中で生きようとするが、そのとき本当にそうかと疑問を発すれば新しい仮説が生まれる
    仮説は今いる顧客ではなく、明日の顧客に向けて発信すること
    どこまで挑戦し、どこで妥協するかでその人の人生観が決まる
    挑戦しない限り成功はなく、挑戦しようとしない人は仕事をする気がないのと同じ
    商品の絞り込みとはつまり、明確なコンセプトのもとで仮説を立てて顧客にたいしてのレコメンド
    上司が仕方がないと言ったら部下は成長しないし、ものわかりのいいリーダーを演じても業績には絶対結びつかない

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    2015年12月23日
  • 全員経営 ―自律分散イノベーション企業 成功の本質

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    社員一人一人が経営者の感覚を持ちながら仕事をする。
    中小企業で働いている人にとっては常日頃意識しなければならない事だと思います。JAL、ヤマト運輸、セブンイレブン等の大企業を例にどうやって”全員経営”を成し遂げられたが書かれていますが、最終章で取り上げられている企業の事例は素晴らしいです。社員の幸せやノルマやホウレンソウのない会社。。。世の中には色々な企業があるものです。

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    2015年08月27日