三木由記子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレこのシリーズ、児童文学だし、子供向けに平仮名も多めなのに
内容が全然子供向けじゃなくて良い。
子供向けじゃないというか、子供(読む人)を子供扱いしていないところが素敵です。
ノブオ、小学五年生にして人生過酷すぎる(笑)
でもわかるなぁ。
先生に対してだけ悪い自分が出てくる。
先生もノブオに対してだけ態度が悪くなる。
これ、わたしもあるあるで。
特定の人に対して、すごく意地悪な気持ちになったり、優しくできなかったりする。
「嫌い」とかいう単純な感情じゃないんですよね。
旅の場面、展開がくるくる変わって慌ただしいところが
ファンタジー感強くて好きです。
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Posted by ブクログ
ネタバレ子供の頃に読んで、難しいことはよくわからないなりにラストシーンの切なさやアオザメオニの怖さだけ記憶に残ってた。
大人になって改めて読むと、かなりしっかりと環境問題をテーマにしてることに驚いた。
書かれた当時は80年代、まだ公害問題も過去の話ではなかった時代だもんね。作中で書かれてるような再開発推進派と反対派の対立も、当時なら子供にとってもニュースで聞いたりしてまぁまぁ身近なものだったんだと思う。
たぶん発売された時代の子供の感覚で読んでたら「こんな環境破壊なんてひどい!」って感想を抱いたんだと思うけど、令和の大人の立場で読むと「人間の生活水準維持と自然の保持、両立させられる道があれば本当に素敵なのにね……」って思っちゃう。
変な押しつけがましさがないから、読むタイミングによって受け取り方が変わるんだなぁ。
記憶に残ってたラストシーンは、思ってたよりだいぶあっさりだった……
もっと悲しい感じだった気がするけど何か他の話と混ざったかな? -
Posted by ブクログ
この話を読んでベーコンが好きになった。ベーコンの話、という記憶の仕方。子供の時以来の読み返し。
和子が木村先生にタメ口なのにびっくりしたけど、びっくりした自分の感性にもびっくりした。学生時代、相性の良い先生にはタメ口をきくこともあったし、それは親愛の表現だったな。この二人のようにとまではもちろんいかないのだけれど。木村先生が和子の態度を気にしないのは、人間同士の付き合いだからで、この二人の関係はとてもいいですよね。現代ではいろんな意味で難しいかな。
レストランで意地を張ってしまうところ、泣きそうになってしまうところが印象的。些細な目的に、譲れず我を張ってしまうところが、寺田先生と合わなかったのかな、と思うのは、自分が歳をとると寺田先生を悪者と決めつけられなくなったからだ。
でも和子は春の小川隊員としての誇りを胸に、これから成長していく存在で、その未来はとても輝かしいものに思える。 -
購入済み
懐かしいな。
小学生の時から読んでて、私の性質はだいぶクレヨン王国に育ててもらいました。
自然がいっぱいで、出てくるヒトやイキモノや生きてないモノたちが、生き生き魅力的。
電子書籍になったのを知って、どれから読もうか迷いましたが、まずは元祖から。今読み返すと、「児童文学だな」って感じです。ちょっとお説教臭いところも懐かしい…愛のあるお説教?
面白さで言えば、他の巻の方が好きかな…七つの森とか、黒の銀行、まほうの夏あたりを次は狙います。あと、ロペキャベとか109番目のドアとか、新しい辺りがまだ出てないので、楽しみにしてます。