木皿泉のレビュー一覧

  • 二度寝で番茶

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    読みはじめたときは、この本の文体やイラストに慣れず、なかなか読み進められなかったけど、
    読んでいくうちに、少しずつこの本に慣れてきて、もう少し読んでいたくなったな。
    筆者の別の本も、気づいたら買っているかもしれない。

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    2019年07月15日
  • すいか 1

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    面白い!
    こういうシナリオの形で読むのは初めてで最初は戸惑ったけど、どんどん引き込まれていく。
    3億横領という非日常と下宿での日常が上手いこと絡み合っているところがまたすごい。
    2も早く買わなくちゃ!と思いました。

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    2019年04月03日
  • 二度寝で番茶

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    ネタバレ

    木皿泉。
    夫婦2人組の脚本家。
    お二人の会話は、他のムック本などで読んでいて
    楽しいし、好きだったから、安定のおもしろさで
    読み進めた。

    軽妙な会話タッチに進められるエッセイの中で
    ドキッとするような、
    生きること、創ることに
    大切なことが語られる。

    たとえば

    私達は自分には才能なんてないということを知っている。それが大きな武器になるんじゃないかな。(中略) 自分は自分でいいんだと思えるところからしか、オリジナルなものは出てこないと思う。

    こんなふうに、ごく自然に受け止めていたことに
    はっとする気付きが与えられる。

    これからもお二人の作品から目が離せない。

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    2018年08月17日
  • 木皿食堂 : 2 6粒と半分のお米

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    ・人の気持ちは、光の速度の17倍の速さで移り変わってゆくと、仏教の本に書いてあるそうである。気持ちがそんなに目まぐるしく変わってゆくのなら、コトバの方も目まぐるしく変わるものだろう。生きているコトバだけがコトバなのである。そうじゃないコトバは受け流してもいいと、私は思う。

    ・最近、仕事が忙しくなって、なかなか本も読めない状態が続いている。なので、思い切ってメールをやめることにした。ケータイからも、パソコンからもアドレスを削除してしまうと、今まで何だったんだろう、というほど静かになった。本当に用がある人だけから、ファックスや郵便で要領よくまとめたものが送られてくる。けっこう儀礼的なやりとりが多かったんだなあと、あらためて思う。不思議なことに、そんな生活を始めると、人によく会うのである。会って、少し立ち話をして,バイバイと別れる。なくても大丈夫と、自分で確認するのは、そんな悪いことではないような気がする。

    ・向田さんは「日常」を描く作家だと思う。そして、私たちもデビュー以来、書き続けてきたテーマは「日常」だ。
    違うのは、その日常の向こうに何を見ていたかである。私たちの作品は日常の向こう側に「死」を見ている。向田さんは、おそらく「セックス」を見ていたのではないかと思う。でも、たぶん、それは同じことなのだと思う。死もセックスも、どちらも逃れることができないものだ。なのにそれらは、日常から遠ざけられ、あたかも、そんなものはないような顔でみんな暮らしている。

    ・人間には本能的にまとめようとする習性があると思うんですよ。むしろ破壊する方が意識的にやらないとだめで・・・。だから、こんなに話を広げちゃった、どうしよう、みたいな不安はあまり感じないし、何とかなるもんです。描こうとしていることも、ずっと同じだから。

    ・物語もそうなんじゃないかなって思います。実態は何もないけれど、みんなで共有できる何かがあって、自分の居場所や帰る場所があると思えるだけで、人は生きていけるのではないかと。

    ・そうそう。今ここにある「現実」の中で一生懸命生きることも大事だけど、外から「現実」に揺さぶりをかけ、修正していくという二つの視点がないとダメだと思う。私たちが生き得る物語はほかにもたくさんあるんだということを見せていくことによって、だれもが立ちすくんでしまっている現状を打ち破ることができると思います。

    ・「ううん。おいしかった。すごくおいしかったけど、明るいみかんの色が悔しかった。来るの待っているのに届くと寂しい気持ちになった」

    ・「バスケのコートってさ、外から見ると小さいと思わない?」
    「え?そう?」
    「わかる。コートの中って、ゲームで必死になっとると,限りなく広いような気がするよね」
    「でしょ?中にいる人と、外にいる人って、コートのラインが全然違うように見えるんだよね」
    「家族もそうがな」
    「どういうこと?」
    「いやよぉ、一緒に住むのが家族だなんてよぉ、それは外から見てるヤツが言うことでよ、中にいる方は必死で、ラインなんで、どこにあろうが、もうどうだっていいべな。オレは、愛媛までがわがうちだと思うこどにすっぺよ」

