木皿泉のレビュー一覧

  • 二度寝で番茶

    Posted by ブクログ

    何かもっと穏やかな夫婦を想像していたのだけど、かっぱさんなんか特に、世の中の何かに疑問や怒りを持ってるなぁと感じる。
    本当はそういうことたくさん思ってる人ほどクリエイティブになれるんだろうか、やはり。

    0
    2014年08月09日
  • 二度寝で番茶

    Posted by ブクログ

    「なるほどなぁ」とか「自分もそう思う」ってことがいっぱい書いてあった。 すぐには解決できない問題や簡単に白黒付けれないこと、そういうことどう向き合うか、木皿さんの言葉書いてあった。 知らん振りできちゃうけど、そうしない木皿さんの言葉にはたくさん勇気をもらえました。 今、悩んでいるコトは、決してバカなことでも無駄なことでもなと思えるようになります。

    心に留めておきたいイイ言葉がたくさんありましたが、今回は引用文なしです。短く切り取ると、本当に大切なことが伝わらないので。
    読んでみてそんのない一冊だと思う。

    0
    2014年02月26日
  • ON THE WAY COMEDY 道草 平田家の人々篇

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    木皿泉の描く世界が好き。
    登場人物は、父・小吉 母・小麦 娘・歩 とボーイフレンドのコンドー君の4人のみ。
    FM東京のラジオ番組だったらしい。聴いてみたかったな。
    毎回、冒頭の西村雅彦のナレーションがまた面白い。
    CMのあと、ドラマが始まります。で始まる。

    他愛のない日常を切り取って、普通の人たちの普通の会話が
    これほど、いとおしく感じられるなんて。
    向田邦子の世界と通づるものがある。

    0
    2014年02月18日
  • ON THE WAY COMEDY 道草 浮世は奇々怪々篇

    Posted by ブクログ

    便利屋の話も、課長と部下のつんのめる都市伝説も面白かった~。作中に『この世にキリのある事、喜ぶべし』とあるものの、「道草」はキリがなくてもいいんじゃないかなw登場人物たちのその後にまた会ってみたい。

    0
    2014年02月15日
  • ON THE WAY COMEDY 道草 袖ふりあう人々篇

    Posted by ブクログ

    言葉を交わす、、、普段している何気ないことだけれど、そこから生まれる感情や行動のいろんな変化の面白さに改めて気づかされた。

    0
    2014年02月15日
  • ON THE WAY COMEDY 道草 愛はミラクル篇

    Posted by ブクログ

    さまざまな男女のミラクルいい話に頬は緩みっぱなし。「七夕にお会いしましょう」と「バナナ共和国」の台詞が時に鋭く心に刺さった。

    0
    2014年02月12日
  • ON THE WAY COMEDY 道草 平田家の人々篇

    Posted by ブクログ

    平田家の放浪クリスマスパーティー可笑しかった~wそんなコントのような話もあれば、不意に胸にスルリと入ってくる台詞もあって、いいことも悪いことも誰かと分かち合える幸せの木皿ワールド全開。

    0
    2014年02月10日
  • すいか 1

    Posted by ブクログ

     懐かしい……。あれからもう10年も経ってしまったんですね。読む前は「シナリオ本って面白いのかなぁ」と不安だったのですが、いやいや、読み始めたら役者さんたちの顔が浮かんで来て、小説とは違った楽しさがありました。そうかー、基子さんのあの状態は煮詰まってたのかー。
     P20の「J・ディプトリー・ジュニア」が気になります。絆さんが読みたかったのは「ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア」ですよね? これは絆さんの書き間違いってこと? それとも著者の書き間違い? 単なる誤植? 「すいか」の世界には「ディプトリー・ジュニア」がいるのか? ああ、気になる~。
     それにしても、2003年に書かれたものなのに、双

    0
    2013年12月30日
  • すいか 2

    Posted by ブクログ

    この一員になりたい。
    何者でもない私でもいていいんだという場所に。
    今の生活に何か変化を起こしたい。
    いつもより30分早く起きるとか
    一人で寿司を食べに行くとか
    そんなことでいいのだけれど。

    0
    2013年12月24日
  • 二度寝で番茶

    Posted by ブクログ

    嫌なこと、悩み、不安、いろんなネガティブな感情を私は自分の中で実際よりも大きく育てているのかもしれない。
    誰かに話す時に同調してほしくて大げさに話しているかもしれない。

