宮尾登美子のレビュー一覧

  • 東福門院和子の涙

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    最初が全然進まず、入内からやっと面白くなる。
    お江与の娘なので勝気かと思っていたらしおらしく柔和な方で、全然イメージが違っていた。
    我慢の人でもあり、徳川からみた和子だけど、御所の人からみた和子はどんな人か知りたくなった。

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    2020年12月08日
  • 藏 (下)

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    新潟の日本酒の蔵元に生まれた盲目の女性の成長と家族の話。

    新潟旅行に行くために読んだ本。子供が全盲になるのを必死に防ごうとする親、盲目ながら家の存続を真剣に考え、女性が禁忌である酒蔵を継ごうとする娘。。明治・大正・昭和と旧家の家長と妻・子供・叔母・後妻などが古いしきたりの中で ”家” や ”子供” を守ろうと己を殺しながら生きていく様を描いた物語。

    期待が大きかった分、拍子抜け。女性中心の心の葛藤やすれ違いなどが中心に描かれていて、期待していた醸造の厳しさ、禁忌に踏み入れる難しさなどはサラッとしている。これでは、蔵元は盲目の女性でも務まる簡単な仕事となってしまう。

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    2020年08月06日
  • 天璋院篤姫(下)

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    ‪天璋院篤姫の物語。大河ドラマ原作。地の文がやや説明的な感じがしましたが、考えてみれば篤姫は基本的に江戸城から出ていない人なのでそうなりますよね。‬
    ‪移動のほぼ無い人物についてここまで書ききるというのは、すごいことだなと思いました。‬

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    2020年02月03日
  • 天璋院篤姫(上)

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    大河ドラマがかなりアレンジされていたのがよく分かりました。
    わりとひらがなが多かったので読みやすかったです。
    早速続きも読みます!

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    2020年01月31日
  • 藏 (下)

    匿名

    ネタバレ 購入済み

     上巻と同様、救いのない状況が次々と田の内家にふりかかってくる。
     丈一郎は生まれて、健やかに育つが、事故がもとで亡くなってしまう。
     希望は烈であり、蔵を引き継ぐ、と意造に決心を話すところから、事態は好転しだす。そして、最後は烈が蔵の男衆の涼太と結婚を決めるところで話は終わる。その後の話として、田の内家は烈の息子の代まで蔵を続け、繁栄していく。最後の最後は明るい終わり方で良かった。
     女性目線の物語であり、短編集「楊梅の熟れる頃」より、繋がる話である。
     この小説は新聞小説であったようだ。話の区切りがよくわからなく、盛り上げ方が細かい周期である点にその特徴をを見ることができる。
     

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    2019年12月13日
  • 藏 (上)

    匿名

    ネタバレ 購入済み

     途中で何度かなんでこんなに暗い物語を読まねばならないのかと、後悔の念が起きた。
     新潟の大地主の意造は父から受け継いだ日本酒作りに精を出している。しかし、子供には恵まれず、生んでは死ぬことを繰り返していた。最後に生まれた烈は元気に育つが、入学前に鳥目であることが判明し、失明の可能性があると宣告されてしまう。そんな中、烈の母親の賀穂が病で死んでしまう。賀穂の妹の佐穂は烈の手助けに賀穂の生前から意造一家と一緒に暮らしていた。賀穂が亡くなったあと、佐穂が後添えになると思われていたが、意造は芸者のせきを後妻に入れる。その少し後に意造の母、むらが亡くなる。せきには男の子、丈一郎が生まれる。烈は自分の

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    2019年11月28日
  • 天璋院篤姫(上)

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    大河ドラマ「西郷どん」に登場したのを見てどんな人か興味を持ったので読んでみた。
    これ以上読むとドラマの進行を追い越してしまうので、とりあえず上巻でやめておこう。

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    2018年12月31日
  • 鬼龍院花子の生涯

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    実話だと思い込んでいたが、違うんですね。にしては、花子に触れるページ数少なく、父親の鬼政に大部分のページが割かれ、時系列に沿った構成はノンフィクション本を髣髴される。戦後ヤクザの物語り。

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    2018年10月30日
  • 天璋院篤姫(下)

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    NHKの「西郷どん」を観てて、ふと手のとってしまった。違った視点で見れて、またドラマが面白くなりそう。ちなみに、「篤姫」は観てません。

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    2018年06月16日
  • 鬼龍院花子の生涯

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    再読。かれこれ3回目かな。
    鬼龍院花子の生涯といいつつも
    花子の父 鬼政の物語であり
    鬼政の養子 松恵の生涯である。むしろ主人公は松恵と言っても過言ではない。

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    2016年05月13日
  • 東福門院和子の涙

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    二代将軍、徳川秀忠と江姫との間に産まれた「徳川和子」の一生を侍女の視点から描く。

    当時は当たり前だったであろうお家の為の結婚、京都と江戸の価値観の違い、江戸期の朝廷の様子など、物語と合わせて時代背景を読み取るのも面白い。

    武家から朝廷へ嫁ぐという前代未聞の結婚を静かに受け入れる和子姫。その強さ、健気さに涙が止まらない。

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    2015年10月14日
  • 鬼龍院花子の生涯