    ・「逃げるってことは、生きのびる方を選んだってことだ」

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    2018年07月13日
  • すいか 1

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     燃やしたり埋めたりしたいものを私も今、抱えてる。
     誰かのためだけにも生きられないし、自分のためだけにも生きられない。どうしても受け入れられないものとものすごく大切にしたいものとがせめぎ合うときって、苦しい。
     幸せって、大きなすいかを持ち帰る場所があるってことなんだなって、この本は気づかせてくれる。
     辛いことにとらわれるのはもうやめたらどうかな、そう思える。

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    2018年03月31日
  • 昨夜のカレー、明日のパン

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    原作は読んでいませんけれども、これはなかなかイイ…お話だったような気がしますねぇ…社畜死ね!!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    なんかカレーとかパンとかがとっかかりになって人間関係が生まれる? ような感じのお話だと記憶しておりますけれども、真偽のほどは分かりません…社畜死ね!!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    それよりもペコさん節が効いているというか…こういう原作ありのお話でもペコ氏が描くと必然的にペコ氏の作品になってしまうというか…そんな強みをペコさんには感じますね!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    原作も読んでみようかなぁ…と思わなくもないですけれども、ペコさんの作品のが出来がいいんじゃないかと…読んでもないのに思ったりしました。さようなら…。

    ヽ(・ω・)/ズコー

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    2018年03月07日
  • 二度寝で番茶

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    夫婦で脚本をされいる木皿泉さんのエッセイというか、対談集?
    本の一節を引用してそれに対して大福さん(夫)とかっぱさん(妻)の会話が展開されてきます。かっぱさんがあれこれ思っていることをいろいろ言って(攻め)、それ受けて大福さんが答えていく感じですが、こういう感じでお話できるご夫婦、憧れます。大福さんはこの連載が始まったころに脳内出血で倒れていまでも介護が必要な体ですが、かっぱさんは「大福ちゃんは私の趣味」と言います。介護というと重くなるけど、何事も発想の転換なのかもしれませんね。

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    2017年12月17日
  • 木皿食堂

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    木皿さんのごった煮。
    エッセイ、インタビュー、羽海野チカさんとの対談、シナリオ、本や漫画の解説、京都精華大学でのシナリオ講座が載せられている。どれも興味深く読んだ。
    特に惹かれたのは羽海野さんとの対談。
    創作の苦しさの一端を垣間見て、本当に命を削って書かれているんだなあ、と思った。
    羽海野さんと木皿さんの作品には、似ている所があるそうなので、途中で読むのをやめてしまった『ハチクロ』、まだ読んでない『三月のライオン』も読んでみたい。
    『三月のライオン』は映画とどっちを先にするか悩みどころ。

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    2017年09月16日
  • すいか 2

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    「1」があまりによかったので「2」も
    脚本のせりふがさらっとしているようで深い
    あとがきにあったけれど、ハピネス三茶に住みたいよ
    あったかいなあ
    「オマケ」もよかった
    せつないけれど、でもだいじょうぶ
    みんなしっかりそれぞれを生きていく
    ≪ この夏は すいかの味と 思い出と ≫

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    2017年08月31日
  • 二度寝で番茶

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    何気ない言葉がきらりと光る
    そんな会話エッセイ
    ものすごく親近感を覚えたのは神戸市に住んでおられるということだけではないね
    すっかりフアンになりました
    ≪ 考える 自分の言葉で 繋げるの ≫

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    2017年08月13日
  • 木皿食堂

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    野ぶたもセクロボもいい加減にしか見てなかったので、もう一度ちゃんと見直してみたいものだ。「すいか」や「Q10」は見てないけど、これも見てみたいなあ~

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    2017年07月23日
  • すいか 1

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    シナリオブックです。
    言葉のひとつひとつがきらきらしてて
    宝石みたいです。

    木皿泉さんの紡ぐ言葉は
    どうしてこんなに光り輝いているのか。
    なんでもないようで、なんでもある。
    なにげないヒトコトで人を孤独の淵から救ってくれる。
    この人の作品の中に入ってみたくなります。

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    2017年06月11日
  • 二度寝で番茶

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    『主人がいなくなっても、カレーやラーメンは、あいかわらずおいしかったが、私はやがてその店に行かなくなってしまった。バイト君は何も変えようとしなかったからだ。』

