藏 (上)

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682円 (税込)

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新潟の旧家、蔵元の田乃内家に生まれようやく育った娘、烈。家族の愛と希望を一身にうけて成長していくが、小学校入学を前に、失明にいたる目の病を患っていることを知る。過酷な運命を背負う烈と祖母、父母、叔母たちが織りなす愛と悲しみの旅が始まった――。普遍的な愛と悲喜を綴った傑作長編。魂のロングセラー!

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  • 藏 (上)
    682円 (税込)
    新潟の旧家、蔵元の田乃内家に生まれようやく育った娘、烈。家族の愛と希望を一身にうけて成長していくが、小学校入学を前に、失明にいたる目の病を患っていることを知る。過酷な運命を背負う烈と祖母、父母、叔母たちが織りなす愛と悲しみの旅が始まった――。普遍的な愛と悲喜を綴った傑作長編。魂のロングセラー!
  • 藏 (下)
    682円 (税込)
    美しい全盲のひとり娘烈。巡礼の途中で病死する母賀穂。相つぐ不幸を打ち消すがごとく若い嫁をもらう父意造。烈を育て上げ一途に意造を慕う叔母佐穂。蔵元田乃内家をおそう数々の悲運にもめげず、気丈に成長した烈はやがて恋を知り、女ながら蔵元を継ごうと決意する――。家族のそれぞれの愛の成就をうたい上げた感動の終章。

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藏 (上) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2017年11月03日

    雪国の寒くてじめっとした様子が手に取るように分かる表現が素晴らしい。烈ちゃんはどうしても一色紗英のイメージで読んでしまうけど、エキセントリックな雰囲気に良く合ってましたね。

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    Posted by ブクログ 2017年04月20日

    脳内で方言が再生される。
    著者は新潟の方言について深く学んでおられ感心した。
    完璧に近いので、物語に深みのある情緒が生まれ、感情移入できた。
    普段小説を読まない母も読みふけり、涙を流していた。

    0

    Posted by ブクログ 2014年04月26日

    とにかく繰り返し読む。そんな種類の本になっている。
    特に好きなのは下巻ではあるが、やはり主人公烈の幼少期から読んでいくと下巻の読みごたえが違う。
    初めはなじめない越後なまりのセリフもす・・・っと入ってくるように、蔵の香りまで感じるように、世界に引き込まれてしまった本。

    0

    Posted by ブクログ 2010年04月22日

    内容(「BOOK」データベースより)
    新潟の旧家、蔵元の田乃内家に生まれようやく育った娘、烈。家族の愛と希望を一身にうけて成長していくが、小学校入学を前に、失明にいたる目の病を患っていることを知る。過酷な運命を背負う烈と祖母、父母、叔母たちが織りなす愛と悲しみの旅が始まった―。

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月07日

    新潟の旧家、蔵元の田乃内家に生まれようやく育った娘、烈。家族の愛と希望を一身にうけて成長していくが、小学校入学を前に、失明にいたる目の病を患っていることを知る。過酷な運命を背負う烈と祖母、父母、叔母たちが織りなす愛と悲しみの旅が始まった―。

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    もっと暗い話かと思ってました。でも主人公が本当に明るくて、強くて。会話を中心に物語が進んで行きます。新潟弁がとてもよい。

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    烈が、全盲になると診断されたとき、烈ががっくりしたのが目に浮かんで泣いてしまった。それでも頑張る烈をみて、あぁ烈は強い子だ。と心の中で応援した。しかし、読んでいるうちに、烈はかなりのお嬢様で、少しわがまま過ぎるんじゃないかと感じる部分も多々あった。また、その父親もなにか自分勝手に物事を進めていき、子...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    とてもつらい設定なのに,暗い中に一筋の光があるようなお話.おばさまと烈は母屋を離れて暮らしたほうがいい,といいだすところまで.[2006.10.11.]

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2016年03月14日

    映画は1995年に公開されたらしい(見てません)。亀田の豪農が酒造をはじめるところから物語はスタートし、その息子意造の代で起こる不幸の数々、非常に鬱屈していて暗い話だが、基本性格のいい美男美女ばっかり(嫌な人は不細工)なので悲劇なれど美しさで悲壮感が薄皮一枚で鈍く感じるような印象を受けます(私比)。...続きを読む

    0
    ネタバレ購入済み

    匿名 2019年11月28日

     途中で何度かなんでこんなに暗い物語を読まねばならないのかと、後悔の念が起きた。
     新潟の大地主の意造は父から受け継いだ日本酒作りに精を出している。しかし、子供には恵まれず、生んでは死ぬことを繰り返していた。最後に生まれた烈は元気に育つが、入学前に鳥目であることが判明し、失明の可能性があると宣告さ...続きを読む

    0

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