宮尾登美子のレビュー一覧
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ああああーT_T絶望(´༎ຶོρ༎ຶོ`)この本、午前3時半までかかって読んで起きたら、もう、昼の12時半だったーT_Tせっかくの日曜なのに半分なくなってしまったー(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)夢の中にも蘭子が出てきたような…
面白かった!女同士の確執が^ ^
でも、「女同士の確執」といっても実際には争っていたのは蘭子だけ。お師匠さんの苗が立ち上げ、弟子300人を越す良家の娘ばかりの「一絃琴」の塾「市橋塾」の頂点に立ち、周囲から「跡継ぎ」と目されていたから、「跡継ぎ」の座を狙っていたのだ。そして、お師匠さんと同じ丸紋印の琴を手に入れたくてしょうがなくて、その頃には掘建小屋で -
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宮尾登美子先生の書かれた長編小説「天璋院篤姫」の上巻、下巻を約3週間で読み終わりました。大変 面白く、 毎日夜1時間から2時間の読書が楽しみになりました。
先生が大変多くの資料を集めて、綿密な調査の上に書かれたということに大変感動しています。
私の感動ポイントは下記です。
(1)この小説の構成がすばらしい。
幕末から明治維新にかけての 小説ですが、将軍の御台所として女性の視点から、大奥からの将軍家の状況を見ていて、時代の史実に忠実に従いながら 篤姫の心の内をまるで本人が思ったかのごとくに 書く作者の手法に大変感動しました。
この小説の構成が大変良くて、6節で構成されています。それらは下記で -
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2022/06/04 読み終わった
大河ドラマはあんまり見ないけど毎回主題曲だけよく聴いていて、中でも篤姫のOPテーマは好きだった。このたび機会が有ったので読んだ。
大変面白かった。間違いなく暫定で今年一番の読書体験だった。
歴史的にみれば倒幕側の生まれでありながら、徳川幕府の最期にその中枢にいてその終焉を目の当たりにしつつも、次の世代へと遺志を継ぐ。そんな篤姫の運命や生き方に、背筋をピンとしたり、涙をぐっとこらえたり…。
それと同時に、何もかも篤姫の思い通りにいかない幕内政治や世の趨勢を見て、世の中きれいごとだけでは動かないものだとも思った。女性だからなのか、それとも篤姫が高潔でありすぎ -
購入済み
藏
読み始めて、ぐいぐいど文章の中に引きずり込まれて、上、下とも一気に読みました
人物描写が 分かりやすく 久しぶりに読み終わったあとも感動が続いています -
購入済み
さらに「篤姫」が好きになった
大河ドラマ 篤姫 が好きで今更ですが読みました。
下巻は主に和宮に対する葛藤など、共感できる所があって面白くて一気に読めました。
ドラマ版は雰囲気的にやはり薩摩の娘であることにも強い印象を受けましたが、
こちらの篤姫は最後まで 徳川家として を貫いていており格好よかったです。
懐の深い聡明な優れた女性 というだけでなく、特に和宮達とのすれ違いからくる確執のシーンでは人間らしさも描かれてあったりするのが、またいい解釈だなぁと思います。
より篤姫の事が好きになりました。