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    大正4年、土佐で任侠業を始めた鬼政の親分。任侠道、飛行機や相撲興行、労働運動など最盛期、妾の一人娘花子を甘やかして育てる。鬼政の死後、やくざとの2度の結婚、別れた後仕事を転々として死ぬ。養女松恵が語る。

    名前はよく耳にしていたのですが、初めてその内容を知りました。花子の一代記かと思っていたのですが、ちょっと違っていました。

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    2015年08月29日
  • 天璋院篤姫(下)

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    宮尾さん、粘っこく丁寧なんだよなぁ、だからむしろ苦手・・大河ドラマで脚光を浴びたけど特に興味はなく、気分転換で読みました。前半は期待もあったけど、後半は時代背景以外むしろ読むのが苦痛。まぁ、大奥が舞台だから好みの問題でしょうね。篤姫と和宮の対立なんて気分が悪いだけ。篤姫の信念、生き方にも共感出来ない。ただ歴史を別の側面から観る楽しみはあった。歴史的人物については・・やはり慶喜の評価は悪い(笑)

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    2015年01月16日
  • 東福門院和子の涙

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    武家の子として禁中へ嫁ぐことは、男子以上に並々ならぬ覚悟が必要だった時代
    和子姫はそれでも徳川のため、国のために、帝に尽くし、己の本分と重責を果たすべく、過酷な定めを生きるのである

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    2014年11月24日
  • 東福門院和子の涙

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    ネタバレ

    公武合体といえば幕末の「和宮」しか知らなかった。
    これは江戸幕府始まりのころの公武合体のために幼くして徳川家から禁裏へ輿入れした「和子(まさこ)」の物語をお付きの今大路ゆきが想いで話として語る形をとった作品。

    現人神と称される上様に自由にお目通りもかなわずひたすらに「待つ」当時の女の気持ちを描いているが歴史を正しく表したものではなくあくまでも「ゆき」の心情の元に語るお話。

    「姫様一番」という思いが少々ウザったくもあるけれど、当時も女子はこのようなものだったのかと切なくもなる。

    和子姫の花嫁行列のあたりは読んでても凄く華やかで大そうなものであったのが感じ取れて映像が浮かぶようだった。

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    2014年06月21日
  • 天璋院篤姫(上)

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    大河ドラマは見ないので、真っ白な状態で読みました。
    強い女性の話が読みたくて選んだんですが
    読み進む内に気づいたんですが、賢く優しい
    女性の話でしたね

    どの人物も実によく作りこまれていて、特に母のお幸や
    幾島が素敵です

    家定との独特の関係に揺らぐ篤姫の無意識のうちの
    度量の大きさゆえの優しさに感服。
    我が身をふりかえり反省しきり…
    篤姫のような人は本人は無言で何もしなくても
    気づいたら中心にいたりする人物なんですよね
    いつも可憐な宮崎あおいちゃんとイメージが正反対…。

    あまり時代小説は読まず歴史エッセイばかり
    読んできたので、人名でちょっと苦労しましたが
    時代小説も面白いなあと気づかせて

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    2014年06月13日
  • 天璋院篤姫(下)

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    島津の分家から将軍の嫁へ、誰もが羨むシンデレラストーリーの裏では、自由を奪われ、政権の道具とされつつも気丈に自らの役割を全うしようとする女性がいた!

    とか、そんなとこか。

    読んでいて、何の裏付けがあってそんな風に篤姫が思ったと言えるのか。重要な感情であればあるほど、ただの作者のそうであって欲しいという願いでしかないように思える。
    話としては悪くはないし、題材としても面白いが、形にするには材料が足りなかった、そんなとこか。

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    2014年04月13日
  • 新装版 一絃の琴

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    一弦琴というものを初めて知りました。
    登場する女性、いずれも意志が強い。明治大正昭和と時代は巡り、今の平成にこういう女性って少ないのかも。

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    2014年01月24日
  • 天璋院篤姫(上)

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    外様大名の分家筋のお姫様が御台所として出世を果たし、大奥を統べ滅びゆく徳川幕府を賢明に支えていった篤姫の生涯の物語。こう書いてしまえば、至極あっさりであるが、なにせ権謀術策が複雑に絡み合う幕府中枢のお話であり、故に奥といえども簡単ではない。まずもって、何故島津の姫が御台所にというとこから何やらきな臭い。そして、へたな中小企業の社員数より多い大奥の女を統率することからして難問である。上巻は島津斉彬より受けた密命により世継を水戸藩の息がかかる慶喜にするのか、はたまた自分の直感を信じて幼少ではあるが家定とするか、出身母体と嫁ぎ先のそれぞれの理で揺れる話が印象的である。

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    2013年12月19日
  • 東福門院和子の涙

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     「篤姫」を読んで俄然面白くなってきた江戸時代。幕末を生きた篤姫に対し、徳川幕府が開かれた頃は・・と選んだのが、この本。二代秀忠と江の間に生まれ、天皇家へと嫁いだ娘 和子の一生を、おつきの女性からの視点で語るというもの。
     当時の文化、風習がよくわかり、読み応えがありました。自分の思いとは別のところで決められた定め。それに身を任せることしかできなかった時代。それでも、凛として歩んでいった和子のことを思うと、小さなことでイライラしてたらいかんぜよ!と思うのです。やっぱり好きだな~この時代。

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    2012年12月14日