宮尾登美子のレビュー一覧

  • 天璋院篤姫(下)

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    上巻では、政争の道具とされた養父斉彬への不信感や体の弱い夫家定に対する不安、また徳川の女になりきらない嫁・和宮への苛立ちなど、篤姫の苦悩ばかりが前面に出されていましたが、下巻の余生では和宮と和解し、家達の養育に尽力をつくす様は爽やかな読後感に導いてくれました。徳川家の繁栄のために尽くした篤姫の半生は、潔い侠気に満ちていた様に思えます。

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    2013年06月22日
  • 天璋院篤姫(上)

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    ネタバレ

    大河の原作だが大河のノリで読んではいけない。
    話の重厚さ、展開はやはり宮尾先生にはかなわない。とても読み応えのある話。
    大河の脚本には怒っていいと思う。

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    2013年10月05日
  • 天璋院篤姫(上)

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    時代の割に自由奔放に生きていた少女が将軍の正室となり大奥へ。
    そこでも自分を見失わず、江戸という大きな時代の終末を見届けた一女性の生き方に感動。

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    2013年02月09日
  • 東福門院和子の涙

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    日本史が大の苦手で、歴史小説を完読できたためしがないにもかかわらず、この本は頁をめくる手が止まらない勢いで読みすすむことができた。その意味で記念すべき☆5つ。

    今まさに大河で上野樹里ちゃんが演じているお江の娘であり、徳川家から皇室に嫁いだ和子(まさこ)の生涯を、侍女であるゆきの語りとして描かれている。江戸と京都、武家と皇族という全く異なる文化の中で、時代に翻弄されながらも凛と生き抜く和子のすがすがしさ、そしてもちろんついてくるのは大奥系女性のドロドロ人間関係。先述したように、歴史が全く苦手でこの時代に関する知識が皆無に等しかったのだけれど、ゆきという個人の目から見た私小説の形をとっているとは

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    2011年06月11日
  • 藏 (下)

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    内容(「BOOK」データベースより)
    美しい全盲のひとり娘烈。巡礼の途中で病死する母賀穂。相つぐ不幸を打ち消すがごとく若い嫁をもらう父意造。烈を育て上げ一途に意造を慕う叔母佐穂。蔵元田乃内家をおそう数々の悲運にもめげず、気丈に成長した烈はやがて恋を知り、女ながら蔵元を継ごうと決意する―。

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    2010年04月22日
  • 藏 (上)

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    内容(「BOOK」データベースより)
    新潟の旧家、蔵元の田乃内家に生まれようやく育った娘、烈。家族の愛と希望を一身にうけて成長していくが、小学校入学を前に、失明にいたる目の病を患っていることを知る。過酷な運命を背負う烈と祖母、父母、叔母たちが織りなす愛と悲しみの旅が始まった―。

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    2010年04月22日
  • 東福門院和子の涙

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    史上初、武家から朝廷に入内した徳川家の和子姫の物語。和子姫はお市の方の孫にあたる。生涯姫に仕えた侍女の回顧して語る口調になっていて、ちょっと読みにくく感じたが、読み始めると面白くてどんどん入っていけた。姫は才能豊かで美しいにもかかわらず、帝付きの女房達には、女御扱いされず、侮られているところなど、むかっ腹が立つ。でも、徳川家の圧力も相当なものだったようなので、無理も無いかも・・。皇族側から見た話も読んでみたい。

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    2009年10月04日
  • 新装版 一絃の琴

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    女の執念!
    ぐいぐい読める引き込まれる内容。

    直木賞をとられたすばらしい本ですが、
    私的には錦に直木賞を...

    と思ってしまいます。

    錦の男の執念!の方が魅力的でした。

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    2025年12月18日
  • 藏 (下)

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    あとがき見るとモデルはほぼないようです。よかった。酒造りの話というよりは、ホームドラマ、恋愛ものという感じでした。もう少し烈ちゃんの活躍を見たかったです。

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    2025年06月06日
  • 藏 (上)

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    大好きな宮尾さんの作品を読んでます。ドロドロの内容ですが、モデルがある話なのである程度本当?と思い、引いてます。烈ちゃんが頑張る話だと思いますが、上は幼少時の話だけで終わってしまった。酒の話もそんなに出てきてないです。

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    2025年05月29日
  • 天璋院篤姫(下)

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    ものすごく面白かった………。
    随分昔から積んでいて、たぶんどこかの読書相談のコーナーで、女性のお話を読みたいとリクエストして教えてもらったものじゃなかったかなあ……立場は全然違うんだけど、シュテファン・ツヴァイクの『マリー・アントワネット』の近くに置いておきたくなりました。

