宮尾登美子のレビュー一覧

  • 天璋院篤姫(上)
    これが宮尾先生の初歴史作品だったんですね。
    ちょうど大河で『篤姫』の再放送をしているので、読み直しました。
    篤姫の心の動きがわかって、せつなかったです。
  • 天璋院篤姫(下)
    篤姫、激動の時代を生き抜いたんですね。
    そして篤姫が嫌っている徳川慶喜、なんだかかわいそうになりました。
    大変な時期に将軍になったのね、と。
  • 天璋院篤姫(下)
    宮尾登美子先生の書かれた長編小説「天璋院篤姫」の上巻、下巻を約3週間で読み終わりました。大変 面白く、 毎日夜1時間から2時間の読書が楽しみになりました。
    先生が大変多くの資料を集めて、綿密な調査の上に書かれたということに大変感動しています。
    私の感動ポイントは下記です。

    (1)この小説の構成がす...続きを読む
  • 新装版 一絃の琴
    さすが宮尾登美子さんらしい素晴らしい本。宮尾さんの本を読むと、自分自身も人生にしっかり向き合って生きたいと思えます。
  • 女のあしおと
    宮尾先生の本はかたい?ものが多いけど。
    これはくだけた感じで、サラリと読めます。
    先生がどんな考えを持っていたのか、楽しみながら読み進めました。
    お勤めされてたとき、昼休憩に何を食べるか悩んでいたなんて、私と同じ!
    親近感わく本でした。
  • 新装版 一絃の琴
    作者の作品は
    女性の一代記が多い気がするが
    これは二人の女性が描かれている

    恵まれてばかりではない主人公の成長物語のような
    ワンパターンなものなのだけれど
    いつも夢中になって読みふけってしまう

    強くありたい
  • 藏 1
    シリアスな時代もの

    ストーリーがしっかりしている

    着物がビューティー

    ヒロインはハンデあるけど

    負けてない
  • 天璋院篤姫(上)
    2022/6/4 読み終わった

    大河ドラマはあんまり見ないけど毎回主題曲だけよく聴いていて、中でも篤姫のOPテーマは好きだった。このたび機会が有ったので読んだ。

    大変面白かった。間違いなく暫定で今年一番の読書体験だった。
    歴史的にみれば倒幕側の生まれでありながら、徳川幕府の最期にその中枢にいてそ...続きを読む
  • 天璋院篤姫(上)
    最近大奥の19巻を読み、大河ドラマ青天を衝けを見てると、その時代にぴったりの篤姫の活躍が、この本で全部つながってくるようで面白いです
  • 藏 (下)

    読み始めて、ぐいぐいど文章の中に引きずり込まれて、上、下とも一気に読みました
    人物描写が 分かりやすく 久しぶりに読み終わったあとも感動が続いています
  • 天璋院篤姫(下)
    篤姫の生涯がずっしりとくる。
    女の世界で生きる強さ、徳川の存続を男さながら闘う。
    篤姫の生き様は今でも手本となる。

  • 天璋院篤姫(下)

    さらに「篤姫」が好きになった

    大河ドラマ 篤姫 が好きで今更ですが読みました。

    下巻は主に和宮に対する葛藤など、共感できる所があって面白くて一気に読めました。

    ドラマ版は雰囲気的にやはり薩摩の娘であることにも強い印象を受けましたが、
    こちらの篤姫は最後まで 徳川家として を貫いていており格好よかったです。

    ...続きを読む
  • 小学館電子全集 特別限定無料版 『宮尾登美子 電子全集』
  • 藏 (上)
    雪国の寒くてじめっとした様子が手に取るように分かる表現が素晴らしい。烈ちゃんはどうしても一色紗英のイメージで読んでしまうけど、エキセントリックな雰囲気に良く合ってましたね。
  • 藏 (上)
    脳内で方言が再生される。
    著者は新潟の方言について深く学んでおられ感心した。
    完璧に近いので、物語に深みのある情緒が生まれ、感情移入できた。
    普段小説を読まない母も読みふけり、涙を流していた。
  • 天璋院篤姫(下)
    篤姫の激動の人生に、女性が内面に持つ2つの美しさを垣間見た。最後まで大奥を守り通そうとした徳川家の「嫁としての気丈さ」。晩年確執を乗り越えて宮と母娘仲睦まじく過ごした「人としての優しさ」。日本人がいつまでも忘れてはならない大切な美しさであることは言うまでもない。
  • 天璋院篤姫(上)
    はなから世継を持てないと分かっていながら家定の正室を命ぜられたのは明らかに陰謀。女としての悦びを考える間もなく大奥の統括を任され、水戸と紀州の確執に翻弄され、ハリスからは矢のような通商要求。
    かつて多くの女帝がいた。北条政子という将軍に代わって実権を握った女もいた。しかし篤姫ほど日本という国家の命運...続きを読む
  • 天璋院篤姫(下)
    幕末の動乱を生き抜いた篤姫の生涯、大変読みごたえがありました。
    渦中の章は読んでいて胸が重くなるものでしたがその後の話は気持ちよく、読後感もよいものでした。

    大河ドラマの原作だったはずだけど、そちらも確か評判がよかったと聞いたので気になる。
  • 藏 (下)
    ハイティーンになった烈が精神的成長をとげ、不幸がてんこ盛りだったのが一転、大団円超ハッピーエンドですっきりしますが、ちょっとラストがトップスピードで走り抜けた感がありまして、もうちょっとたっぷりゆっくり読みたかったような気もちがした。佐穂が北の対に住めなかった紫の上と重ねて読み進んでしまった。源氏と...続きを読む
  • 藏 (上)
    映画は1995年に公開されたらしい(見てません)。亀田の豪農が酒造をはじめるところから物語はスタートし、その息子意造の代で起こる不幸の数々、非常に鬱屈していて暗い話だが、基本性格のいい美男美女ばっかり(嫌な人は不細工)なので悲劇なれど美しさで悲壮感が薄皮一枚で鈍く感じるような印象を受けます(私比)。...続きを読む