三木由記子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
地球に平和をもたらす「月のたまご」の危機を救った三郎とまゆみ。いま、三郎は、白馬のピーターの案内で、カメレオンとともに海の小人の国へ。まゆみは、三郎やアラエッサをさがして一人旅。三郎という核をなくし、ずるがしこいイタチのダガーの勢力が強くなったクレヨン王国に、奇病「青ころり」がひろがって鏡の森の城を壊そうという動きが出る。まゆみは青ころりの患者に、アラエッサが作った薬が効くのではと考え、取り残された地域へと向かうが・・・。
ピーターが何をしようとしているのか気になるところで、まゆみの様子が中心になってしまって結局分からず終いでした。サードと早く再会できるといいなと思ったのですが、ダマーニナに -
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Posted by ブクログ
王国の平和のため、立ち上がった三郎とまゆみ。三郎は、ヘリコプターでカメレオンを救出したものの、見知らぬ土地に不時着。行くべき方向も分からず、自給自足の生活を送る中でピーターに出会うのだった。一方、まゆみは助けてくれた白馬のピーターをつれて、町へ戻る途中、尼僧のオルガと道づれになるが、ピーターとははぐれてしまう。三郎が生きていることをさとったオルガは、クレヨーン市の時計台にあがり、大パフォーマンスを行うが・・・。
ようやくジンジャーを助けられて良かった~。こんなにひどい目に遭ってるのに、ダガーのことですら達観したような目線で物事を眺められる彼の肝の太さには感服。こんなおじさんいいなと思う。周り -
Posted by ブクログ
やっと再会できた三郎とまゆみ。しかし、三郎が「月のたまご」を救出している間に、王国ではずるがしこいダガーの勢力が大きくなっていた。その状況をさぐるため、単身旅だったまゆみ。指をおそった激痛で、まゆみの危機を直感した三郎は、アラエッサとストンストンをつれ、王国とまゆみを救うため立ち上がった。一方ナルマニマニ博士に襲われたまゆみだったが、その後馬のピーターと出会い、三郎のもとへ向かおうとする。
せっかくの再会もつかの間、二人はまたばらばらに。今度はアラスト組も別行動なので何だか寂しい。でもやっぱりまゆみの詩はいつ読んでも深い。だいぶ染み入る詩も多くて好きだなぁ。サードへの限りない愛にあふれてるの -
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Posted by ブクログ
「月のたまご」の救出に成功したが、帰る道を断たれた三郎。「もう一度まゆみに会いたい――。」とねがう愛の強さが三郎に脱出する勇気をあたえた。また、クレヨン王国での記憶を失ったまま中学生になったまゆみは、たいせつなものをなくしたような、うつろな日々をおくっていた。そしてクレヨン王国で伯爵となり窮屈な思いをしていたアラエッサとストンストンは、ついにサードとまゆみに再会するためにお尋ね者となって逃げだすが・・・?
いやー、結構児童書のわりに展開がシビアだよね。探検隊メンバーは皆バラバラでどうしようもなくつらかったり虚しい思いを抱えたまま生きてる。サードが年をとらずに生還できた点はちょっとご都合主義っ -
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