宮尾登美子のレビュー一覧

  • 新装版 一絃の琴

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    う~ん、今回はいまいちのれなかったなぁ。苗と蘭子という二人の女性の人生を一絃琴を通して描かれています。対照的でもあるが類似性も併せ持つ二人の女性、私は苗の物語の方が好きでした。こんなにも何かに打ち込めるものがあるというのは幸せでもあるなぁ~とも感じました。

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    2012年05月28日
  • 東福門院和子の涙

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    大河ドラマのお江さんの末娘の和子さんの物語。大河ドラマ「江」には最終回に登場しましたね。女帝 明正天皇のお母さん。途中読むの挫折したけどなんとか読みきる。系譜図は前にもってきてほしかったな。

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    2011年12月08日
  • 東福門院和子の涙

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    東福門院は徳川家光の末妹で、天皇家に嫁し、中宮になった人だ。天皇には回りにお世話する女性が沢山いて、男子が他の女性からも産まれるのだが、将軍家が次の天皇の親戚にならないと意味が無いので、こっそり殺される。恐ろしい話だ。東福門院は6人子供を産むが2人だけが男子だが成長するまで亡くなったので、女性が天皇になる。
    平成天皇のお孫さんも皇太子には愛子様しかいないので、次の天皇が誰になるか、秋篠宮様の長男がなるか、これから話題になると思う。

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    2011年01月21日
  • 東福門院和子の涙

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    苦しかった

    歴史小説って こうなのかなぁ

    男と女って何?

    ...子が生める女に生まれたことを 幸せに思えばいいのかなぁ...
    うん
    そうだ‼そうしよう!

    でも 私 もう そんな歳じゃないなぁ...

    ならば、どう生かすか...うぅ〜む...

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    2011年01月12日
  • 東福門院和子の涙

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    和子姫のお側付きの女性の語り、という形式をとって
    書かれた作品。
    なので 和子姫の心情は 「ゆき」という女性が察したものと
    なっているが それが 思いのほか ラストまで読んでいて
    もどかしく思えた。
    しかも お輿入れのあたりまでのストーリーが冗漫で
    宮家へ入ったあとの和子姫の人生が 割と軽く流されている感じで
    物足りなさも覚えた。
    コレ・・大河ドラマになったら 脚本家は苦労するんだろぅな。(笑)

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    2010年11月19日
  • 新装版 一絃の琴

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    浦野所有。

    私の好きな「女の一生モノ」の長編で、直木賞を受賞しています。NHKの連ドラにもなったので、特定の年齢層での知名度は抜群。琴の講師をつとめ、幕末・明治・大正を生きた女性の物語です。

    宮尾登美子といえば大河ドラマの原作でもおなじみの歴史小説家ですが、それにしても書き方が独特すぎる! 一瞬、とまどいますよ。

    まず、マル(句点)がなかなか出てこない。すなわち、1文が長い。

    それと、先に種明かしをしてから物語を進めるんですね。たとえば、「○○が壮絶な一生を閉じたのは、それからひと月ほど過ぎたころだった」とかいう文面が突然現れるんですよ。それまで主役級に扱われていた人間の死が唐突に宣言

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    2010年05月13日
  • 東福門院和子の涙

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    武家の生まれながら禁裏に嫁いで行く女性の話

    血筋を守るために他の女性の腹を借りなければならないことを
    認めなければならない

    表向きには涙を流すことを自分に許していない女性が
    どのように 涙を流していたのか・・・

    あまりに切なく悲しいお話でした

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    2009年10月04日
  • 東福門院和子の涙

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    片や武家から天皇の皇后になり、自らが生んだ娘が
    女帝となった和子さま。

    もう一人は、民間から皇太子妃となられた雅子さま。

    この二人のまさこさまを見ていると、娘にしか恵まれず、

    別世界ともいえる皇室の世界で苦悩されている点が

    共通していると思うのはわたしだけでしょうか?

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    2009年10月04日
  • 天璋院篤姫(上)

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    ネタバレ

    今年の大河ですよね〜。
    出演している役者さん(宮崎あおいちゃん、堺雅人さんなど)が結構好きな方々ばかりなので、初めから観ておけばよかったな〜と、今思っております。
    「篤姫」と言われても「誰だそりゃ」という印象しかなかったのですが、ついこの間何かの番組(香取君が司会してるやつ)で篤姫のことをいろいろやっていて、とても魅力的な人物のようだったので興味を持ち、この本を買いました。
    徳川家のことや、大奥のことがたくさん出てきますが、事前に新選組を見たり読んだり、大奥のこともこの間本でちょっと調べたりしていた甲斐あって、以前ならわからなかった語句(中臈とか、御錠口とか)もすんなりわかって読みやすかった。

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    2023年08月29日
  • 藏 (上)

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    烈が、全盲になると診断されたとき、烈ががっくりしたのが目に浮かんで泣いてしまった。それでも頑張る烈をみて、あぁ烈は強い子だ。と心の中で応援した。しかし、読んでいるうちに、烈はかなりのお嬢様で、少しわがまま過ぎるんじゃないかと感じる部分も多々あった。また、その父親もなにか自分勝手に物事を進めていき、子供になにかあると、妻にばかり責任を押し付け責めるのは、勝手すぎると批判してしまう部分もある。それとは対照的に、せきはかわいそうだ、さほは本当に人間ができている。と、主人公よりも、周りにいる人たちのほうに、地味ながらも、良い印象を受けた。

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    2009年10月04日
  • 藏 (上)

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    とてもつらい設定なのに,暗い中に一筋の光があるようなお話.おばさまと烈は母屋を離れて暮らしたほうがいい,といいだすところまで.[2006.10.11.]

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    2009年10月04日