    『問題なのは、人の善意を当たり前だと思って慣れてしまうことだろう。』

    『私達は時間の中で生きている。昨日できなかったことが、今日できるようになり、今日できたことが明日できなくなる。』

    『誰に助けを求めるのか?誰に食べさせてやりたいのか?誰のために仕事をするのか?そんな誰かが明確に見えたとき、やっとその人の人生が始まっていくのだと思う。』

    『十何年も一緒に暮らしてる人が、自分のアレルギーを知らなかったというのは、寂しいです。』

    『みんな自分に自信がないし、絶対に失敗したくないと思ってるからデータに頼るんでしょ。』

    『やりたいことを持っている人は、人に干渉する暇はないでしょう?』

    『負けないことより、負け方に重点を置いた方がいいと思うんですけどね。』

    『最近の人は、今はこれぐらいでいいか、みたいなのがないですね。なぜか、特別な自分でなければならない、と必死になっている』

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    2016年12月15日
  • 二度寝で番茶

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    木皿泉の感性は唯一無二だ。学んだ知識でなく考えた言葉ばかりが彼らから発せられる。こんな人たち今まで出会ったことない。
    損得勘定多めの自分に響いた趣味だと思おうという発想。そういうとこに辿り着ける醍醐味が人と関わることや人生にはあるんだろうなー。

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    2016年03月19日
  • すいか 1

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    「昨夜のカレー、明日のパン。」がめちゃめちゃ気に入り、この人スゴイ!!と思って興奮して調べてみたら、脚本家さんで、おまけにご夫婦だったw
    そして、ぜーんぜん知らなかったのだけど、な、な、な、なんと!「すいか」の脚本を書いた方々だったのだ!!
    今や、ほぼTVを観ない私ですが、「すいか」はリアルタイムで観ていたのだ!そしてこれまた珍しいことに、いろんなシーンが目に焼き付いているのでした。
    好きだったなぁ~「すいか」。また観てみたいなぁ~♪
    というわけで、思い出に浸りながら続きを読みま~す!!!

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    2016年02月01日
  • すいか 1

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    ドラマ「すいか」の脚本
    どうやってもドラマの映像が浮かんでしまうので、読み物としての評価が難しい
    そしてドラマに関しては大好きなので、その分の過大評価な面もあるので、客観的な評価ままず無理

    ってか、名言がいっぱいあるんだよなぁ

    それはそうと、一番好きなのはゆかちゃんと教授の「ブローチ」のエピソード
    あれで市川実日子が好きになったようなものだしね

    というわけで、ドラマの「すいか」好きは読むべし

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    2015年07月03日
  • ON THE WAY COMEDY 道草 袖ふりあう人々篇

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    人情タクシーシリーズ、サソリ仮面が素晴らしいが
    最後の1話は無い方がよかった
    響くセリフも多かった

    長介ノコが全く邪魔。この人は芸人や構成作家など
    自身の経験を元にすると途端に鈍る

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    2015年03月18日
  • 二度寝で番茶

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    この本を購入するきっかけは何かの書評だったと思います。個性的なタイトルに惹かれ興味をもち、著者がどのような方なのかわからないまま購入しました。

    著者はお二方のペンネームで脚本を手掛けている方です。ドラマなども手掛けている有名な方です。ですが私はそのドラマもたまたま見たことが無く、どのような方なのかなと思っておりました。

    全体にわたり二人の掛け合いに終始しているのですが、それが絶妙に面白くついついにやりとしていしまいます。是非電車や喫茶店では読まないことをお勧めします。

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    2015年02月14日
  • 二度寝で番茶

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    ネタバレ

    気持のいいものばかりに囲まれて暮らすと言うのは幸せだけど、気が付いたら誰かが考えた幸せだったというのは辛いと思う。
    今の若い人は、そんな自分だけが発見した幸せを、他の人はそうじゃないだろうなあ、俺ヘンタイかも、と後ろめたさく思いながら抱えているんじゃないかなあ。

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    2015年02月11日
  • 二度寝で番茶

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    ネタバレ

     「すいか」「セクロボ」「Q10」「野ブタ。をプロデュース」でカルト的な人気の脚本家、木皿泉のエッセイ集。実は二人組なので、対談集が主です。
     ドラマほどのインパクトはないけど、裏話やら「こういう感じでシナリオってできるんだ」っていうのがわかったり、そっち系が好きな人にはたまらないだろうなあ、とは思うよね。

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    2015年01月03日