三木由記子のレビュー一覧

  • クレヨン王国の十二か月

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     クレヨン王国のシルバー王妃と共に、12の町を旅する少女・ゆかの成長を描いた児童文学の名作。

     大晦日の夜。
     世界の光が、逃げた!

     金色と光を司るクレヨン王国の王様。そんな彼が逃げ出したのは、お妃であるシルバー王妃が原因でした。
     散らかしぐせ、お寝坊、嘘つき…美しい王女が抱えていた十二の悪癖。それをすべて直すまで、王様は帰らないというのです。
     王妃とともに旅立つゆか。十二の町を彩るのは季節の植物やユニークな動物たち。それぞれの町で、たくさんの人々と出会います。
     ゆかとともに過ごす十二ヶ月の旅の中で、彼女の悪癖はひとつひとつ、愛らしい美点へと変わってゆくのでした。

     

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    2012年12月20日
  • クレヨン王国月のたまご-PART1

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    Part1は好きなところが多すぎる。
    最初にまゆみが着ていたピンクのカーディガンや、負け犬の詩、喇叭の音に驚いたシーンや、最後の一行の台詞まで。
    「さいごまでしてはならないことはしたくない」と言った彼女の頑なで、幼くて、でもとても清らかなうつくしさにずっと憧れている。
    自分が本物の子供だった頃から変わらず、最高に素敵な王子様といえばサード殿下だし、ベストカップルといえばまゆみと三郎なのだ。

    素晴らしい物語をありがとうございます。ご冥福をお祈りいたします。

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    2013年02月10日
  • クレヨン王国月のたまご-PART1

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    クレヨン王国シリーズの中でも、この作品(全7巻)は幼心にすごく衝撃を受けた覚えがあります。けなげな主人公とサードの淡い恋物語にもとにかく涙。自分が親になったら、子供に読ませたいと初めて本気で思った本でした。

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    2012年11月11日
  • クレヨン王国からきたおよめさん

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    頭の中から、自分に話かけてくれたり、叱咤してくれたり、時には暴言も吐く、「およめさん」を持てるという設定がすごい。読んだ当時、主人公が女の子というのも斬新だと思いました。

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    2012年11月11日
  • クレヨン王国まほうの夏

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    クレヨン王国シリーズで初めて読んだ作品。
    小学生の話なのに、今読んでも涙が出る。
    自分が小学生のとき、この物語に出会えてよかったです。

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    2012年11月11日
  • クレヨン王国 12妖怪の結婚式

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    初めて読んだクレヨンシリーズです。児童書だとなめてかかったら、とっても面白く一気読みしました。優しい文体にユーモアがあふれ、現代社会へ向ける視線の厳しさに時折「おおっ」と唸るしまつ。サンドイッチが食べたくなります。

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    2012年10月16日
  • クレヨン王国黒の銀行

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    子どもの頃から今まで、大事に何度も何度も読み返している愛読書です。
    わたしにとっては初めてのミステリーでした。美穂と彰子ちゃん、おじいちゃん、コイや蛍たち、キャラクターがすごく生き生きしていて、読んでると頭のなかで勝手に音もつけて、クレヨン王国の世界に入り込んじゃいます。
    支店長も大好きなそばまんじゅうとか、ラストの美穂のスカートとか、彰子ちゃんのカーデとか、大人になった今でも心に残っています。
    将来、子どもたちにも読ませたい一冊です。

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    2012年04月12日
  • クレヨン王国のパトロール隊長

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    ネタバレ

    小学生のころに大好きで何度も読み返していました。ノブオやワレモコウのこころの痛みや孤独。愛されたいという純粋なきもち。うまく伝わらない優しさ。当時からひとりでいるのが好きで、いつも教室で静かに休憩時間に本を読んでいました。不器用で可愛いらしく笑う女の子の輪にうまく入れずに、静かに読んでいたら自分のように感じてノブオの冒険がうまくいくように祈る気持ちで読んでいたのを思い出します。考えなくてもいい走るんだ、と蛇の子供に叫んだノブオ。本当に大切ならばときには、頭で何かを考えることと同じくらいに相手へ行動で示してゆくことが大切だなあと思いました。大切な思い出の本。間に歌が入っていて巻末に楽譜も載ってい

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    2012年03月02日
  • クレヨン王国新十二か月の旅

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    「悪い癖の無くなったシルバー王妃なんて、なんか物足りない、魅力が無い」
    そんな風に思われるようになってしまったシルバー王妃が旅に出て、本来の自分を取り戻す話です。

    っていうと、「自分探し、自分磨き」をする流行に乗った女性の話っぽくなってしまいますが、ここは児童書。ファンタジー。
    不思議な旅のお供たち(野菜)が程よく身勝手に、楽しくシルバー王妃をサポート(?)します。
    野菜たちのキャラクターが際立っていて、脳内で声のイメージとかを勝手に想像してしまいます。

    これを読む前に「12ヶ月の旅」を読んでおくことをおススメします。
    ってか、王妃ともなると愛される程度にわがままで人間ができてなくちゃいけ

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    2011年10月13日
  • クレヨン王国の十二か月