    描き方が上手すぎる………。
    篤姫の態度が弱々しかったり態度がぶれていたら読み手は好ましく思えないし、かと言って何も揺らがずただ信じるのみだったらこれほど面白く読んだとは思えないし、これが細かい資料や取材のもとにあるとは承知の上で、それでも、というかだからこそ、こんなに魅力的なお話にできる力がものすごくて……。

    武家とし

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    2024年10月14日
  • 天璋院篤姫(上)

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    長く積んでたけどしっかり読んでみると面白くてどんどん進む〜!!篤姫のこの時代の女性らしいところも少年のような目を輝かせるところも落ち着いた女主としての顔もまるで政治を担う大人の男のような顔も全部面白い……周りのキャラクターも篤姫のいろいろな魅力を描くためにすごく効果的なキャラクターとして描かれててすごい。あと単純に敬語がものすごく好きなのでそういう身分だからこその敬語でのやり取りうっとりする……。下巻も楽しみ!

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    2024年10月14日
  • 天璋院篤姫(下)

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    天璋院篤姫の真骨頂が描かれている下巻は、日本の分岐点幕末明治維新の中で、篤姫がどのように生き抜いたかを激しく読むことができる。
    篤姫の歴史的意義を考えさせられた。

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    2023年11月12日
  • 天璋院篤姫(上)

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    篤姫の出世から家定への三番目の御台所へ上がる経緯を上巻では描かれている。
    篤姫のこころの動きを丁寧に描写し、島津今和泉家時代の奔放な女の子から、徐々に階段を上がるように境遇も思考も変わってくる様は、読者の興味を誘う。上巻の前半は少し退屈するが、後半から下巻まで一気に読み進みたくなる。

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    2023年10月23日
  • 天璋院篤姫(上)

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    なかなか幾島、家定との関係性が面白い。
    多分映像で見たはずだけど、あれは役者の見栄えもあるだろうから幾島のコブに関しては無かったものとして役者がやってたような気がしたけど、これは結構物語に重要な要素だと思った。

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    2023年08月24日
  • 藏 1

    匿名

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    雪国の酒蔵を舞台にしたある女性とその家族の物語。
    原作が言わずと知れた名著なので、未読の人もこのコミカライズをきっかけに興味を持てたらいいな、と思います。

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    2022年10月07日
  • 鬼龍院花子の生涯

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    ネタバレ

    花子が生まれて、これだけ松恵の苦しい気持ちを読んだ後で、花子を嫌わずにいられるだろうか?と不安が過ぎった。だが杞憂だった。『鬼龍院花子の生涯』ではあるが終始松恵の目から見た花子であったから。タイトルは花子だけれど、主人公は松恵と言えるだろうから。
    鬼政が権力を失っていく段階になるとページをめくる手が止まらない。子分にしても女にしても、意地でも死ぬまで関わりを切らさないのにも関わらず、実際はどんなに寄り添うたところで常に1人で、心から頼れる者もない虚しさ。
    他に登場した女たちが心の中ではどう思っていたのかも、少し知りたい気もする。
    この本の中で1番義理を通したのは、他ならぬ松恵だった。とにかく松

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    2022年03月10日
  • 小学館電子全集 特別限定無料版 『宮尾登美子 電子全集』

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    これはきっと序の口

    宮尾先生の淡々と語るような表現の仕方が個性を感じさせます。特に収録されている『岩伍覚え書』は、小説好きの人には一読の価値があると思います。ただこれは無料版で全体的に短めなので、きっと本作有料版ではもっと先生らしい描き方が読め、感じられると思います。

    #深い

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    2022年03月01日
  • 天璋院篤姫(下)

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    下巻は13代将軍から代替わりするあたりから始まり、公武合体、皇女和宮を嫁に迎える話に続く。天璋院の姑としての心構え、振る舞いに敬服する。時代考証に諸説あるとは思うが、一本筋の通った方だったのだろうと思う。

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    2022年02月08日
  • 天璋院篤姫(上)

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    幕末の時代に翻弄された女性のイメージで読み始めたが、大河ドラマの配役もなんとなくイメージしつつ、楽しく読み進められた。上巻は、本家の養女になり、13代将軍御台所までの お話だが、自分の運命に逆らわず、その時の置かれた立場で力を発揮する。私はそういう生き方を尊敬する。

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    2022年02月08日