宮尾登美子のレビュー一覧

  • 新装版 一絃の琴

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    ネタバレ

    宮尾登美子さんは寺田虎彦邸で一絃の琴の奏者、人間国宝秋沢久寿栄さんの演奏に感動され、この本を描くきっかけになったとあとがきにありました。
    読み終わって、いま、一絃の琴の音色を聴きたくなり、ネットで検索すると、
    苗の演奏の描写が一絃の琴の世界だと思ってしまいました・・・。
    モデルになった方々の演奏を聴けないのがとても残念です。

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    2011年01月06日
  • 東福門院和子の涙

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    徳川幕府で唯一朝廷に嫁いだ和子。
    その人生をえがいたものであるが、
    感想。。。女って悲しいなあ、というのが一番。

    篤姫でもそうだったけど、貴族と武士、というのは相容れないのかな、
    と思った。

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    2009年10月07日
  • 新装版 一絃の琴

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    さきほど、読破。
    前半の主人公笛と、後半の主人公蘭子(美しい名前にはとげがあるように、高慢ちきな性格)
    の女の闘いのドラマ。
    個人的に、蘭子は宮尾作品の中で嫌な女ナンバーワンになっちゃいました。

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    2009年10月04日
  • 藏 (下)

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    美しい全盲のひとり娘烈。巡礼の途中で病死する母賀穂。相つぐ不幸を打ち消すがごとく若い嫁をもらう父意造。烈を育て上げ一途に意造を慕う叔母佐穂。蔵元田乃内家をおそう数々の悲運にもめげず、気丈に成長した烈はやがて恋を知り、女ながら蔵元を継ごうと決意する―。

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    2009年10月07日
  • 藏 (上)

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    新潟の旧家、蔵元の田乃内家に生まれようやく育った娘、烈。家族の愛と希望を一身にうけて成長していくが、小学校入学を前に、失明にいたる目の病を患っていることを知る。過酷な運命を背負う烈と祖母、父母、叔母たちが織りなす愛と悲しみの旅が始まった―。

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    2009年10月07日
  • 藏 (上)

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    もっと暗い話かと思ってました。でも主人公が本当に明るくて、強くて。会話を中心に物語が進んで行きます。新潟弁がとてもよい。

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    2009年10月04日
  • 藏 (下)

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    跡継ぎになるだろうと思っていた父が倒れ弟が死に,気力をなくした父を元気付けて酒蔵を再開する烈.目が見えないというハンデがありながら,その中でできる事を常に考え前向きで強い.恋にしても一筋,こうと決めたら動かない.涼太さんがいい人でよかったな・・・.ラストもよかった.おばさまが少し報われた気がします.作者追記でもやはりつらい出来事はたくさん書いてあるのですが,人生とはそういうものだとなんとなく勇気付けられる気がしました.[2006.10.12.]

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    2009年10月04日
  • 鬼龍院花子の生涯

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    ネタバレ

    良い作品なのだが、何というか松恵が不憫過ぎて。映画の様に啖呵切ってやり返してやる訳でもないし。
    もう少しバランスというか、苦労が報われる部分もあって良かったのではと思ってしまう。

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    2024年11月08日
  • 天璋院篤姫(下)

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    上巻も同様で、途中説明文みたいになってて読み進めるのに手間取りはした…

    しかし終盤の怒涛の変化で一気に盛り上がり余韻を残しながらラストに向かう描写は素晴らしい。

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    2023年08月24日
  • 天璋院篤姫(上)

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     幕末頃が好きなので読んでみた。上巻では篤姫ご幼少頃から、将軍家定後嗣問題あたりまでを扱う。幕末好きと言う自分の観念と対話をする時間がとても気持ちよかった。幕末はくめどもくめども尽きない魅力があると思っている。いろいろ専門の方は僕みたいな意見を持たれてることだろう。家定が将軍なのにお菓子を作っていたなどマニアックな史実も知れて知的好奇心も満たせる。なお、本書の語彙レベルは比較的高めで、もっていた広辞苑を導入するほどだった。下巻に続く。

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    2023年05月15日
  • 天璋院篤姫(下)

