新装版 一絃の琴

新装版 一絃の琴

968円 (税込)

4pt

直木賞受賞作。土佐藩の上士の娘・苗は、祖母・袖の嗜みであった一絃琴を5歳の時に初めて聴き、その深い音色に魅せられた。運命の師有伯と死別した後、結婚生活で一度は封印したものの、夫の理解を得て市橋塾を始め、隆盛を極めた。その弟子となった蘭子は苗との確執の果て、一絃琴の伝統を昭和に伝える(講談社文庫)。

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新装版 一絃の琴 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年04月15日

    さすが宮尾登美子さんらしい素晴らしい本。宮尾さんの本を読むと、自分自身も人生にしっかり向き合って生きたいと思えます。

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    Posted by ブクログ 2023年03月04日

    作者の作品は
    女性の一代記が多い気がするが
    これは二人の女性が描かれている

    恵まれてばかりではない主人公の成長物語のような
    ワンパターンなものなのだけれど
    いつも夢中になって読みふけってしまう

    強くありたい

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    Posted by ブクログ 2015年03月24日

    宮尾登美子!高知を舞台に、武家出身の女性たちの生き様を鮮やかに描いた作品。慎み深くも、芯があり強い登場人物たち、古典芸能である一絃琴や明治の娘たちの生活と、五感に豊かに訴えてきて、明治を主な舞台にしていながらも昔話ではなく心に迫る。

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    Posted by ブクログ 2012年06月20日

     NHKの篤姫からひかれて読んだ本です。 ちゃんとされた直木賞のいい本です。何度かうまく行かなくて宮尾さんが書き直しされているそうです。
     初さんやお手伝いのおばあさんが印象に残ります。
     パワーを感じる必読の本。
     いいほんです。

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    Posted by ブクログ 2012年01月22日

    友人の「2011年に読んだ本リスト」からのおすすめで。

    苗と蘭子、一弦琴に魅せられたふたりの女の生き様。

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    さきほど、読破。
    前半の主人公笛と、後半の主人公蘭子(美しい名前にはとげがあるように、高慢ちきな性格)
    の女の闘いのドラマ。
    個人的に、蘭子は宮尾作品の中で嫌な女ナンバーワンになっちゃいました。

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    Posted by ブクログ 2014年01月24日

    一弦琴というものを初めて知りました。
    登場する女性、いずれも意志が強い。明治大正昭和と時代は巡り、今の平成にこういう女性って少ないのかも。

    0

    Posted by ブクログ 2012年05月28日

    う~ん、今回はいまいちのれなかったなぁ。苗と蘭子という二人の女性の人生を一絃琴を通して描かれています。対照的でもあるが類似性も併せ持つ二人の女性、私は苗の物語の方が好きでした。こんなにも何かに打ち込めるものがあるというのは幸せでもあるなぁ~とも感じました。

    0

    Posted by ブクログ 2010年05月13日

    浦野所有。

    私の好きな「女の一生モノ」の長編で、直木賞を受賞しています。NHKの連ドラにもなったので、特定の年齢層での知名度は抜群。琴の講師をつとめ、幕末・明治・大正を生きた女性の物語です。

    宮尾登美子といえば大河ドラマの原作でもおなじみの歴史小説家ですが、それにしても書き方が独特すぎる! 一瞬...続きを読む

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2011年01月06日

    宮尾登美子さんは寺田虎彦邸で一絃の琴の奏者、人間国宝秋沢久寿栄さんの演奏に感動され、この本を描くきっかけになったとあとがきにありました。
    読み終わって、いま、一絃の琴の音色を聴きたくなり、ネットで検索すると、
    苗の演奏の描写が一絃の琴の世界だと思ってしまいました・・・。
    モデルになった方々の演奏を聴...続きを読む

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