宮尾登美子のレビュー一覧
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大正から昭和にかけて、新潟の大地主で蔵元を営む田乃内家で9人目でやっと無事に育った烈。
父意造、母賀穂、叔母佐穂、祖母のむらに見守られ成長するが、烈には失明という過酷な運命が待ち受けていた。
あまりにも多くの死や悲しみを乗り越えて、酒蔵を再生させる烈とその家族の物語。
この手の本では珍しく、この人が好き!というような登場人物はいない。
烈の幼い頃の我儘さや傲慢さにはびっくりするし、意造には男の嫌らしさや勝手さを見せられる。せきは言うまでもないし…。でも、不思議なことに最後にはみんな少し好きになっていた。
佐穂があまりにも可哀想に感じたけれど、こういう、所謂「飼い殺し」の女性たちが珍しくなか -
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最近、いろいろなジャンルの本を読んでいる。
一時期は、自己啓発本を中心にしていたけど、やっぱり、普通の
小説が面白い。
そこで、昔マイブームだった歴史小説。司馬遼太郎さんの
歴史小説が好きだった。
で、今回手に取ったのは、「天璋院篤姫」。
読み始めて、言い回し、方言?、昔言葉?が読みにくい。。。
でも、この本から得たのは、人の上に立つ人間は、男性でも、
女性でも、感情的になってはいけないんだなぁー思った。
また、人の上に立つえらい人だからこそ、人よりも人一倍
気がつく事が必要なんだとね。
あと、後半、読みにくさに負けず、がんばって読みきろう! -
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浦野所有。
私の好きな「女の一生モノ」の長編で、直木賞を受賞しています。NHKの連ドラにもなったので、特定の年齢層での知名度は抜群。琴の講師をつとめ、幕末・明治・大正を生きた女性の物語です。
宮尾登美子といえば大河ドラマの原作でもおなじみの歴史小説家ですが、それにしても書き方が独特すぎる! 一瞬、とまどいますよ。
まず、マル(句点)がなかなか出てこない。すなわち、1文が長い。
それと、先に種明かしをしてから物語を進めるんですね。たとえば、「○○が壮絶な一生を閉じたのは、それからひと月ほど過ぎたころだった」とかいう文面が突然現れるんですよ。それまで主役級に扱われていた人間の死が唐突に宣言 -
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ネタバレ今年の大河ですよね〜。
出演している役者さん(宮崎あおいちゃん、堺雅人さんなど)が結構好きな方々ばかりなので、初めから観ておけばよかったな〜と、今思っております。
「篤姫」と言われても「誰だそりゃ」という印象しかなかったのですが、ついこの間何かの番組(香取君が司会してるやつ)で篤姫のことをいろいろやっていて、とても魅力的な人物のようだったので興味を持ち、この本を買いました。
徳川家のことや、大奥のことがたくさん出てきますが、事前に新選組を見たり読んだり、大奥のこともこの間本でちょっと調べたりしていた甲斐あって、以前ならわからなかった語句(中臈とか、御錠口とか)もすんなりわかって読みやすかった。