三木由記子のレビュー一覧
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小学生のころに大好きで何度も読み返していました。ノブオやワレモコウのこころの痛みや孤独。愛されたいという純粋なきもち。うまく伝わらない優しさ。当時からひとりでいるのが好きで、いつも教室で静かに休憩時間に本を読んでいました。不器用で可愛いらしく笑う女の子の輪にうまく入れずに、静かに読んでいたら自分のよ...続きを読むPosted by ブクログ
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「悪い癖の無くなったシルバー王妃なんて、なんか物足りない、魅力が無い」
そんな風に思われるようになってしまったシルバー王妃が旅に出て、本来の自分を取り戻す話です。
っていうと、「自分探し、自分磨き」をする流行に乗った女性の話っぽくなってしまいますが、ここは児童書。ファンタジー。
不思議な旅のお供た...続きを読むPosted by ブクログ -
はじめて読んだクレヨン王国シリーズ。
悪い癖を直すために旅に出たシルバー王妃。
この旅の途中で出会う町の住人たちがユーモラスで、最後まで楽しく読めました。
旅の間に王妃が食べた物がどれもおいしそうで、どこかで再現してくれないかな、と夢を見てます。サンドイッチくらいならいけるかなぁ。
ところで、「こ...続きを読むPosted by ブクログ -
福永氏と三木氏のコンビはどの本を取っても良いな~、と改めて思いました。とても優しくて、温かくて、心が和みます。Posted by ブクログ
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2011.03.23
中学受験に失敗し、希望を失っていたまゆみは、青年・三郎と出会い、クレヨン王国へと足を踏み入れる。
子ブタのストンストン、ニワトリのアラエッサと共に4人で始まった「月のたまご救援隊」の冒険の物語。
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この物語に出会ったのは小学生のとき。
当時自分より年上だったまゆみは年下に、三...続きを読むPosted by ブクログ -
6年生のまゆみは、自分だけ入試に落ちどん底の気分で学校のグラウンドにいた。そこで偶然出会った見知らぬ青年・三郎の運転するトラックでしばらく走り続けると、いつのまにかクレヨン王国に入っていた。そこで、まゆみは、三郎、ブタのストンストン、ニワトリのアラエッサとともに、「月のたまご」を救出することに――。...続きを読むPosted by ブクログ
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13年前からの愛読書です。
何度も何度も読みました。
今でも時々読んでます。
何度読んでもワクワクして、何度読んでも嬉しくなる。
美穂と彰子ちゃんがだいすきなんです。
『クレヨン王国』シリーズのなかでも、
特に読みやすく、ドラマチックだと思ってます。
読んでると、蕎麦饅頭が食べたくな...続きを読むPosted by ブクログ -
小学生のときこの本を読んで、シルバー王妃と自分を重ねて、思いあたるくせを治さなきゃと反省したりもしました。
大人になって読み返すとまた違うおもしろさを発見します。クレヨン王国にはぜひ行ってみたいです。Posted by ブクログ -
子供の頃、大好きで何度も何度も繰り返し読んだ作品。
久しぶりに読んだ。
今読んでもわくわくと楽しくて、素敵。
その輝きは全く失われない。
子供にも、大人にも、
クレヨン王国の門は、そこを訪れる者を歓迎するかのように、
いつも開いている。
7歳の人間の女の子ユカちゃんが、
クレヨンの国のお妃様で...続きを読むPosted by ブクログ -
この本が出版される少し前、茶色クレヨンを思わせる風貌の方とすれ違いました。
嬉しくて福永令三さんに手紙を出しました。
そうすると、もうすぐ茶色クレヨンが登場する本が出るのです、とお返事をいただいたのです。
その偶然が何とも幸せで、手にできるまでがとても楽しみでした。Posted by ブクログ -
[ 内容 ]
大みそかの夜、ユカが目をさますと、12本のクレヨンたちが会議をひらいていた。
クレヨン王国の王さまが、王妃のわるいくせがなおらないうちはかえらない、といってゆくえをくらましたのだ。
おどろいた王妃は、ユカといっしょに王さまをさがしもとめて、ふしぎな旅に出る。
[ 目次 ]
[ P...続きを読むPosted by ブクログ -
心の原風景みたいなものって、かならずしも現実に見たものとは限らない。
実際にこの目で目にするよりも先に本の中で出会った風景が、ずっとずっと自分の中でイデア的存在であり続けることもあると思う。
この本を読んだ子どもの頃はまだ、まっ白ななぎさを見たことはなかったはず。
海水浴で行くようなふつうの砂浜と...続きを読むPosted by ブクログ -
数十年前に書かれたクレヨン王国の第一冊目。
この物語が生まれなかったら、クレヨン王国は生まれなかった。この後に続く数々の名作の、そのすべての始まりが、シルバー王妃の物語であり、ユカちゃんの冒険。
文字で語られた世界がキラキラと光って、目の前に浮かんでくる、そんなんお話です。十二か月のそれぞれの月が...続きを読むPosted by ブクログ -
せつなくて、悲しくて、何度も何度も泣いてしまう。
それなのに、力にあふれているのはなんて不思議なんだろう…
心に深い傷をもったノブオが、クレヨン王国でパトロール隊長として冒険する物語。透き通った空気が、物語の間々に流れています。
私が初めてであったクレヨン王国の物語です。
そして一番大事にしてい...続きを読むPosted by ブクログ -
幼い頃は、親に素直になれないノブオに勝手に共感していました。
切なくて胸が痛くなるお話。
大人になってから読むとまた違います。Posted by ブクログ -
0127
まゆみと三郎、アラエッサとストンストン。みんな再会できて良かった。
続きが気になる。
0603再読中
0604Posted by ブクログ