木皿泉のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
木皿さんのごった煮本パート2。
前作とおんなじような構成。
神戸新聞に連載されたエッセイ。
おふたりが創作背景を語る短いインタビュー。
ドラマ『Q10』で主役を演じた佐藤健さんとの対談。
奥さまの和泉年季子さんが行ったシナリオ講座。
解説、書評、映画評が数本。
ドラマ『すいか』を正座して見ていた頃から、木皿さんの描く‘フィクション’は現実世界になじめない私をつかの間救いだし、「大丈夫、大丈夫」となだめてくれた。‘フィクション’から現実に帰って来るときは心に‘木皿フィルター’が掛かっているので(笑)世界が前より優しく輝いて見える。
‘フィクション’の役割のひとつってそれじゃないかな、と思う -
購入済み
癒しとか信じてなかったのに。
今までは、何かを読んで癒されるとか、綺麗事のように思ってた。だけどこれは…
表現できない気持ちの奥の、かなしさや、やりきれなさ、おかしみ、強さ、いろんなことを、そうとは言わずに描ききられてた。みんな何かを抱えてて、みんな何かをもとめてる。日常の丁寧な積み重ねでそれを許されていくのね、と。気持ちがシンプルに整えられる読後感です。 -
Posted by ブクログ
1の方でも書いたけど、ドラマが好きすぎて脚本としての単体評価が難しい
それでもやはり最高の5は付けずにはいられないなぁ
響一くんが遠くに行ってしまったり、すいかの墓を作ったりと、夏のそして物語の終わりが見えてくるとなんだか物悲しくなる
それでいて馬場ちゃんとの再会を果たした基子さんの決断の清々しさ いいねぇ
そして何より物語の10年後が載ってるのが嬉しい
教授は約束を守る人なんです
それがブローチのエピソードでもよくわかるしね
響一くんが出てこないのはちょっと残念だけど、よくよく考えたら出てくる方がしっくりこないかもね
でもまぁ、絆さんと一緒になって欲しかったけどなぁ
泥船のママが最後全 -
Posted by ブクログ
大好きなドラマ「すいか」。
とにかく台詞が心にしみる作品だったので、購入。
やっぱり、観ても、読んでも、台詞のすばらしさは秀逸。
優しくて、おもろしくて、慈しみがあって。
生きることが、楽しくなる。
この本を買ってよかった…と思ったのは、
あとがきに、作者の作品を創作するにあたっての
「こだわり」を読めたこと。
それは、やはり予想通り、いや、予想以上に、とてもあたたかいものだった。
また、ドラマ終了から十年後の「ハピネス三茶」が
読めたことも、すごく嬉しかった。
それぞれが、ちゃんと十年を経て、ちゃんと暮らしていて、変わらず、ユニークで楽しくて、あたたかくて。
何度も何度も読み返す脚本の -
Posted by ブクログ
とてもいい。
宝物になりそうな一冊(あ、二冊か)。
ドラマの視聴率が最低だったなんて、信じられない。
話の内容の他にも、基子さんやゆかちゃん、絆さんの着ていた洋服とか、いつもすごくかわいくて魅力的な要素がたくさんあったのに。
本で読むと、( )の部分がとても楽しい。
ト書き、という部分かな?
特に基子さんの(煮詰まる)は、この時ドラマで基子さんはどんな表情してたか、確認したくなりました。
泥舟のママも、ほとんどしゃべらないけどあの表情には、たくさんの思いが思 込められてたんだな〜とか。
10年後のハピネス三茶もまた、嬉しいおまけでした。