    この本の中のかっぱさんと大福さん(ちゃん付けは親しい人じゃないとしてはいけない気がする)の話の中にもたくさんの嫌なこと、悩み、不安があるのに、それを2人はのほほんと話している(ような気がする)。
    もしかして、こたつで、お茶を飲んで、みかんを食べながら?
    はたまたお酒を飲みながら?
    そんな絵が浮かんでしまうくらい心身ともにリラックスした雰囲気が伝わってくる。

    素敵だなぁ…。
    その雰囲気も、2人の言葉も、私のことまで救ってくれ

    0
    2013年10月30日
  • すいか 1

    Posted by ブクログ

    懐かしいドラマのシナリオ本。
    脚本なので、最初は読むのに慣れませんでしたが、
    ほぼ会話だけの文章は慣れると読みやすかった。

    映像化された原作を読む時に否応なく役者さんの顔が浮かぶのは、残念だなぁって思うことがあります。
    けれど、これは役者さんがいてこその物語なので、配役通りに役者さんの姿を思い浮かべながら読むのが楽しかったです。

    0
    2013年10月10日
  • すいか 2

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    夏子さんのおもいきりの良さに同性ながら惚れてしまいそうです。
    こんなふうに集まって自分をぶつけながら暮らしていけたら素敵だなって思いました。

    0
    2013年10月03日
  • すいか 2

    Posted by ブクログ

    このドラマ、好きでかかさず観てました。シナリオなので、なれるまで読みにくかったですが、面白かったです。基子の考え方、なんだかわかる気がする。「自分はこんなこと考えるなんて最低な人間だ」最低だということを知っていることが大切っていうのがとても印象的でした。基子が悩みながら自立していくストーリーだったのかと改めて知りました。同世代になり共感できるところが増えました。こんな下宿があったら私も暮らしたい。またテレビでやってくれないかな。

    0
    2013年09月29日
  • 二度寝で番茶

    Posted by ブクログ

    作品を作るためには、その何倍もの何かを内に溜めなければならない。なんて人間的で、なんて魅力的な人たちなんだろう。あったかいドラマを作る二人の素はもっとあったかい。

    0
    2013年09月24日
  • すいか 1

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    真面目すぎる銀行員の基子が自分を変えようと悩んだりしながら少しずつ変わっていく様子に目が離せません。

    0
    2013年09月06日
  • 昨夜のカレー、明日のパン

    Posted by ブクログ

    snsやニュースで嫌になる気持ちになることが毎日だけど、大切な事はそこにはあまり無くて、もっと現実の身近な世界が自分の芯を作っていくのだと思わされた。自分がもっと歳取った時に心が充実できる環境を今のうちから整えておく必要がある。

    0
    2025年10月28日
  • 二度寝で番茶

    Posted by ブクログ

    「木皿泉」をつくっている、大福さんとカッパさんの日常エッセイ。
    15年ほど前のものなので、懐かしさを感じたり、そんなことあったっけ?って新たな気持ちになったり。
    ゆるーっとした、日常が綴られている。
    このおふたり、夫婦なんだけど、パートナーって言葉がすごくしっくりくる。

    0
    2025年10月12日
  • さざなみのよる

    Posted by ブクログ

    立て続けに人が亡くなるお話読んでるのはなんでかな。ドラマ化されてたのね!見たかったなぁ

    1話で亡くなったナスミ。1話ではわからなかったところでだんだん奔放さが見えて意外性も見えて、残りは身近な方のそのあとのお話で時系列の長さがなかなかいいね。
    人は亡くなっても自分は日々生きてて、残された思い出とか言葉はいつまでもあるよねぇとしみじみ。
    よき涙を流せた

    0
    2025年10月04日
  • さざなみのよる

    Posted by ブクログ

    ドラマ富士ファミリーの原作なのかな?
    ナスミにまつわるひとたちの物語。
    死んでも、関わった人たちの中で生き続けていく。悲しい話題なのに、不思議と温かくなる。
    だが、やはり、本より断然ドラマがいい。

    0
    2025年09月27日
  • 昨夜のカレー、明日のパン

    Posted by ブクログ

    若くして死んだ一樹のお父さんギフと、嫁のテツコさんが一緒に暮らしていくお話。ゆっくりと死を受け止めていく。ドラマを見てから読んだ。ドラマの方が木皿泉さんの描きたいのが伝わって、ほんわか温かくて世界観が好きだなぁと思った。脚本家さんなので、ドラマになるほうがいいんだろうな。
    小説だと、いまひとつ、わかりにくい。

    0
    2025年09月11日