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    はじめて読んだクレヨン王国シリーズ。
    悪い癖を直すために旅に出たシルバー王妃。
    この旅の途中で出会う町の住人たちがユーモラスで、最後まで楽しく読めました。
    旅の間に王妃が食べた物がどれもおいしそうで、どこかで再現してくれないかな、と夢を見てます。サンドイッチくらいならいけるかなぁ。

    ところで、「こんな悪い癖ばっかりの女は嫌だ!」とシルバー王妃から逃げ出したゴールデン国王。
    この人こそわがままでは・・・。

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    2011年10月13日
  • クレヨン王国 スペシャル 夢のアルバム

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    福永氏と三木氏のコンビはどの本を取っても良いな~、と改めて思いました。とても優しくて、温かくて、心が和みます。

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    2011年07月04日
  • クレヨン王国春の小川

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    絶対ベーコンが食べたくなる。

    春の日差しは 手のひらに落ちても…

    春の日に毎年つぶやいてしまいます。

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    2011年05月23日
  • クレヨン王国春の小川

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    クレヨン王国といえばこのベーコンっていうくらい、ベーコンの印象が強い一冊。

    春の日ざしは、いい詩や。

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    2011年04月16日
  • クレヨン王国月のたまご-PART1

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    2011.03.23
    中学受験に失敗し、希望を失っていたまゆみは、青年・三郎と出会い、クレヨン王国へと足を踏み入れる。
    子ブタのストンストン、ニワトリのアラエッサと共に4人で始まった「月のたまご救援隊」の冒険の物語。

    この物語に出会ったのは小学生のとき。
    当時自分より年上だったまゆみは年下に、三郎とは、見た目に関していえば同い年になった。
    わたしは、サードという名前より三郎という名前のほうが好きだ。
    三代ごとに生まれる第三王子は、生まれる前からきっと「サード」と呼ばれていたのだろう。
    それは三郎にではなくその特殊な役割に付けられた名前である。
    三郎がまゆみに「三郎」と名乗ったのは、自分を一

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    2011年03月23日
  • クレヨン王国月のたまご-PART1

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    6年生のまゆみは、自分だけ入試に落ちどん底の気分で学校のグラウンドにいた。そこで偶然出会った見知らぬ青年・三郎の運転するトラックでしばらく走り続けると、いつのまにかクレヨン王国に入っていた。そこで、まゆみは、三郎、ブタのストンストン、ニワトリのアラエッサとともに、「月のたまご」を救出することに――。それは、危険がいっぱいで無事に戻ってこられるかどうかすら分からない任務だった。家出四人組はナルマニマニ博士の作った第三ピアスに乗って月のたまごを目指すが・・・。

    どうしても手元に欲しくてネットで探したものの中古以外見つからず、大手書店に直接かけあってようやく見つけたシリーズ第一作目。
    小学生のとき

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    2011年03月16日
  • クレヨン王国のパトロール隊長

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    13年前からの愛読書です。

    何度も何度も読みました。
    今でも時々読んでます。


    何度読んでもワクワクして、何度読んでも嬉しくなる。

    美穂と彰子ちゃんがだいすきなんです。

    『クレヨン王国』シリーズのなかでも、
    特に読みやすく、ドラマチックだと思ってます。



    読んでると、蕎麦饅頭が食べたくなります。

    すっとんきょうなあたしにはピッタリです。笑

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    2011年01月02日
  • クレヨン王国の十二か月

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    小学生のときこの本を読んで、シルバー王妃と自分を重ねて、思いあたるくせを治さなきゃと反省したりもしました。
    大人になって読み返すとまた違うおもしろさを発見します。クレヨン王国にはぜひ行ってみたいです。

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    2010年12月28日
  • クレヨン王国 12妖怪の結婚式

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    シリーズ制覇の途中で出会った本でした。
    どの本も好きだけど、一番インパクトがあったのがこれでした。

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    2010年11月09日
  • クレヨン王国の十二か月

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    子供の頃、大好きで何度も何度も繰り返し読んだ作品。
    久しぶりに読んだ。

    今読んでもわくわくと楽しくて、素敵。
    その輝きは全く失われない。

    子供にも、大人にも、
    クレヨン王国の門は、そこを訪れる者を歓迎するかのように、
    いつも開いている。

    7歳の人間の女の子ユカちゃんが、
    クレヨンの国のお妃様であるシルバー王妃のお供をして、
    12ヶ月を旅する話。

    その旅の目的がなかなかユニーク。
    シルバー王妃様が12個の悪い癖を持っていて、
    その癖を直さないと帰ってこないと、
    置手紙をして家出したゴールデン王様を探すのだ。

    大人なのに、12もの困った癖も持っている王妃様も王妃様だけど、
    そんな妻が嫌に

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    2010年10月22日
  • クレヨン王国 茶色の学校 PART1

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    この本が出版される少し前、茶色クレヨンを思わせる風貌の方とすれ違いました。
    嬉しくて福永令三さんに手紙を出しました。
    そうすると、もうすぐ茶色クレヨンが登場する本が出るのです、とお返事をいただいたのです。
    その偶然が何とも幸せで、手にできるまでがとても楽しみでした。

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    2010年09月10日