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    結構読み応えのある文章で読み終わるのに時間がかかった。下巻は14代将軍への代替わりから晩年まで。ほとんど詳しいことは知らなかった天璋院篤姫だが、大変な生き方だったんだ。私ならとても耐えられないわ。まあ、コミュニケーション不足は多々見られるけど、この時代じゃしょうがなかっただろうとも納得する。実際はどうだったんだろうねえ・・・

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    2023年03月28日
  • 天璋院篤姫(上)

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    この春(2023年4月)からNHK BSプレミアムで2008年に放送された大河ドラマ「篤姫」が再放送されると云うことで読む。この時代、最近では「青天を衝け」で見たけど、描く視点が変われば当然ストーリーは変わるのね。その「青天を衝け」では萌音ちゃんだった篤姫。知ってたけど、あさの姉ちゃんがどう演じるのか楽しみ

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    2023年03月23日
  • 藏 1

    購入済み

    絵が好みでした。

    烈は幼少のころに悲しくも眼が大変な
    ことになってしまいました。

    烈は叔母である佐穂の愛情と献身的な支えが
    ありこれからの展開が楽しみです。

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    2022年05月01日
  • 天璋院篤姫(下)

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    旅出には間に合わず、結局、旅の供として下巻を持参することに。姫がどう動こうが、江戸時代晩期の将軍は短命だし、幕末はやって来るしってことで、やっぱりそういう、結末が分かっている歴史物語を、今は欲していないのです。タイミングの問題で上下巻を立て続けに読んだのも、逆に印象を薄める結果に。何だか、しばらく歴史小説はいいや、って感じ。

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    2021年08月31日
  • 天璋院篤姫(上)

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    今更ながら。もうずいぶん前から自室には積読かれていたんだけど。篤姫が鹿児島出身ということをガイドブックで知り、慌てて手にしたもの。最近、歴史小説がどうも自分の波長と合わなくて、本作も、ただ時系列で語られているだけという印象が拭えない。気が付いたらページだけ進んでた、みたいなこともしばしば。

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    2021年08月31日
  • 藏 1

    購入済み

    面白いんだけど

    宮尾登美子原作のコミカライズ。
    実写化も何度もされていて面白いのは間違いないんだけど、漫画の方は未完なのが残念です・・・
    終わってるのも中途半端なところだし。

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    2021年08月04日
  • 東福門院和子の涙

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    最初が全然進まず、入内からやっと面白くなる。
    お江与の娘なので勝気かと思っていたらしおらしく柔和な方で、全然イメージが違っていた。
    我慢の人でもあり、徳川からみた和子だけど、御所の人からみた和子はどんな人か知りたくなった。

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    2020年12月08日
  • 藏 (下)

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    新潟の日本酒の蔵元に生まれた盲目の女性の成長と家族の話。

    新潟旅行に行くために読んだ本。子供が全盲になるのを必死に防ごうとする親、盲目ながら家の存続を真剣に考え、女性が禁忌である酒蔵を継ごうとする娘。。明治・大正・昭和と旧家の家長と妻・子供・叔母・後妻などが古いしきたりの中で ”家” や ”子供” を守ろうと己を殺しながら生きていく様を描いた物語。

    期待が大きかった分、拍子抜け。女性中心の心の葛藤やすれ違いなどが中心に描かれていて、期待していた醸造の厳しさ、禁忌に踏み入れる難しさなどはサラッとしている。これでは、蔵元は盲目の女性でも務まる簡単な仕事となってしまう。

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    2020年08月06日
  • 天璋院篤姫(下)

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    ‪天璋院篤姫の物語。大河ドラマ原作。地の文がやや説明的な感じがしましたが、考えてみれば篤姫は基本的に江戸城から出ていない人なのでそうなりますよね。‬
    ‪移動のほぼ無い人物についてここまで書ききるというのは、すごいことだなと思いました。‬

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    2020年02月03日
  • 天璋院篤姫(上)

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    大河ドラマがかなりアレンジされていたのがよく分かりました。
    わりとひらがなが多かったので読みやすかったです。
    早速続きも読みます!

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    2020年01月31日