三木由記子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレとっても良い。クレヨン王国にずっといたい。
この世界に浸っていたい。
最初は恐らく小学生の頃に漫画で読んでいて、アニメ化しているのも知っていて(グッズの携帯電話がめっちゃ可愛い)、漫画の作者が原作についてコメントされていたので定期的に気になっていた。
でも原作と漫画とは設定が違うらしく、主人公がシルバー王女ではなくシルバー王妃・・・!?と子供の頃からそれがずっと違和感で、読む前から挫折していた。
今になってスッと読む気になるから不思議。私がクレヨン王国に入国する最適な時期は、今だったんだ。
でも読んでみると分かる、これは大人でも面白く読める。むしろシルバー王妃が大人で、王妃の欠点は誰しも一 -
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Posted by ブクログ
子供の頃みていたアニメ、夢のクレヨン王国。
それと同じタイトルだけど同じもの??
と、調べてみたら原作!!
シリーズもので冊数が半端ない!!
けど、全部読むぞー٩(ˊᗜˋ*)و♪笑。
アニメの内容はほとんど覚えてないけど
1冊目の内容がアニメになっているのかな?
12色の12ヶ月。
それぞれの国のお話があって
わくわくしながら読みました(*^^*)
平仮名が多くてちょっと読みづらいところもありつつ
まぁ、子供向けの文庫だしな。
とは言え、内容は子供向けにしちゃ難しい単語がたくさん並んでいる!?
子供向けだけど、読者を子供扱いしていないところが良いなぁと思いました◎。
大人が読んでも楽しいで -
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Posted by ブクログ
三郎とまゆみの再会を喜ぶ激甘なポエムは読んでいるこちらが恥ずかしくなるが、当時の感覚では普通だったのだろうか。チッチとサリーなんかもポエム多かったし、デフォルトだったのかも。ナルマニマニ博士は良い人キャラだと思い込んでいたが、なんだか意外と俗っぽい。ダマーニナも憎しみを増幅させる青黒い水を飲み、「まゆみなんてただの普通の子じゃない」と嫉妬するなど不穏な雰囲気。敵になるのかしら。植物は虫と共生するために花を美しくしたらしい。では人間はもし宇宙人が地球にやって来たとしたら、同じようにできるか。うーん、考えさせられる。
ワーガスって聞いたことあるなと思って調べると『七つの森』に登場していたらしい -
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Posted by ブクログ
ネタバレSLマニアの悪魔に目をつけられ、夜行列車を動かすよう野菜たちを奴隷としてこき使う。
死なれては困るので、わざとしっぽ売りの妖精と出会うように仕向け、しっぽをつけさせる。しっぽの効力で一時的にエネルギーが湧き出る。
順番にしっぽが付けられたやりとりと、しっぽのついた野菜たちのイラストが可愛かった。
しかし、アラスト&王妃への問題は、1問目は無理やりすぎるように思えるし、2問目は野球に興味のない人間にはさっぱりすぎて、急に世界観どうした?と突っ込みたくなった。冒頭のなぞなぞから、青山学院大学などの実在の大学名などがいくつか上がるので、なんかいつもと調子が違うなというところである。
本筋の話自体は -
Posted by ブクログ
ネタバレカエル、ヘビ、ガ、という3種類の生き物にどうゆう意味があるかと思えば、それぞれ過去、現在、未来であり、土を跳ねるカエル、木を登るヘビ、空を飛ぶガ。
そして過去は毒を持ち、未来を食べようとする。
現在は過去を食べようとするが、過去が放つ毒のため近寄れない。あるいは近寄ると逃げていく。
それぞれの生き物たちの動きが比喩のようで、なかなか哲学的な表現で面白かった。
「未来と過去の関係が、よくできているといったのさ。ゆめも未来も、過去に食われて、ぼろぼろになって、現実だけがのこる、という三部作が、にくい構成だ。」「ほう、いい着目だ。」と教授はびっくりしたようにアラエッサを見て、「愚者もときに金言をは